平成421日目

平成2年3月4日(日)

1990/03/04

【フィリピン】“反アキノ”知事が反乱

政治危機が続くフィリピンで4日、アキノ政権に激しく抵抗するルソン島北部カガヤン州の知事が一部国軍兵士とともに、閣僚、軍准将らを人質にとって州都ツゲガラオのホテルを占拠した。

アキノ大統領は反乱グループへの攻撃を命じ国軍部隊との銃撃戦に発展、人質のサントス自治相を救出したが、フロレンド准将ら17人が死亡、多数が負傷した。国軍当局は4日夕までに鎮圧を宣言したが、反乱グループはホテルから退去しながら引き続き抵抗の構えを見せている。

反乱を起こしたのは、昨年12月の国軍反乱事件に関与したとして先月27日、エンリレ上院議員らとともに反乱罪で起訴されたアギナルド知事で、自治相、准将らは同知事を逮捕に向かい、逆に人質となった。アキノ政権はこれまで、知事に出頭命令を出していたが無視され、さらにこの日の武力抵抗でまたしても威信を傷付けられた格好だ。《共同通信》




【プロ野球・オープン戦】中村阪神、デビュー戦飾る

オリックス7−10阪神◇4日◇高知

阪神は島尾、オリックスは高木と期待の若手投手が先発したが、ともにピリッとしなかった。

島尾は6点を失い、四回途中で降板。直球に伸びを欠き、ボールが甘くなるところを痛打された。今季は先発陣の一角にと期待されているが、今のままでは苦しい。高木は2回を投げて5失点。課題の制球難は未解決のままで、一軍定着の道は険しそうだ。

オープン戦デビューを飾った中村阪神。その中で光ったのが3盗塁を記録した積極的な走塁だ。新監督の意欲的なさい配の結果とみたい。《共同通信》

【名古屋国際女子マラソン】ワンダ・パンフィル選手が独走V

名古屋国際女子マラソン、名古屋男子30ロードレースは4日、瑞穂陸上競技場付設コースで行われ、女子マラソンはワンダ・パンフィル(ポーランド)が2時間31分4秒で、男子30キロは幸保雅信(ヤクルト)が1時間32分15秒でともに初優勝を飾った。

1988年のソウル五輪で銀メダルを獲得し、今大会でも注目されたリサ・マーチン(豪州)は10キロ地点で腹痛のため棄権した。日本の荒木久美(京セラ)は2時間32分32秒で2位だった。

青空が広がり、気温は15度近くまで上がった。しかも、前半は強い向かい風となり、コンディションは恵まれなかった。その中でパンフィルはマーチンら4人と先頭グループを作ったが、5キロを過ぎて抜け出し、徐々に差を広げた。その後も安定したピッチを続け、最後まで後続の追い上げを許さなかった。

日本のエース荒木は2時間30分を切る好記録が期待されたが、悪条件で平凡な記録にとどまった。3位は浅井えり子(日本電気HE)だった。《共同通信》

【日教組】入学式の日の丸、君が代「職務命令出すな

日教組(福田忠義委員長)は4日、東京・永田町の社会文化会館で第71回臨時大会を開いた。

大会には、新学習指導要領に基づき、4月から入学式で日の丸を掲揚し君が代を斉唱することが義務付けられるのに対し「校長との交渉で君が代・日の丸について職務命令を出さないように求める」などの具体的な闘争方針などを決めた。

また前日本教職員組合協議会(全教・三上満議長)との組織分裂に伴い、地方レベルで新たに結成された日教組支持の県教組、高教組計14組合の日教組加盟を承認したほか、組織整備のため規約を改正した。

福田委員長はあいさつで「日の丸・君が代の強制、天皇敬愛の押し付けに反対し、史実と真実に基づく日の丸・君が代と天皇を教える実践を勧める」と強調した。《共同通信》

【野党各党】日米首脳会談を批判、、、、

野党各党は4日、日米首脳会談について「主体性のない外交」(社会党)「海部内閣の外交不在を印象づけた」(公明党)などと批判した談話を発表した。日米構造協議の内容については、本来、日本が取り組むべき課題との認識で共通しているものの、日本側の対応の具体策を特別国会で厳しく追及していく構えだ。《共同通信》




3月4日のできごと