平成7644日目

2009/12/12

【民主党・小沢一郎幹事長】韓国・李明博大統領と会談

民主党の小沢一郎幹事長は12日夜、韓国の李明博大統領とソウルの大統領府で会談した。同府によると、双方は日本が韓国を併合して100周年にあたる2010年が、日韓友好協力の新たな100年に向けた出発点になるよう人や文化の交流を積極的に進めることで一致した。

また、日韓関係が北東アジア地域の安定と繁栄のためにも非常に重要だという点でも一致。民主党政権の下、日韓関係がさらに発展できるよう努力するとした。《朝日新聞》

訪韓中の小沢一郎幹事長は12日夜、ソウル市内の青瓦台(大統領府)で約2時間、李明博(イ・ミョンバク)大統領と非公式に懇談した。

懇談は大統領側の要請によるもので、夕食を共にしながら二人だけで行われた。酒を酌み交わし、終始リラックスした雰囲気で、懇談後、李大統領は、幹事長を車まで見送られた。

新たな日韓関係の構築、極東アジアの諸問題などについて率直な意見交換が行われた。《民主党ニュース》




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【北沢俊美防衛相】「首相は辺野古以外」

北沢防衛相は12日夕、長野市内で開かれた自身の就任祝賀会であいさつし、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題について、「鳩山首相が目指しているのは、日米で合意した(沖縄県名護市)辺野古に新しいものをつくりたくないという沖縄の人たちの思いを大切にした新しい案をつくることだろうと思う」と述べ、首相が現行の移設案である辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部以外の移設先検討も含めて現行案を見直すとの見通しを示した。その上で、米側との協議に入るのが望ましいとの考えを示した。

北沢氏は辺野古への移設について、「沖縄の県議会や県民世論(の多数)は反対で、知事が埋め立て工事の手続きをしても、県議会が不信任案を出す。鳩山内閣がリスクを取って決断しても、工事に入れないという状況があるから、我々が悩んでいる一番の動きはここにある」と指摘した。《読売新聞》

【この日の民主党】

小沢幹事長、「新たな日韓関係とそれを担うリーダー育成」について韓国・国民大学で講義

11日夜、韓国を非公式訪問した小沢一郎幹事長は、12日午前、ソウル市内の私立国民大学で日本学研究所の学生ら約300人を対象に、「新たな日韓関係と、その役割を担うリーダーの育成」と題して講義。両国が「本当の協力関係」を築いて北東アジア、さらに世界の平和と安定のために歴史的な使命を果たすべきだとのビジョンを明らかにした。

また、そのために両国がそれぞれ、さまざまな分野においてリーダーを養成すべきだと強調、若い世代が高い志をもって新しい時代を担うよう訴えた。その一貫として今回の講演を機に、日韓両国の間で青少年の交流を行うプロジェクトを進める考えを表明した。

韓国の大学で日本の政治家が講義するのは初めて。小沢幹事長の講義は2時間にわたって行われ、両国の報道関係者約50人も傍聴した。

講義の中で、幹事長は「学生の皆さんにお話することが両国の末永い友好、連帯のきっかけになればよい」と述べ、日本の植民地支配などについて「日本国として、国民として謝罪しなければならない歴史的事実だ」としたうえで、「そのことのみを言い続けていたのでは両国の将来に良いことがない。両国の長い歴史を振り返ると、支配――被支配の概念でとらえられる関係ではない。日本人も韓国の皆さんもそのことに思いを致さなければならない」と神武天皇、仁徳天皇、桓武天皇などの時代における日本と韓国との交流の事実を指摘した。

幹事長はさらに、「将来を担う若い皆さんは長い両国の歴史を認識しつつ、両国がどういう役割を果たすべきか真剣に考えるべきだ」と求め、両国の歴史的課題として「朝鮮半島、日本列島に大きな影響を与えてきた中国と、日韓両国が真の信頼関係、協力関係を築くこと」などを挙げ、その理由として「北東アジアは政治体制も経済のしくみも違う国が現実に隣り合わせているだけに、世界で最も不安定な要素をはらんでいる地域だ。日韓中の3カ国が安定した地域にしていかなければならない」ことを挙げた。

そのうえで幹事長は、「両国の若い人たちには、ぜひそういう歴史的使命感をもって、友情を強めてほしい」と訴えた。日本では幹事長自身が小沢一郎政治塾や京都大学での講義で新しい時代を担いうるリーダーを育てていることに努力していることを紹介しつつ、「韓国ではみなさんが先頭に立って、お互いに役に立つリーダーに成長してほしい」と激励した。

定住外国人の地方参政権 通常国会での法案提出の見通し示す 小沢幹事長

小沢一郎幹事長は12日、ソウルの国民大学での講義で、学生らの質問に答えて、定住外国人の地方参政権問題について、日本は政府が姿勢を示すためにも、「政府提案できちんと出すべきだと思う。鳩山内閣も同じように考えているので、来年の通常国会では現実になるのではないか。この問題は日本側が積極的に取り組むべき問題だ」と述べ、在日韓国人などに地方参政権を認める法案が通常国会に提出されるとの見通しを示した。

小沢幹事長、韓国の「囲碁皇帝」曺氏と公開対局し辛勝

小沢一郎幹事長は12日午後、ソウル市内のホテルで韓国で「囲碁皇帝」と呼ばれて世界最強棋士のひとりである曺薫鉉(チョ・フンヒョン)氏と公開対局した。

日本棋院と韓国棋院が協議、協力して「日韓友好のシンボル」として対局が実現、韓国棋院により、対局の様子が両国でネット生中継された。

対局は小沢幹事長が4目のハンディをもらってスタート。中盤までは圧勝の勢いだったが、攻め込みすぎて逆に形勢が悪化、辛うじて7目で勝った。対局の記念に曺氏が対局に使った碁盤に、揮毫してプレゼント、韓国棋院からアマチュア6段の認定証が贈られた。

対局後、曺氏は「小沢氏は思ったより強かった。力強く素晴らしい碁だった」と讃え、幹事長は「曺先生と打つことができたのは大変名誉であり、感激した。日韓友好に役立てれば大変うれしい」と述べた。《民主党ニュース》



12月12日 その日のできごと(何の日)