平成225日目
1989/08/20
この日のできごと(何の日)
【クルーズ船・マーショネス号沈没事故】
ロンドン中心部のテムズ川で、20日午前1時半すぎ、ディスコを楽しむ二十代の若い男女で満員の遊覧船マーショネス(伯爵夫人)=定員149人=が大型しゅんせつ船「バウベル」(2000トン)と衝突、沈没した。
ロンドン警視庁によると、乗っていた約120人の男女のうち、1人が死亡、89人が救助されたが、約30人が遊覧船とともに沈んだもようで、絶望視されている。救助された人の中で約40人が病院に運ばれ、うち2人が骨折などで入院した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【宮崎勤容疑者】誘拐、殺害を詳細に“再現”
保育園児A子ちゃん=当時(5つ)=誘拐殺人事件で、警視庁と埼玉県警の合同捜査本部は20日午前、容疑者の印刷業手伝い宮崎勤(27)を誘拐、殺害現場の東京都江東区の都営アパートに逮捕後初めて同行し、宮崎の供述に基づき約1時間15分にわたり誘拐から殺害に至るまでの詳細な実況見分をした。
宮崎は「当初から、幼い女の子を誘拐し、殺してからいたずらするつもりだった」と犯行を自供しているが、この日の検分で宮崎は悪びれた様子も見せず犯行について説明。(1)アパート内の公園ベンチで女児を物色(2)同アパートの保育園前でA子ちゃんに声を掛けたーなど、より詳しい犯行状況が明らかになった。
合同捜査本部は誘拐、殺害の状況はこれでほぼ特定できたとしており、今後は遺体の切断、遺棄について、宮崎をさらに追求。事件の全容解明を急ぐ。《共同通信》
【海部俊樹首相】長野で充電
長野県下で静養中の海部首相は20日、同県・南牧村の国立天文台野辺山宇宙電波観測所を家族4人で訪れ、首相のいとこで同観測所に勤務する海部宣男教授の案内で、直径45メートルと世界最大級の電波望遠鏡などを見学した。
午後には軽井沢に移動して三木内閣の官房副長官当時コンビを組んだ井出一太郎元官房長官と思い出話に花を咲かせたり、地球物理学の松井孝典東大助手らから地球環境問題の講義を受けるなど「たっぷり充電した夏休み」(首相)の最後を過ごした。《共同通信》