平成3131日目

平成9年8月4日(月)

1997/08/04

【酒鬼薔薇聖斗事件】少年を鑑定留置

神戸の連続児童殺傷事件で、中学3年の少年(15)に対する第1回審判が4日、神戸家裁で開かれた。井垣康弘裁判官は、犯行当時や現在の精神状態などを調べるため同日から10月2日までの60日間、少年を鑑定留置することを決定した。留置場所は神戸少年鑑別所で、精神科医2人が鑑定に当たる。観護措置はいったん中断、鑑定結果を受けて、家裁の調査・審判が再開され、少年の処分が決まる。

捜査段階で、少年が一貫して殺人行為への執着を見せていたことなどから、弁護団は鑑定の必要性を訴え、家裁も処分を決める前提として、精神面の究明が不可欠と判断したとみられる。

女児4人と小6男児を襲い、2人を死亡させた少年犯罪史上まれに見る事件は、専門家による精神分析という新たな段階を迎えた。この日の審判には、裁判官、調査官、書記官、少年、付添人の弁護士らが出席、少年法に基づき非公開で行われた。両親は出席しなかった。裁判官が人定質問などをした後、非行事実を告知し、少年に弁解を求めた。少年は捜査段階から一連の凶行を認めており、審判でも同様に答えたとみられる。

続いて弁護団から申し入れのあった精神鑑定について協議。閉廷後に井垣裁判官が鑑定留置を決め、関係者に通知した。《共同通信》



【自民党・小渕恵三前副総裁】「加藤、梶山両氏の留任望ましい」

自民党の小渕恵三・前副総裁は4日、札幌市内のホテルで講演し、9月の党総裁選後の党役員人事、内閣改造について、「党として加藤幹事長、内閣に梶山官房長官、その上に橋本首相が指導性を発揮するというトライアングルが強固であれば、橋本首相は安泰だ。首相がそう考えれば、私は支持する」と述べ、加藤、梶山両氏の留任が望ましいとの考えを明らかにした。

首相の総裁選再選後の任期については「総裁任期は2期だが、党則では例外としてさらに1年以内の期間を定めて延長ができるとある。橋本内閣は2期だということではなく、やるべきことはやるということでいい」と述べ、任期延長もあり得るとの考えを示唆した。《読売新聞》



8月4日のできごと