平成3494日目

1998/08/02

【小渕恵三首相】不良債権法案「今国会成立を」

小渕恵三首相は2日午後、都内のホテルで野中広務、鈴木宗男、上杉光弘正副官房長官らと、7日の衆参両院本会議で行う所信表明演説について検討した。

同演説は首相の政権担当における理念や基本姿勢を示すとともに、内政、外交全般にわたる方針を内外に示す重要な機会となる。

この日の検討で、「経済再生内閣」として日本経済の建て直しに政権の命運をかけ、「6兆円超の減税」の実施や、ブリッジバンク(つなぎ銀行)構想を柱とする不良債権処理関連法案の今国会中の成立を目指す決意を盛り込むことが固まった。財政構造改革法を凍結する方針を表明することも固まった。《共同通信》



【プロ野球】阪神ー巨人戦で乱闘、両軍コーチ「退場」

2日の阪神ー巨人17回戦(甲子園)で巨人の武上打撃コーチと阪神の大熊外野守備・走塁コーチの2人が相次いで退場となった。武上コーチは八回二死三塁で代わった吉田豊が高橋の右手に死球を当てたのに怒り、この直後ベンチから飛び出して阪神の矢野捕手を突いた。

その裏、二死満塁で槙原が矢野燿へ死球、今度は激高した大熊コーチがマウンド付近で槙原へ跳びげりするなどの暴行を加えた。この後、武田球審は両チームに対して危険投球の警告を発した。《共同通信》

【和歌山毒物カレー事件】猛毒のヒ素も検出

青酸カレー事件で、和歌山東署捜査本部は2日、死亡した小学校4年、A君(10)の自宅にあった食べ残しのカレーと、自治会長、Bさん(64)の胃の内容物を警察庁科学警察研究所で鑑定した結果、微量ながら猛毒のヒ素を検出したと発表した。

新たにヒ素が検出されたことで、捜査本部は犯人がカレーに2種類の毒物を混入した可能性が高いと判断。犯人の絞り込みに全力を挙げている。

患者の吐き下した物や遺体の血液などから青酸化合物が検出されたことから、これまで死因は4人とも青酸中毒とみられていたが、捜査本部はヒ素中毒の可能性もあるとみて詳しく調べている。

捜査本部は和歌山市保健所を通じて患者が入院している病院にヒ素が検出されたことを知らせ、治療法に注意するよう呼び掛けた。《共同通信》

【米大統領不倫疑惑】共和党が融和姿勢

ハッチ米上院司法委員長(共和)は2日、NBCテレビに出演し、クリントン大統領の不倫疑惑で、大統領が元ホワイトハウス実習生、モニカ・ルインスキーさんとの性的関係を正直に認め、不徳の行為だったと証言するなら、議会は大統領を許すだろうと述べ、大統領弾劾には至らないとの認識を表明した。民主党の一部や米メディアでも大統領は性的関係を認め、疑惑騒ぎに終止符を打つべきだとの議論が強まっている。

ハッチ委員長は、大統領眼が性的関係を告白し、司法妨害や偽証教唆などそれ以外の罪を犯していないことが判明すれば、議会が弾劾に動くことは考えられないと述べた。

また、重大な違法行為がないなら、大統領が真実を語れるよう協力していくと語った。共和党長老でスター独立検察官にも近い同委員長の発言は、共和党としてもリスクを伴う大統領弾劾に動く意思の少ないことを示唆している。《時事通信》



8月2日のできごと