平成3795日目
1999/05/30
この日のできごと(何の日)
【競馬・第60回オークス】
第60回オークス(30日・東京2400メートル芝18頭、GI)七番人気のウメノファイバー(蛯名正義騎乗)が2分26秒9で優勝、賞金9700万円を獲得した。蛯名騎手、相沢郁調教師はともにこのレース初優勝。
エイシンルーデンスが、スローペースに持ち込んで逃げまくった。道中、楽をしていただけによく粘ったが、直線に入って末脚自慢の人気どころが一気に殺到して大激戦となった。
一番人気を背負った武豊のトゥザヴィクトリーが、いち早く抜け出して優位に立った。力強く伸びて勝利目前だったが、4角大外を回って必死に追い込んだウメノファイバーの伸び脚が鋭く、ゴール寸前トゥザヴィクトリーをとらえ、鼻差で女王の座を獲得した。桜花賞優勝のプリモディーネは3着だった。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【ゴルフ】
三菱自動車トーナメント最終日(30日・岐阜県レイクグリーンGC=7044ヤード、パー71)米山剛が、細川和彦との5ホールに及ぶプレーオフを制し、プロ3年目でツアー初優勝を果たし、賞金2000万円を獲得した。
首位と1打差でスタートした二人は、ともに前半で4バーディーを奪って抜け出し、後半もそろって3バーディー。通算16アンダーの268で並び、プレーオフ5ホール目で米山がパー、細川がパーパットを外し決着した。
65で回った原田三夫が2打差の3位。前日トップの尾崎将司は通算10アンダーの274で5位だった。《共同通信》
◇
広済堂レディース最終日(30日・千葉広済堂CC=6246ヤード、パー72)プロ15年目の安井純子がプレーオフで島袋美幸を破って4年ぶりのツアー通算11勝目を挙げ、賞金1080万円を獲得した。
前日4位の安井と島袋はともに72で回り、通算1アンダー、215で並んだ。安井はプレーオフ4ホール目でバーディーを奪い勝負をつけた。
1打差の3位は、昨年この大会の勝者村井真由美、小野香子、具玉姫(韓国)の三人。3週連続優勝を狙った村口史子は218で7位だった。前日首位の那須美根子は220で13位に終わった。《共同通信》
【民主党・鳩山由紀夫幹事長代理】共産党との連携「あり得る」
民主党の鳩山由紀夫幹事長代理は30日の東大五月祭の講演で、共産党との連携の可能性について「彼らが共産主義の皮を脱ぎ捨てた時にわれわれと同じ世界が開けると期待している」と述べ、共産党の大胆な路線転換を前提としながらも選択肢としてあり得るとの見解を示した。
これは次期総選挙後の非自民政権実現に向けて共産党との政権協議の可能性も残しておくべきだとの判断からとみられ、「民共政権はあり得ない」とした5月17日の民主党院内役員会の方針決定を事実上、軌道修正したものだ。
鳩山氏は講演で、共産党の志位和夫書記局長と2、3カ月前に極秘会談し、日米防衛協力のための新指針関連法案などをめぐって意見交換した「秘話」も明かした。《共同通信》
【民主党・菅直人代表】加藤氏との連携「あり得る」
民主党の菅直人代表は30日午前のテレビ朝日の番組で、政界再編について「加藤紘一自民党幹事長とは(経済政策などで)考え方が近い。加藤氏が党を割っていっしょにやるというなら加藤政権を支えることもある」と述べ、自民党分裂を前提に加藤氏との連携があり得るとの考えを示した。
衆院の解散時期については、自民党総裁選での論戦が展開されれば小渕恵三首相の支持率低下につながるとの見方を示しながら「総裁選をやらないで済む9月ごろになるのではないか」との見通しを明らかにした。《共同通信》
【船田元さん、畑恵さん】結婚を祝う会
“政界失楽園”と騒がれた自民党の衆院議員船田元氏(45)=栃木1区=と参院議員畑恵さん(37)=比例=の結婚を祝う会が30日、宇都宮市西原町の宇都宮グランドホテルで開かれた。船田氏系列の栃木県議の音頭取りで実現したもので、二人そろって臨んだ初の公式の場には、後援会役員や関係者など約500人が出席した。
来賓の祝辞の後、船田氏は「いろいろご迷惑を掛けたがこれを機に、国のため、国民、郷土のために全力を尽くしたい」。ピンクのスーツ姿の畑さんも「皆さんのご厚情を支えにして、二人で手を携えて頑張っていきたい」とそれぞれあいさつ。出席者から盛大な拍手を受け、地元でのお披露目を無事終えた。船田氏は3月、長年連れ添った夫人と離婚。畑さんとは、今月3日結婚した。《共同通信》
【愛媛県松山市】警官襲われ8人負傷
30日未明、松山市内で起きた暴走行為による死亡事故の現場検証をしていた松山東署員らが、暴走を見物していた若者約100人に襲われ、警官8人が重軽傷を負うなどの騒ぎがあった。
調べによると、30日午前0時15分ごろ、同署に「近所でバイク3台が暴走している」との110番が入り、覆面パトカーが出動。暴走するバイク3台を発見した直後に、バイクの1台が乗用車と衝突した。
同署員が現場検証を始めると、暴走行為の見物人が携帯電話などで知人と連絡を取り合い、午前1時ごろには約100人にまで増えた。
その後、一部で「事故の少年は死んだらしい」との情報が流れたことなどから、興査した見物人が警官らに殴りかかり、同署の巡査部長(36)ら2人が指や鼻の骨を折って重傷を負ったほか、6人の警官が軽いけがをした。
一時、見物人は約200人にまで膨れ上がり、覆面パトカ1台がひっくり返されて壊されるなど騒ぎが大きくなったため、愛媛県警は同署員ら百130人を動員、約2時間後に騒ぎはようやくおさまった。
同署は現場にいた見物人から騒ぎの状況を詳しく聞くとともに、警官らに暴行を加えた容疑者を傷害などの疑いで追っている。《共同通信》