平成3545日目

1998/09/22

【小渕恵三首相】米・クリントン大統領と会談

小渕恵三首相は22日午前(日本時間23日未明)、クリントン米大統領とニューヨーク市内で就任後初の首脳会談を行った。大統領は、日本の金融システム改革に関連して「金融当局が存続可能な銀行に対して適切な条件の下、迅速で十分な額の公的資金を投入することが必要だ」と、破たん前の公的資金投入を強く求めた。首相は「金融システム全体の包括的安定性を揺るがさない」と言明し、今後の与野党協議の中でも、破たん前の公的資金投入のスキームを堅持するとの考えを示した。

9月22日のできごと(何の日)【小渕恵三首相】米・クリントン大統領と会談
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両首脳は世界経済のリスクが拡大したとの認識で一致し、デフレ懸念に対処するために日米が主要国と協調していく方針を確認した。米側は来年早い時期の公式訪米を招請し、首相は受諾した。1月の方向で調整する。

3時間の会談のうち、1時間は両首脳だけという異例の形となった。まず、日本の不良債権処理策と世界的な経済危機への対応を中心に論議。首相は約7兆円の減税や約10兆円の補正予算案作成などを挙げ、経済再生に取り組む決意を重ねて表明した。

大統領はこれを評価しつつも「内需主導による経済成長と金融システム強化のための迅速かつ効果的な措置が必要だ」と強調し、日本側の迅速な対応を求めた。両首脳はコンピューターの西暦2000年問題対応、地球的規模の政策課題など4項目の文書に署名。①経済危機に陥ったアジア、ロシア、中南米など新興市場への協力②特に日本はアジアでの支援を検討③国際金融体制の強化−でも一致した。

安全保障問題では「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のミサイル発射は日本の安保に直接かかわるだけでなく、北東アジアの平和と安定にとって極めて憂慮する事態」との認識で一致。北朝鮮がミサイルの再発射や開発、輸出を行わないよう働き掛けていく方針を確認した。朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)の軽水炉建設費分担合意書への署名について、首相は「米朝協議や国内状況を総合的に判断して対応する」と説明。ミサイル発射に伴う対抗措置を近く、見直す意向を示した。

首相は南北朝鮮、米中両国による四者会談の枠組みに日ロ両国を加えた協議の場を創設すべきだと提案した。

首相は23日夜、羽田空港着の政府専用機で帰国した。《共同通信》



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【政界談話室】

議員辞職した細川護熙元首相は22日、都内のホテルで開かれた民主党の正副幹事長会議に招かれた。最近の生活ぶりを聞かれ「週に二回は(英字紙の)ジャパンタイムズに通っている。個室ももらって、時々書いている。英語はさっぱり分からないが」と前置きし、「晴耕雨読」の日々を淡々と語った。ところが、政治の話に及ぶと「金融再生だけでなく、金融システム全体を広く考えて取り組むべきだ」などと力説。「60歳が区切り」と潔く辞職したものの、周囲からは「政界にまだ未練があるのでは」との声も。《共同通信》

【竹下登元首相】衆院勤続40年パーティー

竹下登元首相の衆院議員勤続40年を祝うパーティーが22日夕、都内のホテルで開かれ、政財界や地元関係者など約4000人が参加、長年の政治生活で培った人脈の広さを見せつけた。

竹下氏のあいさつは控えめで「今後の残された政治生命は、長い歴史の中で体験したことを『平成の語り部』として若い人に語り続けていくことが大きな使命かな、という思いでいっぱいだ」と述べ、後進の指導に徹する考えを強調した。

ただ出席者からは「(勤続)50年なんて考えないで、もういっぺん私が(首相を)、という気持ちで頑張ってほしい」(渡部恒三衆院副議長)「宮澤が言っても通らないことが竹下先生が言うと通る。何といっても人を知っていること、人脈が先生の強みだ」(宮澤喜一蔵相)などと持ち上げる発言が相次いだ。

パーティーには、まな弟子の小渕恵三首相と橋本龍太郎前首相は外遊中のため欠席したが、発起人代表の中曽根康弘氏をはじめ、海部俊樹、宮澤、村山富市各氏の首相経験者のほか、森喜朗幹事長ら政府、自民党幹部も勢ぞろい。小沢一郎自由党党首も顔を見せた。《共同通信》

【WBAフェザー級タイトル戦】松本好二選手、戴冠ならず

世界ボクシング協会(WBA)フェザー級タイトルマッチ12回戦は22日、東京・代々木第二体育館で行われ、挑戦者で同級12位の松本好二(ヨネクラ)は、計量をパスできずに王座を失った前チャンピオンのフレッド・ノーウッド(米国)に10回25秒、TKOで敗れ、タイトル奪取に失敗した。

ノーウッドは21日の計量に57.9キロで制限オーバー、再計量も放棄してタイトルを失っていた。ノーウッドの勝利で、規定により王座は空位となった。《共同通信》

【大相撲秋場所】10日目

大相撲秋場所10日目(22日・両国国技館)1敗の貴乃花、若乃花の両横綱が白星を重ね、依然トップを並走。横綱曙が敗れて2敗が消え、後続に2差がついた。貴乃花は若の里を左上手投げで退け、若乃花は旭鷲山をはたき込んだ。曙は玉春日に突き落とされ、2連敗で3敗目を喫した。玉春日は2個目の金星。大関同士の一番は武蔵丸が貴ノ浪を切り返しで破り7勝3敗とした。貴ノ浪は4敗目。関脇千代大海は4連勝。この結果、1敗の二横綱を3敗で曙、武蔵丸、千代大海と平幕の闘牙、寺尾の五人が追う展開となった。《共同通信》

【台風7号】石川県直撃

日本列島に上陸した台風7号は22日夕、石川県内を直撃し、降り始めからの総雨量は山中173ミリ、金沢138ミリに達し、一時間雨量が各地で観測史上最高を記録するなど平成に入って最大の「雨台風」となった。

加賀市内では男性が行方不明となり、山中町では乗用車が土砂崩れに巻き込まれて女性が生き埋めになり、5時間後に救助された。同現場や小松市で4人が負傷、金沢市伏見川など各地で河川が決壊し、避難勧告が相次いだ。空の便やJR、北陸自動車道などの交通機関も午後から完全にまひした。

県や金沢市の22日深夜段階の集計では、家屋の損壊、浸水は金沢など22市町村で700戸を超え、農林水産関係を含めて被害はさらに拡大するとしている。《北國新聞》



9月22日のできごと