平成222日目

平成元年8月17日(木)

1989/08/17

【外務省】中国への渡航自粛、部分解除へ

外務省は17日「中国情勢に関する特別検討本部」(本部長・村田事務次官)の最終会合を開き、6月4日の北京市・天安門広場での武力鎮圧事件以後出していた中国への渡航自粛勧告について、北京市を除き18日付で部分介助することを決めた。渡辺外務報道官が17日夕の記者会見で発表した。

北京市については、引き続き社会・治安状況を見守り、平穏に推移すれば戒厳令の有無にかかわらず解除する方針。これに伴い、中国への経済協力も、北京市以外の地域で事実上中断している継続案件については、徐々に活動を再開し、北京市でも個々のケースに応じて再開することとしている。《共同通信》




【政府】海部首相訪米を正式発表

政府は17日午前、海部首相が訪米し、9月1日にワシントンでブッシュ大統領と日米首脳会談を行う、と発表した。首相は就任当初から「日米関係が日本外交の基軸」として早期訪米の意向を示し、日米両政府間で日程調整を進めていた。

首相としてはブッシュ大統領との初の日米首脳会談を早期に実現することで、同大統領と首相との個人的な首脳同士の信頼関係を確認するとともに、9月から開始される日米構造協議を柱とした日米貿易摩擦問題での日本の基本姿勢を十分説明し、米側の理解を求めたい考えだ。《共同通信》

【連続幼女誘拐殺人事件】容疑者「今田勇子は私」

東京都江東区のA子ちゃん誘拐殺人事件の容疑者、印刷業手伝い宮崎勤(26)が17日までの警視庁、埼玉県警の合同捜査本部の取り調べに対し、埼玉県川越市の幼稚園児B子ちゃん誘拐殺人事件とともに犯行を自供した同県入間市のC子ちゃん誘拐殺人事件で、今年2月と3月C子ちゃん宅などに「今田勇子」名で郵送された「犯行声明」「告白文」について「私が書きました」と認める供述をした。

宮崎はこれまで、C子ちゃん殺害と遺骨を焼きダンボール箱に入れ自宅前に放置したことと、中に入れていた「遺骨」など9文字から成る犯行メモも、印刷物を基に父親の印刷工場にある画像読み取り機能のついたコピー機を使って自分で作ったことを認めていたが、「犯行声明」などについては一切触れておらず、この供述で初めて自らが「今田勇子」であることを認めたことになった。《共同通信》

8月17日のできごと