平成2230日目

平成7年2月15日(水)

1995/02/15

【野茂英雄投手】一時帰国

大リーグ、ドジャースとマイナーリーグ契約を交わした前近鉄の野茂英雄投手(26)が15日、ビザ取得などのため成田着の全日空機で一時帰国した。

代理人のダン野村氏と到着ロビーに現れた野茂投手は記者会見に臨み「キャンプで何とか自分の力を認めてもらえるよう頑張る。投球練習をしているし、体の状態はいい」と語った。

大リーグへの挑戦には「希望でいっぱい」と答えたが、就労ビザの関係でストライキが終結しなければ大リーグに昇格できない。「ストが解決すればすぐに大リーグに上がれるというわけではないし、キャンプをいかに過ごすかが今の一番の課題で、浮かれている状態ではない」と口元を引き締めた。

今後、野茂はビザが取得され次第、再渡米し、フロリダ州ベロビーチで行われるドジャースのキャンプに参加する予定になっている。

1月9日に近鉄退団を表明した同投手は1月30日に渡米し、マリナーズ、ジャイアンツなど数球団と接触。2月3日からドジャースと交渉を始め、13日(日本時間14日)に入団が発表された。

野茂がマイナー・リーグでプレーする場合、臨時労働者用の「H2ビザ」が必要。大リーグに昇格して出場するには、国際的に認められたスポーツ選手や芸術家用の「P1ビザ」を取得しなくてはならない。《共同通信》



【三浦雄一郎さん】北海道知事選出馬を表明

プロスキーヤーの三浦雄一郎氏(62)=札幌市中央区=は15日、同市内で記者会見し4月の北海道知事選挙に無所属で出馬する考えを表明した。

同氏は東京都知事選に立候補表明した平成維新の会の大前研一代表が提唱する「知事連盟」構想に賛同、大前氏と連携を取りながら知事選を戦う意向だ。

北海道知事選は、既に名乗りを挙げている4人に三浦氏を加え、計5人の新人が立候補することになる。《共同通信》

【社会党・山花貞夫氏】会派離脱届を正式撤回

社会党「新民主連合」の山花貞夫会長ら「民主リベラル新党準備会」に参加している議員が15日午前、衆院議員会館で久保書記長の出席を求めて会合を開き、阪神大震災後の政治状況を踏まえ「凍結」状態の会派離脱届を撤回する方針を決めた。これまで目標としていた統一地方選前の新党結成を断念、統一地方選後に先送りすることでも合意した。

山花氏は同日昼、久保氏と会談し、方針転換を正式に伝えた。山花氏らの離党による新党旗揚げ計画は困難となった。民主新党クラブの海江田万里氏や新進党を離党した川端達夫氏ら他党派の準備会参加議員が山花氏との関係を見直す可能性も出てきた。《共同通信》

【政界談話室】

○…村山首相は15日、社会党の早川勝氏ら与党3党の首相補佐役らとの昼食後、「特殊法人の(整理合理化の)問題をしっかり議論して、努力していこうということだった」。昼食がうどんだったことから、記者団が「(問題も)うどん同様、消化がよさそうか」と尋ねると、首相は「ははは」と声を出して笑顔を見せた。その後、官邸には社会党の森井、鈴木の両院国対委員長が栄養剤を差し入れにくるなど、この日は国会で答弁に立つこともなく、身内から激励が相次いだ。社会党の山花前委員長が会派離脱を撤回したことも重なり、首相にはつかの間の平穏。

○…細川内閣以来一年半ぶりに開かれたこの日の与野党国対委員長会談を終えた自民党の山崎国対委員長は、記者団から「国対政治の復活では」と尋ねられ「国対政治は水面下のことを言う。目に見える形でやることが必要で、(会談は)いわゆる国対政治の復活ではない」と強調。さらに「(交渉に)引っ込み思案になる必要はない。完全に行き詰まらないように掃除をしながらやるということだ。完全に詰まったら手遅れだから、普段からつついてゴミを出さなければならない」と国対委員長の職責をアピールしていた。《共同通信》



2月15日のできごと