平成8375日目
2011/12/13
【ベルギー】無差別襲撃で4人死亡、120人以上負傷
ベルギー東部のリエージュの中心部で13日、武装した男が無差別に銃を乱射したり、手りゅう弾のような爆発物を投げたりして、現地時間の同日午後4時30分(日本時間14日午前0時30分)時点で少なくとも4人が死亡、75人が負傷した。地元メディアが報じた。ベルギー当局によると男は自殺した。当局はテロ組織による犯行との見方を否定した。
リエージュはブリュッセルから約90キロメートル離れた東部の中心都市。実行犯の男は正午ごろ、クリスマスの買い物でにぎわう中心部「サンランベール広場」のバス停近くで突然、銃を乱射し始めた。
地元メディアによると、実行犯はパン屋の屋上から銃を乱射するとともに、バス停や裁判所を目がけて手りゅう弾のような爆発物を投げたという。目撃者は「多くの人が銃弾で肩や手を負傷し、携帯電話を手にとって叫んでいた」という。
事件後、石畳の広場は封鎖された。リエージュ市長は悪天候を理由に同広場での「クリスマス市場」開設を延期していた。「イベントが開催されていたら、さらに多くの死傷者が出ていた」との証言もある。
ベルギー当局は「テロ事件ではない」としている。複数のメディアは犯人が裁判所から被疑者を救出するのが目的だったと報じている。事件発生直後、実行犯は「2、3人の男」と報じられていたが、ベルギー当局は「実行犯は1人で、死亡した」と説明している。《共同通信》
ベルギー東部リエージュの中心部で13日、武装した男が市民に対し無差別に手りゅう弾を投げたり、銃を乱射したりし、地元当局によると4人が死亡、120人以上が負傷した。検察当局によると、男はリエージュに住むノルディン・アムラニ容疑者(33)。目撃者によると、犯行後、自ら銃で頭を撃ち抜いて死亡した。在ベルギーの日本大使館によると、日本人が巻き込まれたとの情報はない。
検察当局者によると、アムラニ容疑者は大量の武器の不法所持、大麻栽培の罪で2008年に服役後、10年0月に仮釈放されていた。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【プロ野球】
村田修一内野手、巨人入団会見
巨人は13日、横浜からフリーエージェント(FA)宣言した村田修一内野手(30)の入団を発表した。2年契約での総額は契約金を含めて5億円。背番号は横浜でも付けていた25になる。
村田は東京都内のホテルで原辰徳監督とともに記者会見し「今日から再スタートだな、という気持ち。原監督を胴上げしたい。今年は20本塁打に終わったので、30本は打ちたい」と抱負を述べた。原監督は「(自身が指揮を執り)世界一となったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では4番打者。私との相性は非常にいいと思うし、運命的なものを感じている。クリーンアップの一角を守ってもらいたい」と期待を語った。《スポニチ》
【清武英利氏】渡辺氏、読売新聞を提訴
プロ野球巨人の球団代表を解任された清武英利氏は13日、解任は不当で、渡辺恒雄球団会長らの発言により名誉も傷つけられたとして、渡辺氏や巨人、読売新聞グループ本社に計約6200万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求め、東京地裁に提訴した。
訴状などによると清武氏は11月11日に記者会見して、来季のヘッドコーチ人事をめぐり、承認を受けた岡崎郁コーチの留任を渡辺会長が江川卓氏の起用で覆そうとしたと内部告発。球団は同18日、適正な手続きを経ずに会見し、読売グループなどの名誉を毀損したとして解任した。《共同通信》
【テニス】
国際テニス連盟は13日、2011年の「世界チャンピオン」を発表し、シングルスの男子は四大大会で3勝し、世界ランキング1位となったノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、女子はウィンブルドン選手権で初優勝し、国別対抗戦のフェド杯でチェコの優勝に貢献したペトラ・クビトバが選ばれた。
車いす部門の男子では昨年まで4年連続で受賞していた国枝慎吾(ユニクロ)が落選し、マイケル・シェファース(オランダ)が選ばれた。《共同通信》
【オウム裁判】全終了
最高裁第一小法廷(金築誠志裁判長)は13日までに、地下鉄サリン事件のサリンを製造した殺人罪などに問われ、上告が退けられた元オウム真理教幹部遠藤誠一被告(51)の判決訂正申し立てを棄却する決定をした。松本智津夫死刑囚(56)=教祖名麻原彰晃=らに続く13人目の死刑が確定した。12日付。
これで指名手配中の3人を除く共犯者の刑が確定。今後は死刑執行の時期や順番が焦点となる。
1995年3月の教団に対する強制捜査開始から約16年9カ月を経て、一連の事件で189人が起訴された刑事裁判全てが終了した。188人が有罪で、教団施設での監禁罪に問われた信者1人だけが無罪となった。
確定判決によると、遠藤被告は教団で兵器開発の中心的役割を担った。松本死刑囚らと共謀し、94年の松本サリン事件と95年の地下鉄サリン事件で計19人を殺害。滝本太郎弁護士へのサリン襲撃、猛毒VXによる脱走信者の支援者男性襲撃にも関与した。《共同通信》
【政府】20年の東京五輪招致を閣議了解
政府は13日の閣議で、20年夏季五輪の東京開催について、本大震災からの復興や国際親善、スポーツ振興に大きな意義があるして、招致活動を進めていくことを了解した。
今後は、来年2月15日までに開催計画の概要を示した「申請ファイル」を国際オリンピック委員会に提出。同年5月の第1次選考を経て、13年9月のIOC総会で開催都市が決まる。
文科省によると、20年夏季五輪には東京のほかローマ(イタリア)、マドリード(スペイン)、イスタンブール(トルコ)、ドーハ(カタール)、バクー(アゼルバイジャン)の計6都市が立候補を表明している。《共同通信》
【野田佳彦首相】TPP「国民的議論を」
政府は13日午前、首相官邸で環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に関する初の関係閣僚会合を開いた。交渉参加に向けた各国との協議に政府一体で取り組むため、古川元久経済財政・国家戦略相を議長とする閣僚懇談会を設置するほか「国別協議」など省庁横断の3チームを設ける。対外交渉を統括する「政府代表」の起用は先送りした。
野田佳彦首相は「きちんと情報提供し、十分な国民的議論を行ったうえで、あくまで国益の視点に立って結論を得る」と強調した。会合には藤村修官房長官、枝野幸男経済産業相、戦略相らが出席した。《日経新聞》
【中国】韓国大使館に銃弾か
中国・北京の韓国大使館に13日午後、金属製の弾のようなものが撃ち込まれ、防弾ガラスにひびが入った。中国公安当局が調べている。韓国政府が14日、明らかにした。聯合ニュースは空気銃の銃弾とみられると伝えた。けが人は出ていない。
韓国海洋警察の隊員が不法操業中の中国漁船員に殺傷された事件をめぐり、中国への批判が韓国で高まっていることに反発した中国人の犯行の可能性が指摘されている。韓国人の対中感情がさらに悪化し、事態収拾の足かせになることも懸念されている。
中国外務省の劉為民報道局参事官は14日の記者会見で、銃撃によるものではないとする一方で「事件を重視し、懸命に捜査している」と強調。大使館周辺の警備を強化していると説明した。《共同通信》
【MLB】
ソフトバンクからフリーエージェント(FA)になった和田毅投手(30)が米大リーグのオリオールズと複数年契約で合意間近だと、ボルティモア・サン紙(電子版)が13日報じた。
記事は、和田がスピードこそないがストライク先行の投球ができるとし、五輪やワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した経歴を紹介。また、オリオールズが中日から自由契約になったチェン投手の獲得も目指しているとしている。
先発左腕の和田は今季16勝5敗、防御率1.51の好成績を残している。《共同通信》