平成1859日目

平成6年2月9日(水)

1994/02/09

【皇太子ご夫妻】会見

皇太子ご夫妻は9日、結婚を決めた皇室会議から1年余りになるのを機に、東京・元赤坂の東宮仮御所で記者会見された。お2人の会見は昨年6月の結婚以来初めて。

風邪の症状が長引いたことで「ご懐妊」と取りざたされたことについて、皇太子さまは「あまり周りで波風が立つと、コウノトリのご機嫌を損ねるのでは。大きな騒ぎとなって、びっくりしています」とやんわりと否定。雅子さまも一瞬戸惑った様子で「物事はなるようになるのでは、という感じがします」とほほ笑みながら話された。

皇太子さまが雅子さまを「雅子」と呼び、一方で雅子さまは「殿下とご相談しながら…」などと言葉を選び、控えめな受け答えぶりが目立った。

8カ月が過ぎた結婚生活について「すぐそばにいてくれて、今まで気が付かなかったことを教えてくれます。良き妻であり、良きパートナー」と皇太子さま。雅子さまは「何事も相談相手となって、私を大きく支えてくださいました」と述べられた。

「夫婦げんかは?」の質問には「あまりそういうことは…」(皇太子さま)と、互いに目を見合わせるなど新婚ムードを漂わせた。また一番苦労した点について雅子さまは「常に大勢の人に見られる状況は今まで経験したことがありませんので、最初のうち驚きを感じました」と率直に話された。《共同通信》



【中山美穂さん】シングル「ただ泣きたくなるの」発売

2月9日のできごと(何の日)

【B’z】シングル「Don’t Leave Me」発売


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【政府税調】「税制改革を早期に」

政府税制調査会(首相の諮問機関、加藤寛会長)は9日午後、1994年度税制改正の基本的な考え方を示した答申をまとめ、細川首相に提出した。

その中で税制区分の見直しを含む本格的な所得減税と消費増税を一体的に実施する抜本税制改革が連立与党の税制改正大綱に盛り込まれなかったことについて「誠に遺憾である」と強い調子で批判。税制改革を一刻も早く実現するよう要請した。

加藤会長は記者会見で「11月の税調(中期)答申後、政治改革の国会審議が遅れていたために十分に議論をできなかった。もう少し議論できれば(福祉税構想は)国民の理解を得られたと思う」と述べた。《共同通信》

【政界談話室】

○…所得税減税問題が一段落したのもつかの間、細川首相は9日午前中はクリントン大統領との首脳会談に備えて日米包括経済協議の勉強会。次官級の交渉が思わしくなく、勉強会前に「なかなか厳しいようですね」と言っていた首相は終了後には「自動車も、保険も、政府調達もみな行き詰まっている」と一層悲壮感を漂わせた。結局この日の勉強会は「状況が厳しいということを勉強している」(首相)というありさまで一向に打開の道は見いだせない様子。減税財源問題で生じた与党内の亀裂に加え、文字通り「内憂外患」

○…自民党の渡辺美智雄元外相は、テレビ番組に社会党の赤松前書記長と出演。社会党の抵抗で国民福祉税が撤回されたことについて「社会党が(新税を)知らなかったなんて大うそつきだ」と批判。「早期警戒管制機(AWACS)も要らないと言ってたのに、今度は必要だと言っている。(細川首相も社会党が)ついてくると思ったんだろう」と皮肉った。しかし、赤松氏が国民福祉税の目的税化に反対したのには「頭が進んでいる」と評価したが、番組終了後には「あの人はどれくらい影響力があるのかね」と記者団にポツリ。赤松氏では相手にとって不足と言わんばかり。《共同通信》

【自民党】首相の政治責任を追及

自民党は9日、細川首相の訪米帰国後の16日ごろから始まる平成5年度第3次補正予算案の国会審議で、白紙撤回された「国民福祉税」構想をめぐる首相らの政治責任を本格的に追及していく方針を決めた。主舞台の衆院予算委では、屈指の論客である渡辺元外相をトップバッターに、また衆院本会議の代表質問には三役クラスを立てて、攻勢に出る構えだ。

小里国対委員長は9日午後の記者会見で、「福祉税」をめぐる連立与党の紛糾について「単に不手際というにとどまらず、細川内閣の醜態をさらけ出した。徹底的に糾明しなくては」と述べ、厳しい姿勢で審議に臨む考えを強調した。自民党は、補正予算審議を「本予算審議の前哨戦」として重視。「政府が補正と6年度の本予算を加えた15カ月予算を目指すというなら、じっくり審議に応じるべきだ」(国対幹部)と衆参両予算委で5日程度の審議日数を求める構えだ。

メーンテーマの景気対策で政策論争を挑むほか、検察当局によるゼネコン捜査着手に言及した山花政治改革担当相の発言や、首相の佐川急便グループからの1億円借金問題、コメ市場部分開放問題に伴う国内政策なども取り上げる方針。《共同通信》

【鄧小平氏】1年ぶりにテレビ登場

中国中央テレビは春節(旧正月)前夜の9日夜のニュースで、中国の最高実力者、鄧小平氏(89)が上海の指導者らと新春の訪れを祝う姿を放映した。鄧氏がテレビに姿を見せたのは昨年の春節以来で1年ぶり。

黄菊・市長、呉邦国・市党委書記らと一緒に姿を見せた部氏は「上海はさらに「早く発展する条件をそろえている」などと語り、上海の発展状況に満足感を示した。テレビは鄧氏が浦東開発区などを視察した姿も放映した。

同テレビによると、鄧氏は9日午後、市内で上海の指導者らと会見、国民に向けた新年のあいさつをした後、「上海は特別な素質と品格を持っている。より早く発展する条件を完全に備えている」と激励した。《共同通信》



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