平成224日目

平成元年8月19日(土)

1989/08/19

【近鉄・加藤哲郎投手】プロ7年目で初完封勝利

近鉄1−0ダイエー◇19日◇大分

加藤哲がプロ入り初の完投勝利を完封で飾り、近鉄が1−0で辛勝した。

振り回す近鉄打線は松本の変化球主体の緩球に手こずり、三回一死三塁から新井の右前打で挙げたのが唯一の得点。加藤哲はこの1点を守り切るきついマウンドだったが、気迫で乗り越えた。重い直球とカーブを両コーナーに決め、許したのはわずか3安打。ピンチは一回二死二塁、四回二死一、三塁くらいで、最後まで球威も衰えず、完投にこぎつけた。

松本には気の毒な内容だった。多彩に変化する得意の球で相手打線をかわしたが、三回、新井への甘いフォークボールが悔やまれる1球となった。《共同通信》




【連続幼女誘拐殺人事件】容疑者「殺していたずらが目的」

幼女連続誘拐殺人事件で、容疑者の宮崎勤(26)は19日までの警視庁と埼玉県警の合同捜査本部の調べに対し、東京都江東区の保育園児A子ちゃんら3人の誘拐、殺害の動機について「いずれも殺害した後いたずらするつもりだった。大人(の女性)は相手にできなかった」と供述、初めていたずら目的の計画的犯行だったことを供述した。

一連の事件で宮崎は、埼玉県入間市の幼稚園児C子ちゃん=当時(4つ)=事件の翌日とA子ちゃん事件の翌日に東京都杉並区内のビデオ店からビデオカメラを借りていたことが明らかになり、捜査本部は宮崎が、幼女を次々と誘拐、殺害し遺体をもてあそんだ上、いたずら場面をビデオに殺害した疑いがあるとみて追求。宮崎の自室から押収した約6000本のビデオの内容分析を急いでいる。《共同通信》

【ポーランド】マゾエビツキ首相を指名

ポーランドのヤルゼルスキ大統領は19日午後、ワレサ「連帯」議長の政治顧問タデウシ・マゾビエツキ氏(62)を社会主義圏では初めての非共産連合政府の首相に指名した。マゾビエツキ氏は週明けの23日招集される国会本会議で、承認を得たうえで組閣に着手する。「連帯」を中心に旧与党連合の統一農民、民主両党を加えた3派基軸の連合政権が樹立される。

ポーランド大統領府は指名に当たり、「大統領は、現在の情勢では、国会諸勢力の支持が得られる政府をポーランドの政治、社会勢力間の広範な合意を基礎に樹立する必要があると考える」との声明を発表した。大統領はさらに「連帯」主導内閣の樹立は、経済の困難を克服するとともに、当局が「連帯」を再合法化した際に始まった改革を継続する上で助けになろう、と述べた。《共同通信》

8月19日のできごと