1990 平成2年11月23日(金)のできごと(何の日)

平成685日目

平成2年11月23日(金)

1990/11/23

【プロ野球・オリックス】「ブルーウェーブ」新ユニフォーム発表

オリックスは23日、新愛称ブルーウエーブのマークを配した来季からの新ユニホームを発表した。

紺と黄色を基調としたデザインは今季までと同じで、ホーム用ユニホームの胸に「Braves」に変わり「Blue Wave」のマークが入り、ビジター用の左肩にも同様のマークが小さく入った。また、神戸市の市民球団であることを強調するため、ホーム、ビジター用とも右肩に「KOBE」と表記し、帽子のマークはブルーウエーブのイニシアルの「B」と「W」をあしらったものとなった。《共同通信》




【JR東日本】4駅が炎上

警察庁、JR東日本に入った情報によると、23日午前0時半すぎ、千葉県君津市のJR久留里線上総松丘駅、JR新松戸駅、山梨県大月市のJR中央線梁川駅、岩手県北上市のJR東北線六原駅が相次いで炎上した。また22日午後11時12分ごろ、茨城県牛久市の八坂神社から出火、本殿などを全焼した。さらに山梨県大月市内の三島神社と埼玉県大宮市の神明神社でも火事があった。警察庁など公安当局は大嘗祭に反対する過激派の同時多発ゲリラ放火事件とみて調べている。

JR東日本によると、23日午前0時8分ごろ、千葉県君津市広岡のJR久留里線上総松丘駅の駅舎から出火、ほぼ全焼した。続いて同12分ごろ、岩手県金ケ崎町のJR東北線六原駅の保線管理室から出火ほぼ全焼。同23分ごろ、山梨県大月市梁川町のJR中央線梁川駅駅舎からも出火、JR保線区員がぼやで消し止めた。いずれも無人でけが人はなく、列車への影響はなかった。《共同通信》

【中核派】放火ゲリラ認める

過激派の中核派は23日午後、東京都渋谷区内で集会を開き、大嘗祭が行われた22日夜、京都市西京区の桂離宮に追撃弾が打ち込まれた事件について犯行声明のビラをまいた。さらに千葉、埼玉など5県で23日未明にかけて発生したJR駅、神社など計7件の連続放火事件についても同派幹部が演説で犯行を認めた。《共同通信》

【大相撲九州場所13日目】千代の富士に土

大相撲九州場所13日目(23日・福岡国際センター)全勝の横綱千代の富士に土がつき、優勝決定は14日目以降に持ち越された。

千代の富士は大関霧島に十分の左四つ、右上手を許し、強引に出るところをつり出されて連勝が12でストップした。追う旭富士は横綱同士の対戦で大乃国を押し出し、2敗を堅持した。この結果14日目の千代の富士―旭富士戦で千代の富士が勝てば32度目の優勝が決定、旭富士が勝つと賜杯の行方は千秋楽にもつれ込むことになった。

貴花田は太寿山を寄り切って勝ち越し、若花田は琴ケ梅に敗れて負け越しが決まった。十両は大輝煌が3敗で優勝争いのトップを守った。《共同通信》

【亜大・小池秀郎投手】最後のラブコール

「気持ちはぐらつかない。ヤクルト、西武、巨人しか考えていない」―。アマチュア球界のナンバーワン左腕、亜大の小池秀郎投手はプロ野ドラフト会議を翌日に控えた23日、下宿している川崎市の知人宅で希望球団へのラブコールを繰り返した。

ことしの“目玉選手”とあって意中の球団以外からの1位入札もありそうだが、本人は「巨人は元木君でくるでしょう。ヤクルト、西武は指名してくれると思うし、そのほか近鉄、ロッテと中日か日本ハムが指名してくるんじゃないか。でも好きな球団のうちの(西武かヤクルトの)どっちかが引き当ててくれると信じています」と期待を込めて言う。《共同通信》

マスコミの取材攻勢を受け、「去年の今ごろはこんなに騒がれるなんて思ってもみなかった」と言う小池。果たしてその願いが成就するか—。

【ブッシュ米大統領】エジプト・ムバラク大統領と会談

エジプトのカイロを訪問中のブッシュ米大統領は23日、ムバラク同国大統領とクッバ宮殿の迎賓館で約3時間にわたり会談、湾岸危機の「部分解決」は拒否し、あくまでイラクのクウェートからの無条件全面撤退を求めるとの点で一致した。

しかし会談後の声明でムバラク大統領は、湾岸危機の平和的解決を訴える一方で「(中東の)ほかの問題にも対応しなければならない。パレスチナに焦点を当てなければならない」と述べ、中東のほかの紛争にも同時に対応することが必要との考えを示唆した。

これに対しブッシュ大統領は、パレスチナ問題で米国は「触媒」の役割を果たすとしながら「リンケージ(連関)があってはならない」と同時対応に反対する米国の立場を強調した。《共同通信》

【ソ連・ゴルバチョフ大統領】対米協調を表明

ゴルバチョフ・ソ連大統領は23日内外記者団と会見し、パリで19日行われたブッシュ米大統領との首脳会談で、ペルシャ湾岸問題をめぐり立場の不一致があったとの見方を否定、国連安保理の招集で「正しい決定が出るだろう」と述べ、米ソ協調の形で新たな国連決議案がまとまるとの見通しを示した。

大統領は新決議案の内容については触れず、また対イラク武力行使の是非にも言及しなかったが、あくまで平和解決を目指す姿勢を貫きながらも、武力行使も最後の選択肢として残す内容の決議案になる公算が大きい。

先のパリでの米ソ首脳会談で、米国が望んでいるイラクへの武力行使を容認する決議案提出にソ連側が同調せず、立場の違いが出たと観測されていたが、大統領は、ソ連が米国との共同歩調を守り、国連の枠内で解決のための新措置をとるとの基本姿勢を確認したものと言える。

大統領は首脳会談について「安保理ですべての問題を協議するとの結論に達した」と述べ、打開策の突っ込んだ協議を安保理ですることで米ソが一致したことを改めて示した。

大統領はさらに、招集される安保理が、理事国以外の当事国代表が出席するか、または外相級安保理にするなど、通常とは違った形式で開かれる可能性を示唆した。《共同通信》

【ソ連・ゴルバチョフ大統領】共和国に厳しく警告

ゴルバチョフ・ソ連大統領は23日の記者会見で、バルト3共和国など一部共和国の独立要求に対し「内戦」や「流血」を招く恐れがあると厳しく警告するとともに、急進派のリーダー、エリツィン・ロシア共和国最高会議議長についても「典型的な反対派の立場」と批判し、政治闘争を受けて立つ強い姿勢を示した。

大統領はこの日、最高会議に出した新連邦条約最終案に言及しながら、共和国の連邦分離について「連邦制の否定は(国家の)崩壊である。連邦の枠の中で民族の利益は実現できる」と述べ、あくまで共和国の分離独立を認めないとの立場を強調した。

ソ連では、バルト3共和国のほかに、カフカス地方のグルジア共和国も分離独立の方針を決定し、いずれも新連邦条約に調印しないことを宣言するなど、大統領の連邦制大改革の試みにもかかわらず、連邦制は現在の15共和国の枠組み維持が難しい情勢になっている。

大統領の独立派共和国に対する今回の警告は最近では異例のもので、大統領が今後、バルト三共和国やグルジアに強硬な姿勢で臨むことを示しているとみられる。

一方、エリツィン議長が、大統領の国家機構改革構想を批判したことについて、大統領は、エリツィン氏の提案と80%同じなのに反対しているのは奇妙なことだ、と逆に批判を加え「憲法、法の枠内で政治闘争をするなら受けて立つ」と対決姿勢をむき出しにした。《共同通信》




11月23日のできごと

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