平成7648日目

2009/12/16

【この日の鳩山総理】

自民党・谷垣総裁と会談

鳩山由紀夫首相(民主党代表)は16日午後、自民党の谷垣禎一総裁との初の党首会談で、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題に関し、2014年までに移設を完了するとした日米合意の期限は守る意向を表明した。編成作業の遅れが指摘される10年度予算案については、年内編成を目指す決意を強調した。《共同通信》

鳩山由紀夫総理大臣(代表)は16日午後、総理官邸に谷垣・自民党総裁を迎え、党首会談した。民主党側からは平野博文官房長官が同席した。

会談では自民党側から平成22年度税制改正、米軍普天間基地移設問題、COP15への参加等に関する考え方が示された文書が手渡され、意見交換した。《民主党ニュース》

普天間の決定先送り「これ以上の結論ない」

鳩山由紀夫首相は16日午前、沖縄県の米軍普天間基地の移設先送り方針について「今の沖縄の現状を考えてみれば、これ以上の結論はないと思う。ぜひ(米国との)交渉の中で理解を求めていきたい」と語った。15日にルース駐日米大使に先送り方針を伝えたことについては「私たちの考え方は理解していると思う。満足しているかどうかは別だ」と述べた。首相公邸前で記者団に語った。

米海兵隊トップのコンウェイ総司令官が遺憾の意を示したことには「海兵隊の方は、それは満足するとは思わない。しかし、日本は政府の考えがある」と指摘した。《日経新聞》

「常駐なき安保」構想は封印

鳩山由紀夫首相は16日、日米安全保障体制下での在日米軍の「常時駐留なき日米安保」構想について「現実に総理という立場になった中で、その考え方はやはり今封印しなければならないと思っている」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

首相は旧民主党時代に「常駐なき安保」構想を発表。同構想は平時には米軍が日本国内に駐留せず、有事に限って日本国内への展開を求めることを主眼としている。首相は「私はかつてそういう思いを持っていたし、日本の将来50年、100年という発想の中で、他国の軍隊が居続けることが果たして適当かどうかという議論は当然ある」とも語った。《日経新聞》

政権発足3カ月「いずれ国民もわかる」

鳩山由紀夫首相は16日午前、政権発足から3カ月を迎えたことについて「普天間、予算のことで閣僚の中で色々と声があって(首相の)指導力がどうだという話がある。それはわかっているが、いずれ国民の皆さんもこの答えが最適だったなとわかる時がくると思う」と強調した。首相公邸前で記者団に語った。

首相は「国民の皆さんの『まだまだ十分じゃない』とのお気持ちも感じている。スタートしたばかりだからすべてがまだ完ぺきとはいえない」とも語った。《日経新聞》

党の要望は国民の皆さまの思いを背に受けてのもの。国民の思いは大事にしたい

 鳩山由紀夫総理大臣(代表)は16日午後、総理官邸で、米軍普天間基地移設問題に関する記者団の質問に、「もともと2014年までに移設を実現するというのが今までの日米合意である」とコメント。そのうえで、「ここで数カ月、時間的に余裕をいただいて、その間に必死に行き先を、与党、政府をあげて調査をして結論を出す。その結論によって、ある意味で今まで以上にスピード感をもって結論を出すことが可能なことも十分ある」と語った。 また、同日、民主党から示される陳情・要請のとりまとめをどう受け止めるかとの問いには、「党の皆さんのご要望は国民の皆さま方の思いを背に受けての様々なご要望だと理解している」としたうえで、「国民の皆さまの思いは大事にしたい」と強調した。 子ども手当に所得制限を設けるか否かについては、「大金持ちのお子さんに本当に子ども手当が必要なのかどうかの議論は、世論のなかに必要ないという声が多いものだから、そういう声も大事にする必要はある」と述べ、党からのとりまとめの提示を受けたのち、これから判断していく考えを示した。

明日出発する国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)については、「COP15に関しては言うまでもないが国益も大事だが地球益も大事」ということであると前置き。「人間、あるいは生命体がこの世で生きられなくなれば、大きなコストを払うことなる。そうならないうちに、コストをみんなで負担しながら、もっと人間や生命体が生きやすい地球に戻そうではないかということで、その努力が行われている最中だ」と語った。

「日本としての役割も地球益のなかで、国益も踏まえてがんばろうではないか。日本は技術力で今日まで国を栄えさせてきた国。世界に向けて日本があるぞという思いを導いていくために、かなり大胆な提案をした」として、2020年までに温室効果ガス排出量を1990年比で25%削減するとの目標を提示したことに言及。「そのことで産業界も、ある意味では驚かれたし、苦しまれているところがあるかもしれない。しかし、必ず乗り越えられると思う」と語った。

また、鳩山イニシアティブについては、これによって「途上国の皆さん方もしっかりいっしょにやろうではないかというメッセージを日本を中心に(伝え)、日本がそれなりのリーダーシップを発揮して、このCOP15を成功させなければならないと思っている」と述べた。《民主党ニュース》

日本・トルクメニスタン首脳会談

平成21年12月16日、鳩山総理は総理大臣官邸でトルクメニスタンのグルバングルィ・ベルディムハメドフ大統領と会談を行いました。 会談後、両首脳は共同声明署名式に臨み、続いて、共同記者発表を行いました。《首相官邸》




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【大相撲八百長報道訴訟】東京地裁、講談社などに3960万円支払い命令

週刊現代の八百長疑惑報道で名誉を傷つけられたとして、横綱朝青龍ら現・元力士30人と日本相撲協会が、発行元の講談社(東京)と記事執筆者に約6億1千万円の賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は16日、約3960万円の支払いを命じた。

名誉棄損訴訟としては原告数が多く、約4290万円の賠償を命じた3月の一審東京地裁判決から約330万円減ったが、高額賠償が維持された。一審に続き記事取り消し広告の掲載も命じた。《共同通信》

【松井秀喜外野手】エンゼルス入団会見

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米大リーグのエンゼルスは16日、ヤンキースからフリーエージェント(FA)になっていた松井秀喜外野手(35)の獲得を発表した。背番号は巨人、ヤンキース時代と同じ「55」。

同日午後2時すぎから本拠地エンゼルスタジアムで記者会見した松井は「新しい自分自身の出発に、非常にエキサイトしている。今まで身に付けたものを、来年はエンゼルスのワールドチャンピオンのために全部出しきりたい」などと抱負を話した。《共同通信》



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