平成122日目
1989/05/09
【自民党】各派、竹下首相後継「伊東氏」に協力
自民党の安倍幹事長は9日午後、退陣する竹下首相の後継政権づくりに向けた党内調整を進めるため、福田、鈴木両元首相、中曽根前首相に加え党内各派領袖らと順次会談した。
安倍氏が「伊東後継」を前提に見解を求めたのに対し各氏とも(1)危機を厳しく受け止めた全党的出直し改革(2)脱派閥的人事の断行(3)選出前の国会正常化ーなどへの党としての決意が選出に向けた環境整備として必要なことを強調、今後の調整工作に協力する姿勢を示した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【野党】首相指名で結束を確認
社会、公明、民社、社民連の4野党は9日午後、国会内で書記長・政審会長会談を開き、ポスト竹下の首相指名選挙など今後の政局への対応について「4党が結束して行動する」ことを申し合わせた。これを受けて、社会党は11日午後、公明、民社、社民連の各党と個別に書記長・政審会長会談を開き、首相指名選挙での土井委員長一本化を正式に要請する。
この日の会談では、4日に4党政審会長がまとめた国民連合政権の緊急課題に関する共同政策についても最終的に合意、さらに一致して行動していく方針を確認した。
会談では、また「自民党が政権をたらい回しにすることは許されない」として、自民党に対し「憲政の常道に従って野党に政権を譲るよう要求する」ことで一致した。《共同通信》