平成3984日目
1999/12/05
この日のできごと(何の日)
【タイ・バンコク】高架式鉄道開通
タイ初の高架式鉄道であるバンコクの「スカイトレイン」が5日、プミポン国王の72歳の誕生日に合わせて開通した。大気汚染改善や世界一ひどいといわれる交通渋滞の解消が狙いで、バンコク特別行政区のピチット知事は「私有車やタクシーの利用が減り、市中心部の交通渋滞が確実に解消する」と強調している。
スカイトレインは、タイで初めて自動式改札機も導入し、2路線で総延長は23.5キロ。バンコク特別行政区が1992年に民間に建設と運行を委託、12億ドルを投入した。料金は10−40バーツ(約30−120円)。子ども料金はなく、身長90センチ以下の子どもは無料というシステム。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【イチロー外野手、福島弓子さん】結婚会見
プロポーズの言葉は「結婚しようか」−。米国で挙式したプロ野球オリックスのイチロー外野手(26)と元TBSアナウンサー福島弓子さん(33)が5日帰国し、神戸市内で記者会見した。
午後7時からの会見の冒頭、イチロー選手は報道陣を通してファンへ結婚の報告をした。個人的な交際が始まったのは平成9年夏からで、昨年1月にイチロー選手から「結婚しようか」とプロポーズしたことも明かした。
「積極的だったのは僕のほう。具体的には企業秘密」とイチロー選手。2人そろって結婚指輪を示し、質問に見つめ合いながら答える熱々ぶりだった。
会場のホテルには、200人を超す報道陣が殺到、熱気に包まれた。イチロー選手は「帰国してから報告するつもりでしたが、このようにお騒がせし…」と頭を下げた。
これに先立ち、2人が帰国した関西空港の到着ロビーでは、報道陣や旅客ら約300人が待ち構え大混雑。あちこちから「かっこいい」などと歓声が上がり、「おめでとう」と拍手がわくと、2人は照れた表情ながらも笑顔を見せた。《共同通信》
【ゴルフ】日本シリーズJTカップ最終日
日本シリーズJTカップ最終日(5日・東京よみうりCC=6958ヤード、パー70)4打差の2位からスタートした細川和彦が64で回り、通算10アンダー、270で9月の全日空オープンに続く今期2勝目を挙げた。細川はツアー通算6勝目で、賞金3000万円と5年シードを獲得した。
賞金ランキングトップの尾崎直道が5位に終わったため、この2人に絞られた賞金王争いは最終戦のファンケル沖縄オープンもつれ込むことになった。
細川はショット、パットとも好調で、アウトで3バーティーを奪い、首位スタートの伊沢利光に1打差に詰め寄った。後半は10番のバーディーで並ぶと、さらに2バーティーを加えて逆転した。
70とスコアを伸ばせなかった伊沢が2打差の2位、63で回った片山晋呉がさらに2打差の3位となった。《共同通信》
【福岡国際マラソン】
シドニー五輪の日本代表選考レース第1戦、福岡国際マラソンは5日、福岡市の平和台陸上競技場発着のコースで招待選手23人を含む116選手が参加して行われ、日本勢は小島宗幸(旭化成)が2時間9分9秒で4位に入ったのが最高だった。
一般参加のゲゼンゲ・アベラ(エチオピア)が2時間7分54秒で優勝し、外国人選手が大会8連覇。1秒遅れの2位はモハメド・ウアーディ(フランス)、3位はバンデルレイ・リマ(ブラジル)だった。森下由輝(旭化成)が2時間9分36秒で5位、復活をかけた早田俊幸(ユニクロ)は2時間10分38秒の7位にとどまった。
小島宗は33キロ辺りから徐々に先頭グループから後退。終盤もペースが衰えなかった外国人選手の争いとなり、最後はアベラが競り勝った。《共同通信》
【フィギュア・NHK杯】最終日
フィギュアスケートのグランプリ(GP)第6戦、NHK杯国際競技会最終日は5日、名古屋市総合体育館で女子シングルの自由演技を行い、世界チャンピオンのマリア・ブッテルスカヤ(ロシア)がショートプログラム(SP)での2位から逆転優勝し、今季のGP3勝目を挙げた。
長野五輪代表の荒川静香(宮城・東北高)は、ジャンプで細かいミスが出て5位。前回大会で3位だった村主章枝(早大)はSPでの6位から8位に後退した。
新鋭のビクトリア・ボルチコワ(ロシア)が2位に入り、前回優勝のタチアナ・マリニナ(ウズベキスタン)は3位だった。《共同通信》
【スピードスケート・W杯】短距離第2戦
スピードスケートのワールドカップ(W杯)短距離第2戦、ワルシャワ大会最終日は5日、男女各2種目を行い、男子500メートルで清水宏保(NEC)がリンクレコードの35秒79をマーク、前日に続いてこの種目に連勝した。通算では22勝とし、W杯日本選手最多勝利記録を更新した。
2位は36秒18のジェレミー・ウォザースプーン(カナダ)。堀井学(PJMジャパン)は4位だった。
女子500メートルはモニク・ガルブレヒト(ドイツ)が。39秒39で勝ち、W杯今季3勝目を挙げた。2位は39秒58の三宮恵利子(富士急)で、岡崎朋美(富士急)は4位だった。《共同通信》
【民主党・鳩山由紀夫代表】情勢見極めて不信任案提出
民主党の鳩山由紀夫代表は5日午後、青森市内で記者会見し、小渕内閣不信任決議案の提出について「国民に全く無意味なことをやって、と思われるような形で不信任案を出すことは戒めなければならない。追い詰めるような環境をつくっていきたい」と述べ、終盤国会の情勢を見極める考えを示した。
鳩山氏は終盤国会の争点として(1)衆院比例代表削減問題(2)企業・団体献金問題–を挙げ、「自自公政権がどこまで自説を押し出してくるのかの状況によって内閣に対する信任、不信任の議論が出てくる」と述べた。《共同通信》
【民主党ニュース】
全都道府県で地方組織そろう/青森県連が結成大会
民主党青森県連の結成大会が5日、青森市内のホテルで鳩山由紀夫代表を招いて行われた。青森県連の発足で、昨年4月の民主党の結成から1年9か月で47都道府県すべてで支部結成が完了した。
この日の大会では、代表に戸来(へらい)勉さん、副代表に田中幸蔵さん、幹事長に奈良祥孝さんなどの役員を選出。鳩山代表は、「政権をとらない政党は意味がない。すべての都道府県組織ができたので、これから政権取りを進めていきたい」と挨拶した。