平成3256日目
1997/12/07
この日のできごと(何の日)
【米・クリントン大統領】核戦略を見直し
7日付の米紙ワシントン・ポストによると、クリントン米大統領は、従来の米国の核戦略を16年ぶりに転換し、米国の保有する核兵器は米国や同盟国の攻撃抑止に必要なだけの戦力に限定することを決め、国防総省と統合参謀本部に新たな核軍事戦略を構築するよう命令した。
1981年に発足したレーガン政権以来維持されてきた、旧ソ連など敵対する核大国との持久核戦争に勝ち抜くことを想定した冷戦期の戦略を見直すもの。新戦略は報復攻撃を強調することで米国に対する攻撃抑止を目指す方向に大きく修正され、米政府高官によると、米国は今後一層の核兵器削減に踏み切ることができるという。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【ゴルフ・丸山茂樹選手】今季4勝目
日本シリーズ日立カップ最終日(7日・東京よみうりCC=6983ヤード、パー71)混戦の中から、丸山茂樹が抜け出し、通算16アンダー、268で初優勝、賞金3000万円を獲得した。今季4勝目で、日本プロ、日本プロマッチプレーに続く、三つ目の日本タイトルとなった。通算は7勝目。獲得賞金は1億5177万6500円になり、ランク2位以上を確定した。
丸山は風邪の影響で体調を崩し前半はイーブンパーで、スコアが伸びなかったが、後半4バーディーを奪いこの日67。2位は65の猛追をした尾崎健夫で、2打差の270。クレイグ・パリー(豪州)とエドアルド・エレラ(コロンビア)が3位を分けた。《共同通信》
【福岡国際マラソン】
福岡国際マラソンは7日、福岡市の平和台陸上競技場を発着点とする42.195キロのコースに外国招待選手9人を含む117人が参加して行われ、アトランタ五輪王者のジョサイア・チュグワネ(南アフリカ)が大会新の2時間7分5秒で初優勝した。
優勝タイムは今年の世界ランク2位、世界歴代でも10位の好タイム。雨に見舞われたが、チュグワネは20キロ地点でスパートし、後続を一気に引き離した。2位は早田俊幸(アラコ)。2時間8分7秒は日本人選手が国内で出した最高タイムで、日本歴代でも4位に相当する好記録。3位には2時間8分47秒で佐保希(旭化成)が食い込んだ。《共同通信》
【平安高・川口知哉投手】オリックスと仮契約
オリックスがドラフト1位指名した京都・平安高の川口知哉投手(18)=184センチ、76キロ、左投げ左打ち=の入団が7日、決まった。京都市下京区の同校を三輪田編成部長らが訪れて交渉し、契約金1億円、出来高払い5000万円、年俸840万円で仮契約を結んだ。背番号は既に「16」に決まっている。
川口は「はんこを押して、オリックスの選手なんだという気持ちが強くなった。キャンプまでにしっかり練習できるように、下半身を中心に走って鍛えたい」と抱負を話し、三輪田編成部長も「将来のエース候補なので重大な責任がかかる。一流の選手に育てたい」と、あらためて大きな期待を寄せた。《共同通信》
【カンボジア】反政府デモに1万人
カンボジアの首都プノンペンで7日、野党クメール国民党のサム・レンシ−党首が反政府デモを行い、市民や僧りょら約1万人が参加した。1993年の新生カンボジア誕生後、最大規模のデモ行進で、来年5月の総選挙を控え、支配力を強めていたフン・セン第二首相に対する市民の反発が予想外に大きいことを示した。《共同通信》