平成3006日目

平成9年4月1日(火)

1997/04/01

【消費税】3%から5%に

消費税率が1日、3%から5%(地方消費税1%を含む)に引き上げられた。1989年4月の消費税導入以来初の税率引き上げで約5兆円の増税となり、電気、水道などの公共料金や航空運賃、飲食料品など生活に身近な価格、料金の値上げラッシュとなる。

大蔵省の試算によると、年収700万円の平均的な家庭(両親と子供2人)の消費税増税分の負担は年間約6万7000円。所得税、個人住民税の特殊減税の打ち切りと合わせて、個人消費を中心に緩やかな回復基調にある景気に悪影響を及ぼすのは避けられそうにもない。《共同通信》



【ダイハツ・テリオス】発売

4月1日のできごと(何の日)
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【第69回選抜高校野球大会】第6日

第69回選抜高校野球大会第6日は1日、甲子園球場で1回戦残り1試合と2回戦2試合を行い、平安(京都)と報徳学園(兵庫)の近畿勢がベスト8に進出した。平安は日南学園(宮崎)に2-1で競り勝った。四回に1点を先行されたが、五回に辻本、奥原の適時打で逆転。エース川口が1点のリードを守り切り、23年ぶりの準々決勝進出。報徳学園は四回に中上、前田の適時打で3点を先行し、六、七回にも加点。エース前田が日大明誠(山梨)を2安打に抑え、毎回の8三振を奪う力投もあり、5-0で完封勝ちした。報徳学園は選抜大会通算20勝で、12年ぶりの8強入り。初陣同士の対戦となった1回戦の西京(山口)-平工(福島)は、西京が9-3で勝った。《共同通信》

【大林素子さん】タレント活動開始

元女子バレーボール選手で3度の五輪に出場した大林素子さん(29)が1日から芸能プロダクションのホリプロに所属し、タレント活動を始めることになった。この日、東京都内の同社で記者会見した大林さんは「バレーボールをしてきたパワーで自分らしさを出したい」と、タレント一年生の抱負を褒した。

3月9日のVリーグを最後に現役を退いた大林さんは、黒のスーツに身を包み「現役時代はジャージー姿が多くて」と苦笑い。3月のバレーボールの全国高校選抜優勝大会ではテレビのキャスターを経験。「難しかったが、とても楽しい仕事だった」そうで、今後はテレビでの活躍が軸になりそう。

ホリプロは元体操選手の池谷幸雄氏やサッカーJリーグ、ヴェルディ川崎の武田修宏ら多くのスポーツ関係者を抱える。中根薫文化部長は「一芸に秀でた人は持っているものが違う。大森さんもそれをどう生かすか、です」と話した。《共同通信》

【プロ野球・ロッテ】伊良部投手再契約で条件回答

米大リーグ、ヤンキース入りが不調に終わったことで、今後の選択肢の一つとしてロッテに再契約を打診している伊良部秀輝投手(27)に対して、ロッテは1日、球団への謝罪と大リーグでのプレー断念を条件に、契約更改交渉に応じる考えを示した。

三ツ野充蔵球団代表が明らかにした。3月28日付の文書で契約の意思などの確認を求めた伊良部に対して、この日送付した回答書の中で、パドレスに与えた独占交渉権を伊良部が「人身売買」と表現したことに強く抗議し「球団の名誉が著しく棄損された」として謝罪を要求している。

さらに、今季のロッテでのプレーがフリーエージェーント(FA)資格取得のための手段ではない保証として「日米両コミッショナー事務局、大リーグ各球団、ロッテに、大リーグでプレーをする意思がなくなったことを文書で表明すべきだ」としている。

回答書は「謝罪表明と真摯な意思が確認されたなら交渉に応じる」と結んでおり、三ツ野代表は契約に関しては「ことしに限ったものではない」と語り、伊良部側が交渉の席に着いた場合は複数年契約となる可能性を示唆した。

今オフからFA資格取得が最短で、現行の10年から9年への短縮が内定しており、伊良部は今季、あと48日間の出場選手登録でFA資格を取得する。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】連合・芦田甚之助会長と会談

連合の芦田甚之助会長は1日午前、首相官邸で橋本龍太郎首相と会談し、人事院勧告にのっとり国家公務員給与の引き上げを完全実施するよう要請、首相は「人勧制度は尊重する」と答えた。

首相は「閣僚が俸給削減を決めており、国民から公務員も(削減しろ)という声が起こる可能性もある。ただ、末端まで適用しようとは思っていない」として、管理職など一部では引き上げ幅縮小などの措置をとる可能性も示唆した。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・消費税率が引き上げられた1日、橋本龍太郎首相は「個人的に影響が出るのは何ですか」と記者団に尋ねられ、しばし考えた後で「たばこと、本かな」。自他共に認める愛煙家、読書家らしい返事だが、普段自分で買い物をする機会も少ないせいか、ほかには思い付かない様子。「何か対策は」との問いにも「まだ実感がないんだ。だから、奥さんとも小遣いの交渉をしていない」とのんきな口ぶり。生活品を駆け込み買いした主婦らの増税感が身に染みないようでは、支持率低下のしっぺ返し受けそう。

○・・・この日、都内で開かれた与党の幹事長、政審・政調会長会談で、自民党の山崎拓政調会長の多忙ぶりがひとしきり話題に。さきがけの園田博之幹事長が「政調はもともと忙しいのに、連立でさらに忙しくなった」とねぎらうと、社民党の伊藤茂幹事長は「その分、総務会が暇になったんじゃないの」と、沖縄基地問題の与党調整で自民党を走らせていることも知らぬかの表情。もっとも、社民党の及川一夫政審会長は「規模の小さい社民党でさえ(意見集約が)大変なんだから、自民党は大変だろう」と同情してみせ、沖縄問題に悩むお家の事情ちらり。《共同通信》

【社民党】特措法改正問題への対応を協議

社民党は1日午後、国会内で衆参両院議員懇談会を開き、特措法改正問題への対応を協議した。発言した9人の意見はすべて改正反対で、賛成論はなかった。また反対しても与党3党体制に残留すべきとの意見が出され、これにも異論はなかった。伊藤茂幹事長は懇談会終了後の記者会見で「党内はほとんど反対でまとまっている。賛成は99%ないだろう」との見通しを示した。

土井たか子党首は党内の意思決定について「党の命運や日米関係にもかかわる」として十分な論議を求めた。同党は今後、沖縄問題総合本部などで協議を続け、来週末には最終的な態度決定をする。

懇談会では沖縄県選出の照屋寛徳参院議員が「52年前の今日、沖縄に米軍が上陸したことをかみしめたい。(政府の)法案は改正でなく特別立法と同じだ」と厳しく批判。ほかの出席者からも「県収用委員会をないがしろにするのは地方分権に反する」「沖縄問題に長くかかわってきた護憲の党が改正に賛成はできない」などの反対意見が出された。《共同通信》

【パレスチナ自治区・ガザ】連続爆破で9人死傷

パレスチナ自治区ガザのユダヤ人入植地ネツァリムとクファルダロム付近で1日早朝、連続爆破事件があり、パレスチナ人2人が死亡、7人が負傷した。また、ヨルダン川西岸では同日、パレスチナ人の若者2人がイスラエル軍や警察に射殺された。

イスラエル軍報道官は、ガザの連続爆破事件について「入植者の子弟の通学バスを狙った自爆テロの爆発が早過ぎて失敗し、犯人2人が死亡した」と語った。しかし、パレスチナ警察側は「爆発の一つはイスラエル軍によるもの」とイスラエル側を非難する声明を発表。事件をめぐる双方の主張は真っ向から対立している。

ヨルダン川西岸ナブルスでは、ユダヤ人住宅建設強行に抗議するデモ隊にイスラエル軍が発砲、私服のパレスチナ警官とみられる若者(18)が死亡し、17人が負傷した。また、西岸の入植地キリヤトアルバ付近でも、検問所を軍で突破しようとしたパレスチナ人の少年が、イスラエル警察官に射殺された。

アラファト・パレスチナ解放機構(PLO)議長はガザ市で1日、パレスとな経済支援国代表を前に「情勢の沈静化に全力を挙げている」と述べるとともに、イスラエル側が治安悪化の原因をつくり出していると批判した。《共同通信》



4月1日のできごと