2019 令和元年11月8日(金)のできごと(何の日)

令和192日目

令和元年11月8日(金)

2019/11/08

【東須磨小学校教員間暴行・暴言問題】加害教員が給与差し止め不服で審査請求

神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題で、市の条例改正で「分限休職処分」を受け、給与を差し止められた加害教員4人のうち30代の男性教員1人が、処分を不服として取り消しを求め、市人事委員会に審査請求したことが8日、関係者への取材で分かった。男性教員側は「職員の意に反した休職について、刑事事件で起訴された場合に限る地方公務員法の委任範囲を超えている。身分保障の観点から適当ではない」などと、市の対応を批判している。

市は、加害教員4人に有給休暇を取らせていることに市民らの批判が殺到したため、4人の給与差し止めを念頭に条例を改正。分限休職処分の対象に職員が重大な非違行為を犯し、起訴される恐れがある場合などを追加した。市教育委員会が諮問した職員分限懲戒審査会は「一部教員は起訴される蓋然性(確実性の度合い)が非常に低い」などとし、4人への改正条例適用を「不相当」と判断。だが、市教委は10月31日から4人を分限休職処分とし、給与を差し止めた。

男性教員側は、審査請求書で改正条例について「『重大な』『恐れ』など、極めて抽象的な文言で休職事由を拡大している」とし、「仮に条例が有効だと解する余地があるとしても、さかのぼって適用するのは違法」と断じている。

同処分の手続きでは、そもそも「処分対象となる行為を知らされていない」などとし、弁明の機会が保障されていないと主張。市教委が処分説明書に記載した地方公務員法の根拠条文に誤りがあることも指摘している。処分自体も「暴行・暴言の期間や頻度が異なる他の加害教員と一律に行っている」と問題視する。

代理人を務める弁護士によると、男性教員は「自分が関与した部分について、相応の懲戒処分をするというのならやむを得ないが、今回の分限休職処分は全面的に納得できない」と話しているという。《神戸新聞》



【桜島】噴煙5500メートル

8日午後5時25分ごろ、鹿児島市の桜島・南岳山頂火口で爆発的噴火があり、噴煙の高さが火口から5500メートルに達した。鹿児島地方気象台によると、桜島で5千メートル以上の噴煙が上がったのは、昭和火口での2016年7月以来で、南岳山頂火口では00年10月以来。鹿児島県によると、被害は確認されていない。

気象台によると、南岳山頂火口では今年既に130回以上の爆発的噴火を観測しており、今月7日にも、噴煙が3000メートルを超える爆発的噴火が2度あった。山体の膨張も確認されており、南岳直下のマグマの供給量が増えているとみられる。《共同通信》

【羽田空港】断水解消

羽田空港の国内線第2ターミナルビルで6日朝から続いていた断水は、8日午後1時半頃に解消し、給水が再開された。

ビルに水を供給する「空港施設」などによると、6日朝に空港側から、水道水に塩気があるとの連絡があり、第1、第2の両ターミナルビルで水の供給を停止。運航に影響はなかったが、大半の飲食店が休業し、トイレの手洗い場が使えなくなるなどした。

第1ビルは6日中に給水を再開したが、第2ビルは水質検査が長引いていた。8日、塩気がなくなったことが確認され、2日ぶりに断水が解消された。原因はわかっておらず、同社は調査を進める。《読売新聞》

【体操・橋本大輝選手、萱和磨選手】W杯代表に

体操男子で来年の個人総合ワールドカップ(W杯)シリーズ代表選考会を兼ねたスーパーファイナルは8日、群馬県の高崎アリーナで行われ、世界選手権代表で18歳の橋本大輝(千葉・市船橋高)が初優勝し、2位の萱和磨(セントラルスポーツ)までがW杯代表に決まった。2人は全4戦のW杯シリーズに2試合ずつ出場し、結果次第で東京五輪代表に決まる可能性がある。

昨年新設されたスーパーファイナルはNHK杯の上位選手ら12人で争われ、技の難度を示すDスコア(演技価値点)が6種目合計で35点未満だった選手が0.5点の減点を受ける特別ルールで実施した。《共同通信》

【ボクシング・井上尚弥選手】「楽しかった」

異なる団体の世界王者らで争うワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)のバンタム級を制した世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)同級王者の井上尚弥(大橋)が、WBA同級スーパー王者のノニト・ドネア(フィリピン)を3-0の判定で破った決勝から一夜明けた8日、横浜市内で会見した。前夜は一睡もできなかったという26歳は「このトーナメントが終わり、正直ほっとしている。家族と平和な日常が戻ってくるうれしさをかみしめながら過ごしたい」と安堵の表情を浮かべた。

激しく打ち合ったドネア戦については、9回に相手の右ストレートを受けてぐらついた後、長男の明波君の顔が脳裏をよぎったと明かした。井上尚は「それで持ちこたえられた。家族の存在がボクシングに与える影響はでかい」としみじみ。当面はバンタム級にとどまる予定で、「気持ちとしては拓真の敵討ちをしたい」と世界ボクシング評議会(WBC)同級王座統一戦で弟の井上拓真(大橋)を破ったノルディーヌ・ウバーリ(フランス)との対戦を熱望した。《産経新聞》

7日に開かれたワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント決勝で敗れた5階級制覇のWBA同級スーパー王者ノニト・ドネア(36)が一夜明けた8日、自身のツイッターを連続10回に渡って更新。試合に勝利したWBA&IBF世界同級王者・井上尚弥(26)から一晩、トロフィーを借りたことを明らかにした。

ドネアは神、関係者に感謝する言葉でツイートを始め、後半には日本に感謝の意を示した。その後、家族について「優勝者に与えられる『モハメド・アリ・トロフィー』を獲得するため、日本に来た。私は息子たちにそれをこの日の朝に見せると約束していた」と投稿。ドネアは敗れて約束は果たせなかったものの、「息子に朝見せるという約束を果たすために、涙ながらに井上に貸してくれるように頼んだ」とつづった。

動画で、トロフィーの背後にサングラスをかけ、フードをかぶった姿のドネアが座り、トロフィーの両サイドにドネアの息子2人が立って「ありがとう、井上さん。おめでとうございます」と井上に感謝する場面を投稿。「息子たちは私たちが決して家に持ち帰ることができないトロフィーを見てもっとハードにトレーニングに励みたいという意味を理解すると思う」とし、「愛と支援に溢れている」と感謝した。

なお、トロフィーは一夜明け会見のため、井上に返却されている。《スポニチ》

【JR西日本・来島達夫社長】北陸新幹線2編成は廃車

JR西日本の来島達夫社長は8日、東京都内で記者会見し、台風19号のため水に漬かった同社所有の北陸新幹線車両「W7系」2編成について「座席まで浸水しており、車両としての使用は難しいと判断した。廃車の手続きに入る」と明言した。失う車両の代わりに、新たに2編成を造る方針も表明した。今後の浸水対策として、車両を事前に避難させる方法の検討を進める考えも示した。

北陸新幹線は2023年春に金沢駅から福井県の敦賀駅へ延伸開業の予定。来島社長は、新造車両の投入時期に関し「見極められていない。敦賀延伸に合わせ追加投入する編成の製造工程との兼ね合いもある」と述べた。《共同通信》

【那覇市消防局】首里城火災の動画公開

那覇市消防局は8日、那覇市の首里城火災で記録のために撮影した消火活動中の動画を、共同通信の情報公開請求に基づき明らかにした。炎と煙が噴き出し火の粉が舞う中を、隊員が消火に当たる様子を捉えていた。

公開した動画は計6本。10月31日午前2時40分に非常ベルが鳴ってから約1時間20分後の午前3時58分から、同5時35分までの間の計3分強を断続的に撮影した。火災で崩れ落ちる前の正殿や、姿勢を低くしてホースで水を掛ける隊員らの姿が記録されていた。消防局は「熱気が上昇し、立つことができなかった」と説明する。《共同通信》

【日経平均終値】2万3391円87銭(前日比61円55銭高)

8日の東京株式市場は米中貿易協議の進展期待を背景に買い注文が優勢になり、日経平均株価(225種)は4日続伸、約1年1カ月ぶりの高値を付けた。

終値は前日比61円55銭高の2万3391円87銭。東証株価指数(TOPIX)は4.64ポイント高の1702.77。出来高は約16億2680万株だった。《共同通信》

【神奈川県警】下半身露出で男性警部処分

神奈川県警監察官室は8日、下半身を露出したなどとして、公然わいせつの疑いで県警オリンピック・パラリンピック対策課所属の男性警部(44)を書類送検するとともに、減給100分の10(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。男性は同日、依願退職した。

書類送検容疑は8月19日午前4時半ごろ、同県二宮町の雑居ビルの1階外階段で、女性に自身の下半身を触らせるなどのわいせつな行為をしたとしている。

同室によると、男性は前日の18日、同県藤沢市内で同僚と午後9時ごろまで飲酒後、電車で同県平塚市内に移動し、風俗店を利用。19日午前1時前にJR平塚駅のホームで面識のない30代女性に声をかけ、JR二宮駅までともに移動して犯行に及んだ。

女性も酒に酔っていたという。通行人の男性が110番通報し、駆けつけた県警大磯署員が身柄を確保。取り調べに対し、男性は「自分の性欲のまま、行為に及んでしまった」などと供述したという。《産経新聞》

【高市早苗総務相】NHKに業務縮小を要請

高市早苗総務相は8日の閣議後の記者会見で、NHKのテレビ番組のインターネット常時同時配信に関連して、NHKに受信料の在り方のほか業務の縮小や効率化を検討するよう要請したと明らかにした。NHKが同時配信の認可を申請したことに対し、総務省としての基本的な考え方を発表した。NHKは総務相の認可を経て2019年度中の開始を予定していたが、サービス内容の見直しを迫られる可能性がある。

高市氏はNHKの常時同時配信の実施基準案について、コストが適正かどうかなどに懸念を表明した。ネット業務が、NHKの肥大化につながる恐れがあるとの考えを示した。《共同通信》

【安倍晋三首相】英語試験見送り陳謝

安倍晋三首相は8日の参院予算委員会の集中審議で、大学入学共通テストへの英語民間検定試験の導入見送りに関し「関係してきた皆さまに多大なご心配とご迷惑をお掛けした。そうした点は申し訳なく思っている」と陳謝した。「グローバル人材を育成する上で英語は重要なツールだ。しっかりと準備し、受験生の皆さんも納得できるようなものにしていく上で、責任を果たしたい」と制度見直しを加速させる考えも示した。担当の萩生田光一文部科学相は適任だとの認識も強調した。

立憲民主党の福山哲郎氏は、共通テストで新たに導入予定の国語と数学の記述式問題は採点に課題が多く、中止するよう要求した。《共同通信》

【安倍晋三首相】「世界最多の国会出席」

安倍晋三首相は8日の参院予算委員会の集中審議で、首相が出席する予算委を積極的に開催すべきだと主張する立憲民主党の福山哲郎幹事長に対し「世界で私は恐らく最も圧倒的に多くの時間、国会の質疑に応じている」と強く反論した。

福山氏は「国政の重要課題はたくさんある。予算委にもっと出てきてほしい」と要求した。

首相は「憲法によって国会から求められれば説明する責任がある」と断った上で、「先進7カ国の首脳はだいたい年間40時間ぐらい質疑しているが、私は200時間を超えて国会に出て質疑に応じている」と強調した。

この日の集中審議はNHKで中継されており、首相は「まるで私がほとんど国会に出てきていないかのごとく議論されるから、違うということを国民に示したい」と訴えた。《産経新聞》

【香港】デモで初の死者

香港で8日朝、警察とデモ隊の衝突現場近くで負傷して重体となっていた男子大学生(22)が死亡した。香港の民主派議員団は「デモ現場での負傷による初めての若者の死だ」との声明を発表し、警察に真相究明を求めた。8日午後から追悼行事やデモが行われ、今後、抗議運動がさらに激化する可能性もある。

香港警察などによると、大学生は4日午前1時過ぎに、新界地区の駐車場の2階に倒れているのが見つかった。3階から転落したとみられ、頭部などを強打して意識不明となっていた。

警察は、直前に約100メートル離れた場所で催涙弾を使ってデモ隊を排除していたが、駐車場は対象としていなかったと説明している。監視カメラで、大学生が転落の約30分前から一人で駐車場にいたことが確認されたが、転落の具体的な状況は不明だ。

香港紙・明報(電子版)などによると、8日夜には約10人の警官らがデモ隊に包囲され、うち1人の私服警官が空に向けて威嚇発砲した。《読売新聞》



11月8日のできごと

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