平成3114日目

1997/07/18

この日のできごと(何の日)

【フェスティバルゲート、スパワールド】オープン

大阪市などが、なにわの新名所に、と浪速区の繁華街「新世界」に建設した立体遊園地「フェスティバルゲート」が18日、オープンした。

交通局の車庫跡地再開発のため総事業費約300億円をかけて、敷地面積約2万3500平方メートルに遊戯施設や飲食店、敷地内の地下からわき出す温泉などを配置。ジェットコースターが建物の吹き抜けを縦横に駆け巡る。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【大相撲名古屋場所】13日目

大相撲名古屋場所13日目(8日・愛知県体育館)横綱貴乃花は関脇土佐ノ海に押し込まれたが、突き落としで逆転勝ちし、12勝1敗で単独トップを守った。追う横綱曙は大関武蔵丸を寄り切って11勝2敗。この結果、14日目で貴乃花が勝ち、曙が敗れると貴乃花の2場所ぶり17度目の優勝が決まる。武蔵丸は4敗となり優勝争いから脱落。巌雄を下した貴闘力は10勝3敗で優勝圏内に踏みとどまった。大関若乃花は琴錦を肩透かしで下し勝ち越しを決め、かど番を脱出した。大関貴ノ浪も新関脇玉春日をはたき込んで勝ち越し、玉春日は負け越した。休場明けの寺尾も8勝目を挙げた。十両は千代大海と旭里が9勝4敗で首位に並んだ。《共同通信》

【もんじゅ事故虚偽報告事件】福井地検、動燃と2職員を略式起訴

一昨年12月に起きた高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故をめぐる虚偽報告事件で、福井地検は18日、原子炉等規制法違反(虚偽報告)の罪で法人としての動力炉・核燃料開発事業団(動燃)と、もんじゅ建設所のA技術課長(46)、B技術課長代理=肩書はいずれも当時=の2人を略式起訴した。

原発事故に関し事業者、個人が刑事罰に問われたのは初めて。動燃は同日、事故の内部調査報告書を国や県などに提出。合わせて役員ら24人の処分を発表した。《福井新聞》

【台湾】改憲案を可決

台湾の国民大会は、総統の権限を強化し、台湾省長、省議会議員選挙の廃止など省レベルの機構簡素化を目指す憲法改正案を18日夜、圧倒的多数で可決した。

李登輝総統率いる与党・国民党と最大野党・民進党との史上初の与野党協力体制の下で実現したもので、台湾の自立化路線は合法性が付与されたことで一段と強固なものになりそうだ。

これにより李政権が目指してきた憲法改革はほぼ完成したことになり、今後は中国との関係をいかに改善するかが最大の焦点となる。《読売新聞》

【自民党・加藤紘一幹事長】中国・江沢民国家主席と会談

中国を訪問中の自民党の加藤幹事長は、18日午前9時から北京市内の中南海で、江沢民・中国国家主席と会談した。

江主席は、日中国交正常化25周年に合わせた9月上旬の橋本首相訪中に関して、今秋訪米することも言及しながら、「戦略的に日、米との関係を考え、21世紀の平和と安定を保てるように主張したい」と述べ、橋本首相訪中を中国の長期的世界戦略の中に位置づけているとの考えを示した。

加藤氏は「首相訪中は日中関係のカギ。首相の自民党総裁再選は99%確実で、中曽根政権以来の安定政権となる。21世紀を前にして首相とじっくり話し合ってほしい」と述べた。《読売新聞》

【政界談話室】

○・・・橋本龍太郎首相は18日、首相在任期間が故大平正芳首相を抜いて戦後歴代15番目になったことを記者団から知らされると「えっ、そうかい」と思わずにっこり。「いろいろあって、長いと言われれば長かったし、短かったと言えばそういう気もする」と、就任以来の日々を振り返った。しかし、大平首相が内閣不信任を受けて衆院を解散し、総選挙の最中に死亡したことが脳裏をかすめたのか「あんなことで亡くなられて。僕としてはそっちが気になる」と最後は厳しい表情に。

○・・・竹下登元首相はこの日午後、新進党から復党した石破茂衆院議員のセミナーであいさつ。「外国旅行をして良いことや悪いことを勉強してきたと思って温かく迎えたい」と温情を見せた。さらに「彼が生まれたのは昭和32年」と石破氏の若さを強調し「私は彼が1歳の時に国会に出てきた。ずいぶん長い、ぼちぼち考えなければという気持ちも事実」「73歳で衆院では20番目」と世代交代をにおわせた。しかし、その一方で「まだ上に19人もいるのかと言う人もいる」と付け加えるあたり、衰えない気力がちらり。《共同通信》



7月18日 その日のできごと(何の日)