平成7777日目

2010/04/24

【この日の鳩山総理】

群馬県視察

平成22年4月23日、鳩山総理は群馬県を訪問し、富岡製糸場等を視察しました。また、地元の農協や町役場で意見交換を行いました。

視察を終えた鳩山総理は、「今日はいくつかの観点から視察をしました。一つは多文化共生。日系ブラジル人が沢山住んでおられるところ、そういう地域の方々の声を聞かせていただいて、将来的にこの国はもっともっと開かれた国にしていかなければならない。先行的に頑張っている地域の実状というものを勉強させていただいて、政府が何をやるべきかというものを考えさせていただいた。それから、地域の農業というものの在り方、戸別所得補償の在り方というようなものを考えさせていただいた。それからもう一つは、富岡製糸場の世界遺産登録に向けての思いを聞かせていただいて、私共として協力できることはないか、これから考えていきたいと思いました。」と感想を述べました。《首相官邸》

普天間問題の現行案決着を否定

鳩山由紀夫首相は24日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)に移す現行案で決着させる可能性について「辺野古の海が埋め立てられることは自然に対する冒涜(ぼうとく)と感じる。受け入れるという話はあってはならない」と述べ、明確に否定した。

首相は既に、米側が最善とする現行案を容認しないを考えを示していたが、5月末の決着期限を控え、立場に変更がないことを確認した。視察先の群馬県大泉町で記者団の質問に答えた。

移設先をめぐる日米間の調整は現在、岡田克也外相とルース駐日大使との間で主に行われており、米紙ワシントン・ポストは23日に両氏が会談し、外相が現行案の修正案を検討していることを伝えたと報じた。

首相は、会談は認めたものの「内容は必ずしも事実ではない。なぜこのように報道されたのか分からない」と報道内容を全面的に否定。同時に「政府案を真剣に検討している最中で、まだ結論が出ていない」と述べた。《時事通信》




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【岡田克也外相】外遊批判に反論

「(アフリカ訪問を)非常に軽く言うような発想には強く抗議したい」。岡田克也外相は23日の記者会見で、5月の大型連休中に予定しているアフリカ訪問に対し、日本にとどまって米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設をめぐる対米交渉に集中すべきだとの批判が与野党から出ていることについて、強い口調で反論した。

岡田氏の訪問の主な目的は、5月2日からタンザニアで開かれる、アフリカ開発会議(TICAD)閣僚級フォローアップ会合への出席。アフリカ各国から20人以上の閣僚の参加が予定されている。

しかし、普天間移設の「5月末決着」の期限が迫る中、与党内からも「交渉の先頭に立つべき外務大臣がアフリカに行って指揮が執れないのは非常に問題だ」(下地幹郎・国民新党国対委員長)などの声が上がっている。岡田氏は「必要があれば途中で帰ってくるとか、状況に応じて判断することはあるかもしれない」と述べた。《朝日新聞》



4月24日 その日のできごと(何の日)