平成2276日目
1995/04/02
この日のできごと(何の日)
【WBCバンタム級タイトル戦】
世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ12回戦は2日、名古屋市総合体育館で行われ、チャンピオンの薬師寺保栄(松田)が挑戦者の同級9位、クアテモク・ゴメス(メキシコ)に判定勝ちし、4度目の防衛に成功した。同級の防衛4度は日本人としてはファイティング原田(現全日本ボクシング協会会長)と並ぶ最多記録。
小柄ながら思い切って左右のパンチを振って前に出る挑戦者に対し、薬師寺は冷静に距離をとりながら、的確な左ジャブと切れのいいワンツーで着実にポイントを稼いだ。終盤までゴメスのスタミナが衰えず、決定的なダメージは与えられなかったものの、大振りのパンチをさほど受けず、危なげなく2−0の判定でものにした。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【第67回選抜高校野球大会】第8日
第67回選抜高校野球大会第8日は2日、甲子園球場で2回戦3試合を行い、関西(岡山)と春夏通じて甲子園初出場の日南学園(宮崎)観音寺中央(香川)が勝ち、ベスト8が出そろった。
2−2の同点で迎えた八回、関西は太田が今大会初の満塁本塁打を放ち、報徳学園(兵庫)に9-2で快勝した、関西のベスト8入りは初めて、岡山勢では第58回大会以来9年ぶり。
一回に2点を先取して優位に立った日南学園は1点差に迫られた八回、熊本工(熊本)松本の制球の乱れを突いて3点を入れて突き放し、6-2で勝った。宮崎勢の八強入りは2度目で、第56回大会以来11年ぶり。
観音寺中央は着実に加点する一方、久保が東海大相模(神奈川)打線を散発4安打に完封し、6-0で快勝した。香川勢のベスト8入りは第63回大会以来4年ぶり。《共同通信》
【米大リーグ】26日に再開
昨年夏から労使紛争が続いていた米大リーグはストライキを中止した選手が復帰して、今月26日に正常な形で再開することになった。シカゴで2日、オーナー会議が開かれ、無条件で職場復帰するという選手会の申し出について話し合い、受け入れることを決めた。
ゼリグ・コミッショナ代行は「選手が戻ってくる。野球が戻ってくる。今日はハッピーな日だ」とプレーボールを宣言した。選手は7日までにキャンプ地に集合し、約3週間の練習で調整した後、シーズンの開幕に臨む。
オーナー会議に先立ち、1日夜には選手会とオーナー側の間で暫定的な合意が成立。この合意に基づき、オーナー側は代替選手を解雇するとともに、2日夜に予定していた開幕戦の延期を決定していた。オーナー会議では、組合員の選手を球場などの施設から閉め出すロックアウトの実施について投票が行われるとの見方もあったが、AP通信によると実施されなかった。《共同通信》
【米シニアゴルフ】
米プロゴルフ・シニアツアーのメジャー今季第1戦、ザ・トラディションは2日、スコッツデール(アリゾナ州)のデザートマウンテンGC(パー72)で最終ラウンドを行い、青木功はプレーオフの末、ジャック・ニクラウス(米国)に敗れ、最終日最終組で死闘を演じた1980年全米オープンの雪辱はならなかった。
首位に並んでスタートした青木とニクラウスはともに67で譲らず、通算12アンダー、276でプレーオフに突入。3ホール目の18番(パー5)でニクラウスがバーディーを奪ったのに対し、青木は3打目をグリーン奥のバンカーに入れるトラブルでボギーとし決着した。《共同通信》