平成4248日目

2000/08/25

【郵政省】衛星ネットを柱に820億円要求

森喜朗首相の日本新生プランの柱となる情報技術(IT)対策で、通産、郵政省など関係省庁の来年度一般関連予算でのIT関連の概算要求の骨格が25日、分かった。

各省庁が、自民党政務調査会のIT対策戦略チームに報告したもので、電子政府の推進や情報格差是正、森首相が主要国首脳会議(沖縄サミット)で公約したアジアなどへのIT支援などを軸に、本年度予算額を大きく上回る要求規模となっている。

郵政省の要求額は、衛星を使って超高速・大容量のインターネットを実現する「スペース・インターネット」の開発費を柱に本年度予算比48%増の820億円、通産省は同2.9倍の126億円。



【大分一家殺傷事件】少年「金盗んだ」

大分県野津町の一家6人殺傷事件で、殺人などの容疑で逮捕された高校1年の少年(15)が、三重署捜査本部の調べに「殺傷事件より前に自宅にあった脚立を使って、被害者宅に忍び込み、たまたま室内に金があったので盗んだ」などと供述していることが25日、分かった。

この脚立は既に、少年の供述に基いて近くの川で発見、押収されている。捜査本部は、供述の裏付け捜査を進めるとともに、侵入の目的や殺傷事件との関連についても調べている。

一方、大分地裁は同日午後、少年について、大分地検の請求通り26日から9月4日まで10日間の拘置延長を認める決定をした。引き続き佐伯署で拘置する。《共同通信》

この日の民主党

「国会の議論は無視された」瑕疵担保見直しなき日債銀譲渡決定で談話

一時国有化されている日本債券信用銀行が9月1日付けで、ソフトバンク、オリックス、東京海上火災保険の3者連合に譲渡されることが25日、最終的に決まった。

民主党は岡田克也財政・金融担当ネクスト大臣名で談話を発表し、瑕疵担保特約が撤回されなかったことに強く抗議した。

談話では、「政府は国会の議論の推移を見守るためと称して、日債銀の譲渡契約を1ヶ月延長したが、この間特約の白紙撤回が交渉された形跡もないどころか、逆に特約の運用を厳格化しないことを約束するなど、国会の議論は完全に無視された」と政府の姿勢を強く批判。金融再生法の趣旨に則り、問題債権を厳格に査定して、整理回収機構に完全分離するよう重ねて求めた。

参議院滋賀県補選にのりくも俊邑さんを擁立決定

衆議院選挙後最初の国政選挙となる参議院滋賀県補欠選挙(10月5日告示、同月22日投票)に民主党は25日、公認候補として法雲俊邑(のりくも・しゅんゆう)さんを擁立することを25日の持ち回り常任幹事会で決めた。

法雲さんは1948年生まれで52歳。70年に大谷大学文学部を卒業し、米国・ノースウエスタン大客員研究員などを経て、88年から滋賀大、89年から龍谷大社会学部教授として情報工学を教えている。98年からは民主党滋賀県連副代表を務めている。

法雲さんは25日に滋賀県庁で山元勉県連代表(衆院議員)と記者会見し、「人の心がすさむ世の中になっている。人々の温かさ、人間性を基本にもう一度日本を再構築してみたい」と抱負を述べた。また山元代表は、「今の政治を変える気持ちを持っているし、IT(情報技術)の専門家としても活躍してもらえる」と法雲さん擁立の理由を説明した。

同補欠選挙には、これまでに自民党、共産党の新人候補が名乗りを上げている。《民主党ニュース》



8月25日のできごと