平成3399日目

1998/04/29

【米・オルブライト国務長官】北京入り

オルブライト米国務長官は29日、北京入りし、中国の唐家璇外相、銭其琛副首相と相次いで会談した。唐外相は世界貿易機関(WTO)加盟問題を早期に決着させるために米国が柔軟な姿勢を取るよう要求、銭副首相は「台湾問題が米中関係を規定する中核だ。米が注意深く対応すれば促進される」とげん制した。

地域問題では、銭副首相が朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の食糧事情が深刻との認識を示した。米政府高官によると、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷の権限を拡大してカンボジアのポル・ポト派幹部を裁くという米提案について中国側は「カンボジア政府が対応すべき問題だ」と述べ、あらためて反対した。

米中双方は、昨秋の江沢民国家主席訪米時に基本的に合意した両国首脳間のホットライン設置協定に正式調印した。

会談に先立つ共同会見で、唐外相は「大統領訪中は米中が目指す建設的で戦略的なパートナーシップ構築に大きな弾みとなる」と期待を表明。国務長官は「昨秋の江主席の訪米以来、多くの進展があった」と評価、大統領訪中を成功させるためにミサイル拡散規制、WTO加盟、人権など幅広い議題で中国側に譲歩を促すと述べた。

国務長官は会談で、米国が天安門事件以後の対中制裁のうち投資保険など通商関連制裁の一部解除を検討していると説明したとみられる。《共同通信》



【GLAY】シングル「誘惑」発売

【柔道・全日本選手権】篠原信一選手が初優勝

柔道の全日本選手権は29日、東京・日本武道館に36選手が参加して行われ、昨年の世界選手権95キロ超級銀メダルの篠原信一四段(九州・旭化成)が決勝で若手のホープ井上康生三段(東京・東海大)を下し、初優勝を飾った。《共同通信》

【WBAジュニアバンタム級タイトル戦】飯田覚士選手が初防衛に成功

世界ボクシング協会(WBA)ジュニアバンタム級タイトルマッチ12回戦は29日、愛知県立体育館で行われ、チャンピオンの飯田覚士(緑)が挑戦者の同級11位、井岡弘樹(グリーンツダ)に2-0(一人引き分け)で判定勝ちし、昨年12月に獲得した王座の初防衛に成功した。《共同通信》

【Jリーグ第1ステージ】第9節

Jリーグ第1ステージ第9節(29日・ジュビロ磐田スタジアムほか=9試合)ジュビロ磐田が、コンサドーレ札幌に快勝、5連勝で勝ち点を21に伸ばし首位を守った。中山は、自らのリーグ記録を更新する4試合連続ハットトリックの快挙を達成した。通算5度目もリーグ新記録。ジュビロ磐田の荒田忠典社長は「表彰やギネスブックへの申請も考えたい」と話している。

横浜マリノスが3位に上がり、鹿島アントラーズは3連敗で8位に後退した。中山のほか大柴(浦和レッズ)と高木琢(川崎)がハットトリックを達成、同じ日に3人が記録したのはリーグ初となった。《共同通信》

【韓国・金大中大統領】天皇訪韓実現に意欲

韓国の金大中大統領は29日、青瓦台(大統領官邸)で日本の報道各社政治部長訪韓団と会見し、日本が過去の問題に対するより明確な清算をし、真の親善時代を開く必要があることを強調するとともに、天皇陛下が訪韓できないのは「不自然」とし、実現に極めて強い意欲を示した。

今秋に予定されている大統領訪日時に行われる橋本龍太郎首相との首脳会談で天皇訪韓や、日本文化の受け入れ、過去の問題などで一括して解決の方向を見つけたいとの期待を示した。《共同通信》



4月29日のできごと