平成289日目

平成元年10月23日(月)

1989/10/23

【プロ野球・沢村賞】巨人・斎藤雅樹投手

プロ野球の沢村賞選考委員会は23日都内のホテルで開かれ、巨人の斎藤雅樹投手(24)を今季の沢村賞受賞者に選んだ。同投手は初受賞で今季の成績は20勝7敗、防御率は1.62。表彰式は11月25日に贈られる。

沢村賞は1950年からセ・リーグの投手だけを選考の対象としてきたが、今年からパ・リーグも選考対象に含めた。8人の候補者のうち最終的には斎藤と19勝の阿波野(近鉄)に絞られ、選考委員(7人)の挙手による投票の結果、5対2で斎藤が選ばれた。《共同通信》




【ハンガリー】共和国創立を宣言

ハンガリーは23日、従来の国名から「人民」を取り除き、ソ連・東欧圏初の「共和国」として正式に発足した。

先の憲法修正を受け、スールシュ国会議長(臨時国家元首)が同日正午、国会議事堂バルコニーから共和国創立を内外に宣言、これにより共産党一党支配の確立とともに始まった1949年以来の「人民共和国」の時代は終わり、共産主義と決別した新生社会党の発足に続き、西欧型の議会制民主主義の確立へ踏み出した。《共同通信》

【東ドイツ】30万人が民主化要求

新指導部による改革への動きが緒についたばかりの東ドイツ第二の都市、ライプチヒで23日夜、民主化を求める市民約30万人が整然とデモを行い、18日に就任したばかりのクレンツ社会主義統一党新書記長は苦しい立場に追い込まれた。

東ドイツ国営ADN通信はデモの参加者を15万人としているが、いずれにしても東ドイツ成立以来、最大規模のデモとなった。《共同通信》

【天皇皇后両陛下】レーガン前米大統領夫妻と昼食

天皇、皇后両陛下は23日昼、政府などの招待で来日中のレーガン前米大統領夫妻を赤坂御所に招き昼食をともにされた。

昼食会に先立ち、桧の間でレーガン前大統領への大勲位菊花大綬章の伝達式が行われ、両陛下の前で角谷宮内庁式部官長が前大統領に贈呈。続いて食堂での昼食会に移り、両陛下、大統領夫妻のほかに皇太子さま、大河原元駐米大使夫妻とアマコスト駐日米大使夫妻が同席。

この昼食会は両陛下が昭和62年10月、訪米された際、当時大統領だったレーガン夫妻にお世話になったお礼の意味が込められている。両陛下がレーガン夫妻と会われるのはこの時以来。皇太子さまは60年10月、英国留学から帰国の途中、米国に立ち寄りお会いになっている。《共同通信》

【中山太郎外相】海部首相に東欧訪問を要請

中山外相は23日午前、国会内で海部首相と会い「機会があれば早い時期に東欧を訪問してほしい」と述べ、外務省としては首相の東欧早期訪問の必要があるとの考えを伝えた。

首相も記者団に対し「外相から(東欧に)行ってもらえたらありがたい」と言われた」と東欧訪問の打診があったことを明らかにしたが、訪問の可能性については「全く考えていない。私から指示を出したこともない」と現段階では白紙の状態であることを強調した。《共同通信》




10月23日のできごと