平成290日目

平成元年10月24日(火)

1989/10/24

【プロ野球日本シリーズ第3戦】近鉄が3連勝

近鉄が初の日本一にあと1勝と迫った。1989年プロ野球日本シリーズ、巨人ー近鉄第3戦は24日、米国のレーガン前大統領の始球式で午後1時7分から東京ドームで行われ近鉄が3−0で快勝し、3連勝。59年の南海、60年の大洋に次ぐ3度目の4戦4勝のシリーズ制覇を目前にした。

近鉄は一回、巨人の先発宮本に一死から新井が中越え三塁打、ブライアントが一塁線を破る二塁打を放ち先制した。二回にも真喜志が内野安打、続く光山が左翼席に2点本塁打して3−0と主導権を握った。

近鉄は先発加藤哲が六回まで1安打、無得点に抑える力投。七回の一死一、二塁では村田を挟んで切り札吉井と継投。吉井は二死満塁まで迫られたが、代打福王を中飛に退け八、九回は三者凡退と反撃を許さなかった。

巨人は四回から救援の水野が好投、近鉄の攻勢を断った。だが原を七番に下げた効果もなくわずか3安打。本拠地東京ドームで初の日本シリーズの試合で完封を許し敗れた。《共同通信》




【レーガン前米大統領】日本シリーズ始球式に登場

来日中のレーガン前米国大統領が第3戦の始球式を行った。

グラウンドに現れて、まず両軍ベンチの選手を握手で激励したレーガン前大統領。近鉄のブライアントとリベラにはボールにサインをするプレゼント。

投手と捕手の中間地点に立って投じた始球式の1球は打者大石の背中の後ろを通る球だったが、大石が空振りして「ストライク」。しかし、レーガン氏は最初の球が不本意だったのか、もう1球捕手中尾のミットに目掛けて投げる念の入れようだった。

東京ドームの大観衆が拍手と歓声でレーガン氏を迎え、レーガン氏はこれに四方に手を振ってこたえた。《共同通信》

【海部俊樹首相】東欧訪問を検討

海部首相は24日午前の参院予算委員会で、公明党の太田淳夫氏の質問に対して年明けの外遊日程について「性格に詳しいにっていを発表したわけでも、あるわけでもない」としながらも「1月の(国会の)休会中は歴代の首相が懸案を片付けるため外遊している。外相に検討を要請している」と述べ、1月の東欧訪問を検討中であることを公式に明らかにした。

一方、中山外相は同日午後の参院予算委員会で、海部首相の外遊計画について「来年1月の通常国会自然休会中にいかなる首脳外交をするのがよいかいろいろ検討している」と述べ、検討に着手したことを明言した。《共同通信》




10月24日のできごと