平成8368日目
2011/12/06
【この日の野田総理】
衆議院東日本大震災復興特別委員会
平成23年12月6日、野田総理は衆議院東日本大震災復興特別委員会に出席しました。
本日の特別委員会では、野田総理と関係閣僚が出席して、復興庁設置法案の修正案について趣旨説明が行われた後、復興体制等に関する集中審議が行われ、委員からの質疑に答弁しました。
続いて、採決が行われ、復興庁設置法案は可決すべきものと議決されました。《首相官邸》
東日本大震災からの復興の司令塔となる復興庁の設置法案が6日の衆院本会議で一部修正の上、与野党の賛成多数により可決した。参院での審議を経て今国会で成立する見通しだ。政府は大震災から1年となる来年3月11日よりも前の復興庁の発足を目指す。
これに関連し、野田佳彦首相は6日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、復興庁に置く専任の閣僚に平野達男復興担当相を充てる考えを示した。同法案は民主、自民、公明3党の協議で、各省庁が実施する復興事業の予算要求や配分を復興庁が担うほか、閣僚1人と副大臣2人を増員する内容に修正した。《日経新聞》
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【オノ・ヨーコさん】被災地訪問
故ジョン・レノンさんの妻、オノ・ヨーコさん(78)が6日、原発事故で避難中の児童が学ぶ福島市の佐原小学校を訪れた。「世界がみんなを応援している」と励ました。
佐原小には、東京電力福島第一原発に近い福島県南相馬市の30人が通っている。オノさんは一人ひとりを抱きしめ、世界各地の言葉で「平和を想像しよう」と書かれたバッジなどをプレゼントした。児童たちが歌を披露すると、オノさんが歌に合わせて踊り出す場面もあった。最後に、世界中が福島を応援しているとの意味を込め、「世界祈念」と筆で書き上げた。《朝日新聞》
【名古屋市議会・財政福祉委員会】7%減税案を否決
名古屋市議会の財政福祉委員会は6日、河村たかし市長が提出した市民税10%減税条例案に関し、市長率いる政治団体「減税日本」市議団が提出した減税率を7%とする修正案を自民、公明、民主、共産各党の反対多数で否決した。7日の本会議でも否決の見通し。
河村氏が最重要公約に掲げる減税は、来年度からの実施は困難な情勢となった。河村氏はこれまでに条例案が否決された場合、減税の是非を直接問う住民投票条例案の提出に言及している。
減税条例案には財政難などを理由に4党の反発が強く、河村氏が「ぎりぎりの譲歩」として修正案の提出を減税日本市議団に求めた。《共同通信》
【衆院農林水産委員会】TPP、国益損なえば参加見送りを
衆院農林水産委員会は6日、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に向けた各国との協議について、政府に十分な情報開示を促すとともに、国益を損なう場合には交渉参加の見送りを求めることを盛り込んだ決議を全会一致で採択した。
政府の前向きな姿勢に歯止めをかけるのが狙いで、参院農水委でも決議する見通し。鹿野道彦農相は「政府一体で適切に対処したい」と答弁した。
決議は、TPPに参加すれば「農林水産業にこれまでにない壊滅的な打撃を与える恐れがある」と指摘。「国益を損なうことが明らかになった場合には、交渉参加の見送りも含め厳しい判断をもって臨むこと」を求めている。《共同通信》
【一川保夫防衛相】辞任を拒否
一川保夫防衛相は6日午前の記者会見で、自民党などが提出する問責決議案に関し「防衛相として本来の責任を問われるような致命的なものはない」と反論し、辞任を拒否した。野党が一川氏の姿勢に反発を強めるのは確実だ。
自民党の佐藤正久氏は同日の参院外交防衛委員会で、前沖縄防衛局長の不適切発言などを挙げ「誰が見ても閣僚としての資質、自覚がない。自ら辞める覚悟はあるか」と決議案提出前の自発的辞任を要求した。
これに対し一川氏は「今回のことを教訓にしながら乗り越えていきたい」と強調。藤村修官房長官も「防衛相として脇を締め、襟を正して職務に励んでほしい」と擁護した。《共同通信》
【鈴木宗男元衆院議員】仮釈放
受託収賄など4つの罪で服役していた新党大地代表、鈴木宗男元衆院議員(63)が6日午前、服役先の喜連川社会復帰促進センター(栃木県さくら市)から仮釈放された。同日午後、国会内で記者会見する。鈴木代表は午前8時前、迎えに来た関係者とともにワゴン車で服役先を出た。
詰め掛けた報道陣の取材には応じず、関係者は「このまま永田町に向かう」と説明した。鈴木代表は昨年12月に収監。捜査や公判段階の勾留日数が差し引かれ、服役の満期は来年4月の見通しだった。《日経新聞》
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受託収賄など4つの罪で服役し、仮釈放された新党大地代表・鈴木宗男元衆院議員が6日午後、国会内で記者会見を行い、今後の活動について「東日本大震災の被災者のために私の立場で少しでもやれることをやっていきたい」と述べた。
服役中は「永田町の動きが気になった」と告白。刑期を終えてから5年間、選挙に出ることができないが、「政治は国民の気持ちを正直に体現するのが基本だ。政権交代で国民の理解を得られるように、私の経験を少しでもいかせることがあればと考えている」と述べ、新党大地代表として民主党政権に協力していく意向を示した。
収監からちょうど1年の仮釈放について「1年ぶりに自由な空気を吸えた」と笑顔をみせたが、被災者について語るときは涙ぐむ場面もあった。会見には無所属の松木謙公、石川知裕両衆院議員や民主党議員も駆けつけた。《産経新聞》