平成2235日目

平成7年2月20日(月)

1995/02/20

【阪神大震災】神戸ー大阪間の鉄道移動が可能に

阪神大震災(兵庫県南部地震)で不通となっていたJR東海道線神戸ー灘間4.9キロと阪神本線三宮ー岩屋間2.4キロが20日始発から運行を再開した。

新たな開通区間と既に運転している阪急神戸線王子公園ー御影間やJR東海道線住吉ー大阪間、阪神本線御影ー梅田間を乗り継げば、代行バスを使わない阪神間の移動が震災後35日目で初めて可能になった。

JRなど3社は同日から定期券や回数券の乗客を対象んい不通区間は他社の電車に乗れる振り替え乗車を実施。各社の駅間を歩けば長時間の代行バス待ちをせずに通勤通学ができるとあって、乗換駅となった阪急王子公園駅は前週の約5倍の乗客が乗降、ピーク時の午前8時前には約850人が乗車した。《共同通信》



【ボクシング・辰吉丈一郎選手】米国で復帰へ

辰吉、米国で復帰へ–。元世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級チャンピオン、辰吉丈一郎が所属する大阪帝拳ジムの吉井清会長は20日、大阪市内で「海外活動を全面的に支援する」と辰吉の引退を否定した。

吉井会長は、3月2日の眼底検査で問題がなければ米ネバダ州のラスベガスで本格的なトレーニングを開始、早ければ5月にも試合をさせるとしている。同会長は日本ボクシングコミッション(JBC)からの勧告に従い、昨年12月4日の薬師寺保栄(松田)との王座統一戦に敗れた翌5日に辰吉の引退を明言。しかし、その後も辰吉本人は現役への未練を繰り返し表明していた。

JBCの小島茂会長は吉井会長の発言について「公式見解(引退)を出しているので再起については関知しない」と静観の構えを見せている。

この日からロードワークを始めた辰吉は「試合のためなら何でもする」と話した。《共同通信》

【政界談話室】

○…阪神大震災の発生以来初めて土、日の連休を取った村山首相は20日、すっきりした表情で官邸に出勤。記者団から、久しぶりの連休をどう過ごしたか聞かれ「書類が山のようにたまっていた」と結局、書類整理に追われたよう。合間に孫と「キャッチボールを楽しんだ」程度ではストレスを解消し切れなかったのか「健康には歩くことが一番じゃ」。このところ村山政権も、特殊法人の見直し問題で与党内で意見が衝突するなど、内部でのキャッチボールの呼吸が今一つ。政権にも、一つ一つ着実に懸案を処理する確かな「歩み」がほしい?

○…新進党の細川元首相はこの日午後、日米協会主催で危機管理について講演、「首相時代、在任中にやりたい目標を記したメモの一番目に挙げた」と危機管理に心を砕いたことを強調した。中でも首相官邸にコンピューター機器が一台もなかったことには驚いたらしく「官邸にあった最新のマシーンは、私が持ち込んだ20型のテレビとエスプレッソを作るコーヒーメーカーだけだった」と笑いを誘った。その上で「危機管理は人の問題が第一。どういう人が(官邸に)いるかが大事だ」と強調、村山首相では「力不足」と言わんばかりの勢いだった。《共同通信》

【大阪府知事選】横山ノック氏、不出馬を表明

4月の大阪府知事選への出馬に意欲を見せていた横山ノック参院議員(63)=本名・山田勇=は20日、大阪市内で記者会見し、出馬を辞退することを表明した。

ノック氏はこれまで、「(ヤミ献金事件で後援会会計責任者が有罪判決を受けた)中川和雄知事が再選出馬するならば自らも出馬する」と話していた。

府議会与党の自民、新進両党が「中川知事の再選は困難」との姿勢を打ち出し、新候補擁立を検討していることなどから、ノック氏は「中川知事不支持の流れが明確になり、再選出馬はないと確信した」とした上で、新候補人選の妨げになることを避けるため出馬辞退を決めたという。

だがノック氏は、最終的に中川知事が出馬したり、新候補が非民主的な手続きで決まる場合は「出馬辞退を翻意することもやぶさかではない」と述べ、これまで通り出馬に含みを持たせた。《共同通信》



2月20日のできごと