平成7293日目
2008/12/26
【この日の麻生総理】
地域医療の機能強化に関する関係閣僚会議
平成20年12月26日、麻生総理は総理大臣官邸で、1回目の地域医療の機能強化に関する関係閣僚会議に出席しました。
この会議は、地域医療の再生に向け、関係省庁が連係協力して政府全体で適切な対策を総合的に推進していくために設置されました。
この日の会議では、関係閣僚から今後の取組みについて報告がなされ、地域医療の機能強化のために関係省庁が相互に緊密に連絡を取って、政府をあげて取り組んでいくことの重要性について確認がなされました。
麻生総理は挨拶で、「この問題は厚生労働省だけの問題ではなく、搬送の問題では総務省消防庁、大学病院の関係では文部科学省と、関係省庁が連係していくことが大事で、関係閣僚会議を立ち上げさせていただいた。今回は第1回ですが、引き続き行って、今問題になっている痛ましい話にならないような配慮が非常に大切。そこが一番肝心。」と述べました。《首相官邸》
景気対策最優先を強調
自民党は26日、麻生太郎首相(党総裁)が出席し、全国幹事長・政調会長会議を都内のホテルで開いた。首相はあいさつで「世界中の経済不況の津波の外にいるわけではない。どう対応するかが問われている。不況から最初に脱出して、先頭に立つための予算、政策を果敢に実行したい」と述べ、最優先で景気対策に取り組む姿勢を強調した。
細田博之幹事長は「一致結束して難局を乗り越え、選挙で堂々たる勝利を収めるのがわれわれの目的だ」と指摘。古賀誠選対委員長は「自民党は結党以来の逆風だ。わが党の統治責任に対する国民の不安と不信を招いている。党本部と都道府県連は結束すべきだ」と呼び掛けた。《共同通信》
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【名古屋鉄道】「7000系電車」定期運転終了
日本初の前面展望車両として知られる名古屋鉄道の7000系パノラマカーが、車両老朽化で26日の運行を最後に定期運行から外れることになり、名古屋市の神宮前駅で多くの鉄道ファンや市民が最終電車を見送った。
パノラマカーは最前部の2階に運転席、1階に座席を置いた画期的なデザインで1961年にデビュー。正面の窓から進行方向の風景を楽しめるため、47年間にわたり多くの鉄道ファンに愛された。
4両編成の最終電車は満員。約400人が待ち構える神宮前に到着すると、一斉にカメラのフラッシュがたかれ、ホームは「ありがとう」と叫ぶ声や拍手に包まれた。《共同通信》
【この日の民主党】
国民のなかに新しい国民本位の政治をという機運が高まってきている 小沢代表
小沢一郎代表は26日午前、茨城県を訪れ、同県1区の福島のぶゆき事務所を激励後、記者団の質問に答えた。
小沢代表はまず、事務所スタッフらから日頃の活動状況を聞くとともに、来年は選挙本番であり、より一層活動を強化するよう激励したと報告。そのうえで、午前中に県内2カ所をまわった所感として、「茨城県は一般的に自民党が強く、相手候補者も有力だが、自民党政治に対する不信感、批判が都市、農村に限らず大きい」と分析し、そういう人たちに声をかけ、理解してもらうことが大事であると話した。
また、茨城県では医師会が民主党推薦を表明していることについては「心強いと同時に、医療制度を抜本的に変えないといけないということ。それを民主党は主張し、理解していただきながらの支援であり大変心強く思う」と表明。現時点では医師会として正式に推薦を表明しているのは茨城県のみであるが、全国各地で個人的には民主党支援の輪が広がっていると分析した。加えて、「医師会に限らず、農業、漁業など各団体において、全体のトップは自民党支援を崩せないでいるが、国民のなかに政治を変えなきゃ、政権を変えなきゃ、という機運は強まっている」との手ごたえを示した。
来年における政権交代後の態勢作りについては、「来年のことは、とらぬ狸の皮算用で言っても仕方ない」と前置きしたうえで、「国民のなかに新しい国民本位の政治をという機運が高まってきている」と重ねて強調。具体的にどうこう言える段階ではないがそれに応える態勢をつくっていく気構えを語った。
民主党としての来年の政治活動については、全国を回り有権者とふれあいながら声を聞くという方針は基本的に変わらないと述べるとともに、来月の中・下旬に世論調査を改めて実施し、最終的な公認候補を決定するとともに、その中でも重点区を決めていつでも態勢を整えていきたいと語った。《民主党ニュース》