平成62日目

平成元年3月10日(金)

1989/03/10

【横浜市議会】消費税に「NO!」

横浜市議会は10日の本会議で、社会、公明、民社の3会派が共同提案した「消費税の廃止を求める意見書」を共産党などを含めた賛成多数で可決した。政令都市の議会で、消費税廃止の意見書が可決されたのは初めて。

これにより、細郷市長が提出している市営バス運賃など公共料金値上げの31議案は、継続審議となることがほぼ確実となった。横浜市議会の意見書可決は、消費税導入をめぐり揺れる全国各地の自治体に大きな影響を与えそうだ。《共同通信》




【茨城県東茨城郡】中3男子が郵便局強盗

10日午前10時45分ごろ、茨城県東茨城郡常澄村、常澄郵便局に赤いジャンパー姿の若い男が押し入り、カウンター越しに「郵便局をこっぱみじんにされたくなかったら300万円を袋に入れて出せ」などと書いたノートの切れ端を保険係の女子局員(58)に差し出し、無言で金を要求した。

強盗と察知した貯金係の男性局員(24)がカウンターを飛び越えて、男を取り押さえ、男は間もなく駆けつけた水戸署員に強盗未遂の現行犯で逮捕された。

調べでは、男は同村内の中学3年A(14)。Aは手にダイナマイトを装った黒いビニール袋入りの紙の筒のようなもの(長さ約20センチ)を持ち、女子局員の前でライターで点火するしぐさをしていた。

調べに対しAは「金が欲しかった」と供述しているが、同署は動機などについてさらに追求している。郵便局内には局員のほか、客3人がいたが、けが人はなかった。

Aが通う中学校の教頭の話では、Aは昨年12月、県内の私立高校受験に失敗し、今年1月中旬以降ずっと学校を休んでいた。教頭は「これまで大きな非行歴もない明るい生徒。1月初めの就職試験もうまくいかず、卒業後の進路が決まらない不安感から間違いを犯したのでは……」と、突然の事件に戸惑っていた。《共同通信》

3月10日のできごと