平成2388日目

平成7年7月23日(日)

1995/07/23

【第17回参院選】新進党が躍進

連立政権時代に入り初の本格的国政選挙となった第17回参院選は23日投票、即日開票された。24日午前2時現在、社会党は過去最低の20議席を下回る敗北で、16議席まで落ち込む公算となった。自民党は選挙区と比例代表を合わせ46議席と振るわず、当初の公認候補だけでは50台を割り込んだ。

一方、新進党は選挙区での好調に加え、比例では自民党を上回り、改選19議席を倍増する躍進。自民、社会、さきがけの与党3党は、非改選議席と合わせた参院の過半数は維持、改選過半数の64議席も辛うじて超えた。

与党各党首は選挙結果を受けて会談、村山富市首相の続投と3党連立の枠組みを維持することで一致した。しかし新進党躍進・社会党退潮で二大政党化の潮流が表れたことにより、新進党が対決姿勢をより強めるのは必至。政局は不安定さを増そう。《共同通信》



【阪神・中村勝広監督】辞意申し入れ

阪神の中村勝広監督は23日の広島戦終了後、三好一彦球団社長に会い「前半戦の成績の責任をとってユニホームを正式に脱ぎたい」と正式に辞任を申し入れた。これに対し、三好球団社長は「大事な問題なので、オーナーに直接伝えてもらう」と答えるにとどまり、中村監督は24日、電鉄本社を訪ね、久万俊二郎オーナーに了承を得ることになった。

その後、行われた記者会見で中村監督は「今シーズンは球団創設60周年の大事な年なのに、前半戦は不本意な成績に終わってしまった。ファン並びに球団に申し訳なく、ユニホームを脱ぐことによって責任を取りたいと申し入れた」と淡々とした表情で語った。《読売新聞》

【武豊騎手】通算1000勝達成

中央競馬のスーパージョッキー、武豊騎手(栗東・フリー)は23日に行われた第2回小倉競馬4日目の第3レースで、エールノコイビトに騎乗して1着となり、通算1000勝を達成した。

史上13人目(国営時代の保田隆芳騎手を含めると14人目)、現役7人目で、武騎手はデビュー以来8年4カ月、26歳4カ月での達成。これまでの最速記録は加賀武見騎手の13年1カ月、最年少記録は河内洋騎手の33歳3カ月で、武騎手はいずれも大幅に更新した。

【サラエボ】仏兵5人死傷

サラエボからの報道によると、国連防護軍報道官は23日、移動中の防護軍部隊の車両とサラエボ中心部の防護軍本部が22日夜、セルビア人勢力の攻撃を受け、フランス人兵士2人が死亡、3人が負傷したと語った。

意図的に防護軍を狙った攻撃とみられ、防護軍は戦闘能力を持つ緊急対応部隊の配備を急ぎ、戦闘覚悟でサラエボへの補給路や要員の安全確保に乗り出すのは確実だ。同勢力の出方次第では、双方に多くの犠牲者が出る恐れがある。

同勢力はサラエボ空港近くを通過していたフランス、デンマーク両部隊を戦車や迫撃砲、ロケット弾で攻撃、フランス兵1人が死亡、2人がけがをした。さらに2回にわたり防護軍本部を攻撃し、フランス兵1人が死亡、1人が負傷した。

防護軍は攻撃を加えたサラエボ周辺にある2カ所のセルビア人勢力側迫撃砲陣地にそれぞれ30発の迫撃弾を撃ち込んだ。その後、同勢力が23日午前0時すぎに援助物資を運んでいた別の防護軍部隊への攻撃を始めたため、他の陣地も破壊すると警告、同勢力の攻撃は止まった。

21日にロンドンで開かれた連絡調整グループの拡大外相・国防相会議は、緊急対応部隊を投入してサラエボへの補給路を確保することで合意、セルビア人勢力による国連安全地域への攻撃を非難している。《共同通信》

【中国】連日ミサイル発射

台湾の国防部(国防省)当局者は23日、中国が台湾北方百数十キロの海上を目掛けたミサイル発射訓練を21日に2基、22日にも2基実施したと語った。台湾当局による公式確認は初めて。

国防部は当初「大陸が発表しなければ公表しない」との方針だったが、これを変更しての確認。対立がエスカレートする可能性も出てきた。

当局者は、21日に発射された2基目は福建省沖に落下し失敗した、と述べた。他の3基はいずれも予告海域に命中したという。当局者は「今後も情報を収集するとともに警戒態勢を続ける」としている。

中国は「発射訓練」と呼んでいるが、軍事演習の色彩が濃く、独立傾向を強める李登輝総統への警告とみられている。

台湾紙中国時報は、中国が8日間のミサイル訓練に続いて陸海空3軍の合同演習を実施すると述べ、演習は8月下旬まで続くと伝えている。ミサイルの種類について台湾国防部は見解を明らかにしていない。中国時報は「いずれも射程が1000キロ以下のM戦術ミサイル」とし、聯合報は「新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)東風3型も含まれている可能性がある」と伝えた。

また台湾各紙によると、多数の「殲(F)8ジェット戦闘機が16日から台湾海峡沿いに展開している」との情報が流れて緊張が高まっている。これに対し、国防部では「ミサイル発射に当たっての措置であり、軍事的意味よりも、(台湾への威嚇の)政治的意味が大きい」と指摘している。《共同通信》

7月23日のできごと