平成10641日目
2018/02/25
この日のできごと(何の日)
【平昌五輪】閉幕
第23回冬季オリンピック平昌大会は25日夜、韓国北東部平昌の五輪スタジアムで閉会式が行われ、17日間の熱戦に幕を下ろした。
日本選手団は金4、銀5、銅4と史上最多13個のメダルを獲得。韓国初の冬の祭典が終わり、五輪のバトンは2020年夏季東京大会、22年冬季北京大会に引き継がれる。出場枠のない北朝鮮の参加が認められるなど国際政治が色濃く反映された大会だった。
閉会式の入場行進では日本選手団主将のスピードスケート女子の小平奈緒(31)が旗手を務め、フィギュアスケート男子の羽生結弦(23)ら金メダリストが参加し、晴れやかな表情で手を振り歩いた。《共同通信》
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【北朝鮮】「米との対話用意」
北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長が率いる代表団が25日、陸路韓国を訪問した。韓国大統領府によると、平昌冬季五輪の閉会式に先立ち、平昌で文在寅大統領と約1時間会談。北朝鮮側は米国と対話を行う「十分な用意がある」とし、南北関係と米朝関係が「ともに発展しなければならない」と表明した。対米交渉の担当者も同行しており、米側との接触に備えている可能性がある。
ただ、核開発を続ける方針は変えず、核保有国としての対等な立場での米朝対話を主張した可能性もあり、局面打開につながるかは不透明だ。《共同通信》
【中国】国家主席の任期撤廃へ
中国共産党中央委員会は国家主席の任期に関し、連続2期までとする事実上の3選禁止規定を削除する憲法改正案を全国人民代表大会(全人代)に提出した。国営通信の新華社が改正案を25日報じた。3月5日に始まる全人代で可決される。任期の制限撤廃により、習近平国家主席が規定上は終身で務めることもできるようになる。
昨年10月の党大会を経た最高指導部人事では習氏の後継者が指名されず、習氏の影響力が長期に及ぶことが確実視されたが、国家のトップとして長期支配することが制度的にも可能になる。
改正案には習氏の指導理念「中国の特色ある社会主義思想」も盛り込まれた。《共同通信》
【東京マラソン】設楽悠太選手が2位
東京マラソンは25日、東京都庁前から東京駅前までの42・195キロのコースで行われ、男子で設楽悠太(ホンダ)が日本新となる2時間6分11秒をマークし、日本勢最高の2位に入った。従来の記録は高岡寿成が2002年にマークした2時間6分16秒。
井上大仁も日本歴代4位となる2時間6分54秒で5位に入り、木滑良(ともにMHPS)が2時間8分8秒で7位となった。8位の宮脇千博(トヨタ自動車)、9位の山本憲二(マツダ)、10位の佐藤悠基(日清食品グループ)を含めた6人が20年東京五輪のマラソン代表選考会「グランドチャンピオンシップ(GC)」の出場権を獲得した。《共同通信》
【社民党】新党首に又市氏
社民党は25日、都内で開かれた党大会で、幹事長の又市征治氏(73)を新党首とする人事を承認した。後任の幹事長には吉川元政審会長(51)が就いた。吉川氏は政審会長を兼務する。
又市氏は記者会見で、党内の一部から合流論が出ている立憲民主党について、「互いに近い関係だという認識はあるが、合流ありきではない」と述べた。
党大会は、来年の参院選で「3人以上の当選、比例選で240万票獲得」を目標とした闘争方針などを採択し、閉会した。《読売新聞》