平成7643日目

平成21年12月11日(金)

2009/12/11

【米政府】普天間移設「18日までに決断を」

訪米中の国民新党の下地幹郎政調会長は11日、米国務省のキャンベル国務次官補らと米軍普天間基地の移設問題を巡り意見交換した。下地氏によると米側は18日までの決断を求め、現行計画を履行できなければ関連予算を他に転用すると警告。これに関連し、米政府が沖縄県内の海兵隊訓練を「キャンプ富士」のある静岡県御殿場市に一部移転する案を、日本政府に提示したことが明らかになった。

会談には国務省のドノバン筆頭次官補代理、メア日本部長が同席した。米側が18日までの決着を求めたのは、2011会計年度(10年10月~11年9月)の予算編成に向け、年内にホワイトハウスが各省の要求を取りまとめるため。今年度の関連予算採取法案の成立を18日までに目指していることから、同日を事実上の期限としたもようだ。《日経新聞》




【男子ゴルフ】タイガー・ウッズ選手、スキャンダルでツアー出場自粛へ

不倫スキャンダルに揺れる男子プロゴルフのタイガー・ウッズ(33=米国)が11日、自身のホームページでツアー大会出場を無期限で自粛すると表明した。ウッズは声明の中で不倫を事実上認め「より良い夫、父親、そして人間になろうと力を注ぐ必要がある」と結婚生活を守ることを最優先とする考えを明かした。ウッズは11月27日未明に米フロリダ州の自宅付近で交通事故を起こしたことをきっかけに、複数の愛人との不倫が報じられていた。《日刊スポーツ》

【日米両政府】航空自由化で合意

日米両政府は11日、ワシントンで開かれた航空協議で、2国間の国際線で使う路線、運賃などを航空会社の判断に任せる航空自由化(オープンスカイ)協定を締結することで合意した。これにより、旅客と貨物サービス双方で規制が緩和され、日米航空会社間の提携強化につながる可能性があるという。

今回の合意により、便数や運賃などの規制が撤廃され、日米の航空会社がコードシェアリングなどで自由に提携できるようになるが、日本政府は、日米航空会社に対する独占禁止法適用を米政府が除外しなければ、協定は発効しないという立場を取っている。《ロイター》

【鳩山邦夫氏】自民党役職の辞表提出

自民党の鳩山邦夫元総務相は11日午前、政治倫理審査会長など党の役職を辞任する意向を大島理森幹事長に伝えた。鳩山氏は兄の鳩山由紀夫首相と同様に母親から資金提供を受けていた事実を認め、贈与税を支払うと表明。党内からは「首相の偽装献金問題を追及しにくくなる」として、けじめを求める声が出ていた。

党内の中堅・若手議員からは、西松建設の違法献金事件をめぐり政策秘書が略式起訴された二階俊博選挙対策局長についても辞任を求める動きが広がっている。梶山弘志、柴山昌彦両副幹事長ら19人は同日午前、「疑惑を持たれた政治家は自らけじめをつけるべきだ」とする要望書を大島氏に提出した。大島氏は「頭を整理して考えたい」と応じた。《日経新聞》

【鳩山由紀夫首相】訪朝に意欲

鳩山由紀夫首相は11日夜、北朝鮮による日本人拉致問題への取り組みに関し「私自身が行く必要が出てきたときには、当然体を張って行くべきだ」と述べ、訪朝に意欲を示した。ただ「まだその状況にはなっていない」として、具体的な時期には言及しなかった。《共同通信》

【鳩山由紀夫首相】国債44兆円「1円でも超えていけない議論ではない」

鳩山由紀夫首相は11日午前、自身が掲げてきた2010年度予算の新規国債発行額を44兆円以下に抑える方針について「国民の皆さんの命を守るのが政治家、政権の務めで、それをどう判断するかもある。1円でも超えてはいけないとかそういう議論ではない」と述べ、44兆円を国債発行の上限とする従来方針の撤回を認めた。首相官邸で記者団に語った。

44兆円以下との方針に関しては「何らかの目標とか、そういう議論のたぐいではないと私は思っている」と指摘し、15日にも閣議決定する予算編成の基本方針に明記しない可能性も示唆した。

一方で「44兆円はあきらめたのか」との記者団の質問には「財政規律というのはそれなりに大事な話だ。一つの象徴として44兆円という話になっている以上、そんな簡単にあきらめるという話ではない」と強調。予算編成の基本方針で発行上限額と明記しなくても、最終的には実現したいとの意向を示した。《日経新聞》

【鳩山由紀夫首相】普天間、3党で「知恵合わせる」

予算編成などで閣僚の主張が食い違う場面が目立ち始めたため、鳩山由紀夫首相は11日、連立政権を組む社民、国民新両党の党首と会談し、自ら調整に乗り出した。首相は同日夜、社民党の福島瑞穂党首、国民新党の亀井静香代表を東京・六本木の日本料理店に招いた。9月の連立政権発足以来、3党党首が夕食をともにするのは初めて。「おいしかったなあ。日ごろろくなもん食べてないから」。会合後、亀井氏は満足そうだった。

会談では社民党が独自色を強める沖縄県の米軍普天間基地問題は「知恵を合わせる」と3党で協議していくことで一致。追加経済対策で1千億円の積み増しを実現した国民新党の主張も配慮し、来年度予算の財源は特別会計活用を優先することも確認した。

ただ社民、国民新両党とも政策調整で重視するのは民主党の小沢一郎幹事長で、政策決定は与党に「拒否権」があるとさえ、ささやかれる。閣内でも、それぞれの閣僚がいろいろなことを発言する状況が続く。《日経新聞》

12月11日のできごと