平成120日目

平成元年5月7日(日)

1989/05/07

【自民党・伊東正義総務会長】竹下後継要請を固辞

自民党の安倍幹事長は7日、ポスト竹下の最有力候補とされている伊東総務会長と都内で1時間半にわたって会談、後継受諾を改めて要請した。これに対し伊東氏は(1)健康に自信が持てない(2)党内の新体制への動きが依然として派閥人事を前提にしているーなどの理由を挙げて受諾を固辞した。

ただ安倍氏は「人事を含めて一切を白紙にして伊東氏の後継受諾を要請した」(安倍氏周辺)とされており、伊東氏周辺も「結論は8日の調整に持ち越した」としていることから、竹下首相退陣後の後継政権づくりは、党内の大勢が「脱派閥人事の断行」という伊東氏の主張を受け入れるかどうかにかかってきた。《共同通信》




【竹下登首相】ASEAN歴訪を終え帰国

竹下登
https://www.kantei.go.jp/

竹下首相は東南アジア諸国連合(ASEAN)5カ国歴訪を終え、7日夕羽田着の日航特別機でフィリピンから帰国した。4月29日からの今回の歴訪は退陣表明した首相が「外交の継続性、一貫性」尊重の立場から決断、実行した異例の首脳外交で、首相にとっては最後の外遊だった。

空港には首相臨時代理を務めた田沢防衛庁長官、小渕官房長官、自民党からは後継人事の焦点となっている伊東総務会長と渡辺政調会長らが出迎えた。《共同通信》

5月7日のできごと