平成2034日目

平成6年8月3日(水)

1994/08/03

【仏政府】高速増殖炉スーパーフェニックス運転再開を許可

フランス政府は3日、リヨン郊外にある高速増殖炉スーパーフェニックスの運転再開を正式に許可した。スーパーフェニックスは事故の後1990年から運転停止中。運転は数日以内に再開の予定という。同政府は先に増殖炉の商業化を断念、研究炉として運転再開の方針を発表していた。《共同通信》



【新生党幹事会】「小沢さん、お静かに」

「小沢さんにはもう少し静かにしてもらってはどうか」3日の新生党常任幹事会で小沢代表幹事が先の訪米で「9月中に新・新党を結成する」「村山政権は短命内閣」などと発言したことに対し、小沢氏の行動や発言の自粛を求める異例の提案が出された。

出席者によると、提案したのは吹田元自治相。「小沢氏の発言は刺激が強すぎて、かえって他党の反発を招く。新・新党結成に向けた大事な時期、帰国後はおとなしくしてもらい、若手中心に結成に進んでいくのが望ましい」と強調したという。

小沢氏の発言に対し自民党などから「海外で国内政治を批判するのは例がない」と猛反発が出たうえ、山岸連合会長が「小沢発言で9月中の新・新党結成は不可能になった」と指摘したことが直接のきっかけらしい。吹田氏の提案に対して、出席者から異論はなく、渡部代表幹事代行が3日にも常任幹事会の意向として小沢氏に伝えることになった。《共同通信》

【自民党・加藤紘一政調会長】総選挙は参院選以降

自民党の加藤紘一政調会長は3日、大阪市内のホテルで開かれた自民党近畿連合議員結集大会での講演とその後の記者会見で、新制度で行われる次期衆院選挙について「村山政権をしっかりした安定政権に育てることが重要だ。いまここで解散、総選挙をするゆとりはない」と、政権の安定を最優先する考えを示した。

その上で加藤氏は総選挙の時期について「来年の統一地方選と参院選で国民の判断を聞くことになる。総選挙はその後で十分だ」と指摘した。《共同通信》

【政界談話室】

○…村山首相は3日、首相官邸で有馬朗人国際文化交流懇談会座長らと1時間半昼食を共にし、学術、文化交流について懇談した。有馬氏らが文化面予算が少ないと陳情すると、首相は「日本はこういう面では遅れているな」とつぶやき、熱心にメモをとっていた、という。会談後、記者団に「することが多いな。日本は軍事的貢献はできないから、文化的な面で貢献しないとね。外国人ともっと交流して、技術を学んで帰ってもらうことが大事なんだ」と強調したが、首相にとっては勉強すればするほど課題が山積みに。

○…自民党の加藤政調会長はこの日大阪市内で講演し、村山政権の今後について「そのうち自民党だけの政権をつくりたいんだろうという声もあるが、そのつもりはない。最小限1、2年は(政権基盤を)固めていきたい」と、自民党単独政権づくりが狙いとの一部の見方を否定した。加藤氏は長期政権化のポイントを「われわれ(自民党)が謙虚であり続けることができるかどうかだ。ごう慢になってはいけない」と指摘、ひたすら政権を支える謙虚さを強調した。政策調整の成否が政権運営のカギとみられるだけに、党の政策責任者としての自戒を込めての発言?《共同通信》



8月3日のできごと