平成939日目

平成3年8月4日(日)

1991/08/04

【北朝鮮】柔道選手が亡命

7月下旬にスペインのバルセロナで開かれた第17回世界柔道選手権大会に出場した朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のリ・チャンス選手(24)が帰国途中に選手団を離脱し、欧州の韓国公館に亡命を要請、4日午前、ソウルの金浦空港に到着した。

リ選手は1987年に西ドイツで開かれた世界柔道選手権に出場して以来、北朝鮮の代表選手として国際大会にも多数出場。89年、ユーゴスラビアでの選手権では76キロ級で銅メダルを取るなど、活躍してきた。

最近、北朝鮮のスポーツチームが海外での国際大会に出場する機会が増えているが、選手の亡命は初めて。《共同通信》

【大洋・レイノルズ外野手】11打席連続安打

ヤクルト1-7大洋◇4日◇横浜

連続安打の新記録を達成したレイノルズが4打点の活躍。効果的な攻めで大洋が完勝した。 一回、四球と安打の一死一、二塁でレイノルズが先制の左前打。さらにパチョレックも左前打で続いた。さらに三回にはレイノルズが8号2ラン。七回にも4長短打を集めて3点を加えた。先発の斎藤は立ち上がりに制球を乱したが、二回以降は低めに集を集めて好投した。宮本は球にキレを欠き、四球が失点に結びつく乱高だった。

4日のヤクルト戦三回の第二打席で8号2ランを放ち、11打数連続安打のプロ野球新記録を達成。1日の中日戦第三打席がら4試合で達成。四球などをはさんでいない。10打数連続安打は昭和56年に掛布雅之(阪神)、53年にマニエル(ヤクルト)、29年に坂本文次郎(大映)の3人が記録。《読売新聞》

【巨人・桑田真澄投手】5年連続2ケタ勝利

巨人4−2広島◇4日◇広島

4巨人は相手の守りの乱れをついて奪った得点を桑田が守り切った。巨人は一回、篠塚の安打から二死二塁の好機をつかみ、原の一塁を襲った幸運な安打で先制。さらに岡崎の遊ゴロが、広島の怠慢プレーで内野安打となりブラッドリー四球で満塁。ここでゴンザレスが左前に2点タイムリー。七回には原の犠飛でつき放した。

広島は一回、正田、緒方の連打で無死一、三塁と桑田の立ち上がりを攻めながら、西田の中犠飛による1点しか奪えなかったのが最後まで響いた。

桑田はピンチの連続だったが、要所を締め完投で5年連続の2ケタ勝利。

巨人・藤田監督「桑田がよかった。夏場に投手が打たれる。のは仕方ないが、ここぞというときに抑えてくれればね。きょうは抜けた球がなかった」

広島・山本監督「初回がすべて。お粗末すぎる」

桑田が5年連続の2ケタ勝利を完投で飾った。「最初から飛ばした」というだけあって速球主体のピッチング。味方の拙守などから再三、ピンチを迎えたが、結局、犠飛による2点だけに抑えた。10勝については「いろいろあったけど、野球だけは一生懸命やってたから」。最後は桑田らしいコメントで締めくくった。《読売新聞》

【スペイン】貨物船が衝突、日本車4600台海に沈む

4日午前1時半ごろ、スペインのセウタ沖7.4キロのジブラルタル海峡で、ノルウェー船籍の貨物船レーンとリベリア船籍のコンテナ船アストロ・コーチが衝突、レーンは火災を起こして約2時間後に沈没し、同船の乗組員1人が行方不明になった。レーンは日本車4592台、ガソリン760トン、ディーゼル燃料150トンを積んでいた。《共同通信》



8月4日のできごと