平成176日目
1989/07/02
この日のできごと(何の日)
【宇野宗佑首相】河野氏墓前に首相就任の報告
宇野首相は2日午前、首相の恩師、故河野一郎氏の墓がある神奈川県小田原市の成願寺を訪れ、河野氏の長男の河野洋平衆院議員らとともに、墓前に首相就任の報告をした。
この日は、宇野内閣がスタートしてちょうど1カ月。同寺で、自らが入魂式をしたという鐘をひと突きした後、河野氏の墓前に花を供え、約1分間お経を上げた。
首相はかつて河野氏の秘書を努め、成願寺は河野氏の自宅隣とあって、首相にとっても思い出の地。地元の関係者約100人に迎えられた首相は「河野先生は政界における第一番目の恩師。ここは第二のふるさとと言っても過言ではありません」とあいさつ、首相となっての墓参りに感慨深げだった。《共同通信》
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【日本女子オープンゴルフ】小林浩美選手が優勝
ニューパワーの旗手小林浩美が女子ゴルファー日本一に。首位に1打差の通算3オーバー、4位でスタートした小林はただ一人アンダープレーの70で回り通算1オーバーの289で逆転優勝、賞金800万円を獲得した。26歳の小林は今季スカイコートレディースでプロ初優勝を挙げたのをはじめ、前週に続く優勝で早くも4勝目。《共同通信》
【東京都議会選挙】投票日
参院選の前哨戦と位置付けられ、宇野内閣が初めて迎えた「大型選挙」として、国政選挙並みの激戦になった東京都議会議員選挙の投票が、2日行われた。同日夜確定した最終投票率は58.74%。史上最低だった前回の53.50%を5ポイント余りも上回ったうえ、自民党が惨敗した昭和40年の「都議会の黒い霧解散」後の出直し選挙(58.58%)をも超え、最近にない高い投票率になった。特に女性の投票率は61.29%と男性を5ポイント強上回り、消費税、宇野首相の女性問題に強い関心を寄せていることをうかがわせた。《共同通信》