平成3262日目

1997/12/13

【山一証券】来春までに7000人解雇

山一証券は13日午後に開催した臨時部店長会議で、自主廃業を決めた経緯や今後の清算業務に向けたスケジュールなどについて、経営陣が全国の支店長らに対して説明した。

それによると、山一は大蔵省による自主廃業の認可を経て、来年4月をめどに清算法人に移行する見通しで、3月末までに約7500人の社員のうち清算に携わる人員約300人以外の7000人強を解雇。今年12月20日前後に、第一弾として本社と一部支店の社員合計で2000人から2500人に解雇通知を出し、1月末までの間に解雇されるという。

一方、野沢正平社長は、経営破たんのいきさつに絡み、巨額簿外債務について「9月下旬には相当な額の含み損があるとの報告を受けた」と述べ、自主廃業決定を発表した11月下旬よりも約2カ月前に把握していたことを明らかにした。現経営陣の下でも情報開示が遅れていたことがあらためて浮かび上がった。

山一によると、大蔵省の検査が終了するのは来年2月ごろまでかかる可能性があり、その後自主廃業の認可を受け、臨時株主総会で廃業を正式決議するか、裁判所に解散の申し立てをして、清算法人に移ることになる。

支店長と経営陣との間の質疑応答の中で、簿外債務を隠してきたかつての経営陣に対する責任追及について野沢社長は、調査結果次第では行平次雄前会長らに対して、私財提供や損害賠償請求など法的責任を求める考えを示した。《共同通信》



【 Jリーグチャンピオンシップ】ジュビロ磐田、初優勝

Jリーグの年度優勝を決めるサントリー・チャンピオンシップ第2戦は13日、カシマスタジアムで行われ、第2ステージを制したジュビロ磐田が1−0で第1ステージ優勝の鹿島アントラーズに連勝し、初の王座に就いた。磐田は後半36分、相手GKがゴール前でボールの処理ももたつくミスを突き、FW中山が先制ゴール、その後の鹿島の攻撃をしのぎ、そのまま逃げ切った。《共同通信》

【福岡国際女子柔道】第1日

柔道の福岡国際女子選手権は13日、福岡市の福岡国際センターに22カ国・地域の有力選手が参加して開幕。第1日は4階級を行い、日本勢は78キロ級で阿武教子(明大)、63キロ級で木本奈美(住友海上火災)が優勝した。

大会は来年1月から導入される新しい体重区分(旧56キロ級より重い階級で変更)で実施。世界選手権(10月・パリ)の旧72キロ級で金メダルを獲得した阿武は決勝で世界選手権の決勝でも対戦したディアデニス・ルナ(キューバ)に大内刈りで一本勝ちした。阿武は旧72キロ級を含めて2年ぶり4度目の優勝。

木本は準決勝で世界選手権の旧61キロ級を制したセルベリン・バンドネンド(フランス)を破り、決勝では、アトランタ五輪代表の一見理沙(筑波大)を下して初優勝した。

78キロ超級は袁華、70キロ級は秦東亜の中国勢がそれぞれ優勝。世界選手権の旧72キロ超級銀メダリストの一宮美穂(日体大)は78キロ超級の3位決定戦で敗れた。《共同通信》

【新進党・小沢一郎党首】党首選への立候補を表明

新進党の小沢一郎党首は13日夜、都内のホテルで記者会見し、再選を目指し党首選に立候補することを正式に表明した。15日告示、18日投票の党首選は既に出馬表明している鹿野道彦元総務庁長官と小沢氏の争いとなることが固まった。

小沢氏は記者会見で、党再生のため「党名や綱領、組織をすべて改める」などとする緊急政策を発表。「旧党派の垣根を速やかに取り除かなければならない」と述べ、旧公明党グループ「公友会」などの解散を迫る姿勢を鮮明にした。批判勢力を排除し、解党を狙う姿勢だとして公友会などが強く反発するのは必至で、分裂含みの激しい多数派工作が展開されそうだ。《共同通信》



12月13日のできごと