平成2384日目

平成7年7月19日(水)

1995/07/19

【女性のためのアジア平和国民基金】発足

元従軍慰安婦を対象とした民間募金による「女性のためのアジア平和国民基金」の第1回理事会が19日午前、東京都内のホテルで開かれ、同基金が正式発足した。

理事会には有馬真喜子・国連婦人の地位委員会日本代表ら6氏が出席、募金活動を8月上旬からスタートさせることを確認。理事長には原文兵衛参院議長が22日の参院議員の任期切れ後に就任することも了承された。

五十嵐広三官房長官は理事会であいさつし「今回はあくまでスタートであり、今後の努力が必要だ。政府も全力を挙げて努力する。政府としての責任、おわび、反省もこの機にしっかりと内外に明らかにしたい」と、政府が全面的に協力していく姿勢をあらためて表明した。

募金の目標額や元慰安婦への一時金の額についても意見交換したが結論は出ず、今後継続して検討していくことになった。

同基金は理事会と基金運営審議会を中心に運営され、元首相夫人の三木睦子さんらの呼び掛け人は経済界などへの協力要請や、元従軍慰安婦関係団体への趣旨説明などに当たる。《共同通信》



【Jリーグ・サントリーシリーズ】第25節

Jリーグ・サントリーシリーズ第25節(19日・日本平ほか=7試合)マジック1の横浜マリノスが清水エスパルスに1−2で敗れ、優勝は最終節(22日)に持ち越された。ヴェルディ川崎は浦和レッズに延長の末、2−1で勝って、自らの持つJリーグ記録の11連勝に並び、優勝への可能性を残した。最終節で、横浜Mが勝てば優勝。PK戦以外で敗れた場合、川崎が勝てば勝ち点49で並び、得失点差で上回る川崎の逆転優勝となる。ジェフ市原は名古屋グランパスに0−5で、ベルマーレ平塚は鹿島アントラーズに1−2で敗れ、ともにV争いから脱落した。《共同通信》

【グエン・ドクさん】自力排便のための手術

ベトナムから来日している結合双生児グエン・ドク君(14)が19日、三重大医学部付属病院(津市)で自力で排便できるようになるための手術を受けた。ドク君の人工肛門を閉鎖し、大腸と直腸をつないで自然の肛門の機能を回復させるのが目的。手術は午前10時ごろ始まり、午後4時前に終わった。《共同通信》

【村山富市首相】反核姿勢強める

村山首相は19日、広島市内で記者会見しフランスの核実験再開について、国連総会への決議案提出とともに20日に駐日フランス大使を首相官邸に招き官房長官が改めて抗議することを明らかにするなど、強い姿勢を打ち出した。この背景には、中国、フランスの核実験について政府の対処が「手ぬるい」などの批判をかわす狙いがある。同時に、参院選を強く意識し、村山内閣として核廃絶に向けた主張をアピールしたいとの思惑があるのも確かだ。

核実験の再開問題をめぐっては、新進党が与党に先駆けてフランス製品の不買運動を提唱。このため、政府・与党としても抗議の姿勢を明確にする必要があるとの判断が働いたようだ。《読売新聞》

【政界談話室】

○・・・村山富市首相は19日午後、遊説途中に立ち寄ったJR岡山駅構内の売店で買い物を楽しんだ。店員から勧められた名産の桃とブドウを試食して「おいしい」連発。「あんまり金ないな」と言いつつも、胸ポケットから財布を取り出し、桃とマスカットを合わせて1万5000円買った。その後、桃太郎のぬいぐりむに目をやって「桃太郎にあやかって日本一にならなければ」とこちらも買おうとしが、首相はまた「金がない」と独り言。結局、同行した参院議員がプレゼントしたが、参院選後に予想される厳しい局面で桃太郎にあやかって味方を集められるか?

○・・・自民党の森喜朗幹事長はこの日、那覇市内での講演で激しい新進党批判を展開。新進党のテレビコマーシャルで海部俊樹党首が「政治は心が大事」と言っていることを取り上げ「(自民)党の総裁をやった“お父さん”なら子供を残して、毛針に引っ掛かって(党を)出ていくようなことはしない。新進党の党首がテレビに出たらパッと水を掛けてください」と渡辺美智雄氏ばりの毒舌。同党のポスターについても「細川、羽田、海部の3人が並んでいるが、単位の取れない落第生の首相ばかりだ」と選挙戦終盤に向けてボルテージは上がるばかり。《共同通信》

7月19日のできごと