平成8367日目
2011/12/05
その日のできごと(何の日)
【読売新聞】清武前代表を提訴
プロ野球巨人のコーチ人事を巡り、清武英利・前球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM)が渡辺恒雄・球団会長を批判した問題で、巨人と親会社の読売新聞グループ本社は5日、清武前代表による球団批判で球団やグループの名誉、信用を傷つけられたとして、前代表に計1億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
訴状によると、清武前代表は11月11日と25日に記者会見を開き、コーチ人事などの秘密事項を公表した上で、渡辺会長が人事案を提示した経緯について「伝統球団の名誉をおとしめ、コンプライアンス(法令順守)に反する」などと発言。巨人とグループ本社は「巨人のブランドイメージを根底から覆す前代未聞の暴挙で、名誉、信用を著しく毀損された」と主張している。
この問題を巡っては、清武前代表は球団から解任されており「代表職解任はコンプライアンス違反を隠蔽するための報復措置である」などとして、今月にも提訴する考えを表明している。《日経新聞》
【プロ野球】
横浜DeNA、工藤監督を断念
プロ野球の横浜DeNAは5日、初代監督として就任要請していた元西武投手の工藤公康氏(48)との交渉を打ち切り、起用を断念したことを発表した。高田繁ゼネラルマネジャー(GM)は選手の獲得といったチーム編成の権限などをめぐり、意見の相違があったとし「ひと言で言えば、監督とGMの信頼関係をどうしても築けなかった」と話した。
工藤氏は横浜市内で記者会見し、正式な就任要請に前向きな姿勢を示していながら合意できなかった具体的理由については触れず「時間が足りなかった。残念に思う」と話した。《共同通信》
契約更改(金額は推定)
パ・リーグの最優秀選手(MVP)に選ばれたソフトバンクの内川聖一外野手(29)が5日、福岡市のヤフードーム内で4年契約の2年目となる来季の契約を更改し、2年目までは年俸固定のため現状維持の年俸1億7千万円プラス出来高払いでサインした。「毎年毎年が勝負だと感じさせてくれる移籍だった」と笑みを浮かべた。
今季は114試合に出場し、打率3割3分8厘でセ、パ両リーグ首位打者に輝いた。出来高払いは9千万円になると見込まれる。30歳となる来季に向け「144試合出場はこだわっていきたい部分。(トレーナーとの契約を含め)もっと自分の体に対して神経質にならないといけない」と語った。
また、97試合に出場して22盗塁をマークした若手成長株の福田は1550万円増の年俸2500万円でサインした。
広島・今村が5日、契約更改交渉し、倍増の年俸2000万円でサインした。2年目の今季はプロ初勝利、初セーブを挙げるなど主にセットアッパーとして54試合に登板。「シーズン最後の方は力で抑える投球ができた。来季はことし以上に信頼してもらえたら」と満足そうに話した。《共同通信》
オリックス、李大浩内野手を獲得
オリックスは5日、韓国プロ野球の強打者、李大浩内野手(29)=194センチ、130キロ、右投げ右打ち=の獲得を発表した。
李大浩は2001年から今季までロッテでプレー。44本塁打を放った昨季には日米両球界の記録を上回る9試合連続本塁打をマークし「世界記録」として注目された。韓国での通算成績は出場1150試合で打率3割9厘、225本塁打、809打点。2008年北京五輪や09年のワールド・ベースボール・クラシックにも出場した。
6日に韓国・釜山で入団記者会見を行う。《共同通信》
【Jリーグ】
Jリーグは5日、横浜アリーナで年間表彰式「Jリーグ・アウォーズ」を開き、最優秀選手賞はJ1 柏の初優勝に大きく貢献したブラジル人のMFレアンドロ(28)が初受賞した。史上初の昇格1年目での制覇を果たした柏からはベストヤングプレーヤー賞にもDF酒井宏樹(21)が輝いた。
得点王は19ゴールを挙げた名古屋のFWケネディ(29)が、史上2人目の2年連続受賞。柏から酒井ら4人が入ったベストイレブンにはG大阪のMF遠藤保仁(31)が9年連続、名古屋のDF田中マルクス闘莉王(30)が8年連続で選ばれ、C大阪の清武弘嗣(22)や甲府のFWハーフナー・マイク(24)が初めて選出された。
最優秀監督賞は柏のネルシーニョ監督(61)が初受賞。功労選手賞にはJ1横浜Mで16シーズンにわたってプレーし、8月に34歳で急逝した松田直樹さんらが選ばれた。《共同通信》
◇
J1鹿島は5日、オリベイラ監督(61)が今季限りで退任すると発表した。天皇杯終了まで指揮を執った後、ブラジルに帰国する。後任は未定。同監督は就任した2007年から09年にかけてJ史上初のリーグ3連覇を達成。天皇杯、富士ゼロックス・スーパーカップをそれぞれ2度制し、今季はヤマザキナビスコ杯を獲得。Jリーグ最優秀監督賞も3度受賞した。
鹿島側は続投を要請したが、東日本大震災で帰国した家族が原発事故による放射能の影響を心配し、親類の体調不良もあって進退を迷っていた。ブラジルのほか、中国や中東などから鹿島の2倍ほどの年俸でオファーを受けていた。《朝日新聞》
【首相動静】
https://www.kantei.go.jp/政府・与党は5日、消費増税を含む社会保障と税の一体改革の具体案を協議する「社会保障改革本部」の初会合を首相官邸で開いた。本部長の野田佳彦首相は消費税率10%への段階的な引き上げ時期と幅を書き込んだ「素案」を年内をめどにまとめるよう指示した。素案を野党に提示し協議を呼びかける意向だが、それに先立つ政府・与党内の調整は難航が予想される。
首相は会合で「社会保障と税の一体改革は際限なく先送りできるテーマではない。改革に不退転の決意で臨む」と強調。「超党派での議論に付す素案をまとめてほしい」と呼びかけた。《日経新聞》
【タイ・プミポン国王】84歳に
長期入院中のタイのプミポン国王は5日、84歳の誕生日を迎えた。病院から一時外出した国王はバンコクの王宮での祝賀式典で演説し、タイ各地で甚大な被害をもたらした大洪水に触れ「協力して早急に問題解決に当たるように」と、政府や軍など関係機関に呼び掛けた。
式典にはインラック首相やソムサック下院議長、軍関係者らが参列。国王はかすれた声でゆっくりと演説し、約1時間の式典が終了すると病院に戻った。インラック首相は「国王はタイ国民に調和の大切さを教えてくれた」と祝辞を読み上げた。
世界の君主の中で在位期間が最長のプミポン国王は、政治の安定に大きな影響力を持つ。2009年9月にバンコクの病院に入院、最近では洪水被害に心を痛め、ストレスによる胃の出血が確認されたという。
この日は、多くの市民が国王の健康を願う色とされるピンクの服を着て王宮や病院周辺に集まり、国王の紋章をあしらった黄色の旗や国旗を振った。王宮周辺では夜間、国防省などの庁舎をライトアップ、祝賀ムードに包まれた。《共同通信》
【COP17】日本抜きでも議定書継続
南アフリカで開かれている気候変動枠組み条約第17回締約国会議(COP17)で欧州連合(EU)の交渉を率いるヘデコー欧州委員が5日、記者会見し「日本などが京都議定書の次の削減目標を拒んでいる状況でも、EUは次の目標に合意する用意がある」と述べ、日本抜きでも議定書の枠組みを継続する意向を示した。
一方、中国の解振華・国家発展改革委員会副主任も記者会見で、先進国の次の目標設定などを条件に2020年から法的拘束力のある枠組みに参加する用意があることを表明。暗礁に乗り上げていた13年以降の枠組みをめぐる交渉が一気に動く可能性が出てきた。《共同通信》
【仏独首脳会談】
フランスのサルコジ大統領とドイツのメルケル首相は5日、パリの大統領府で会談後に記者会見し、欧州財政危機の打開に向け、財政規律を守れない国への制裁の自動発動などを盛り込んだ欧州連合(EU)基本条約の改正案を8〜9日のEU首脳会議で提案すると発表した。EU加盟27カ国で異論が出た場合は、ユーロ圏17カ国で「新条約」を結ぶ方向で来年3月の合意を目指す。
ユーロ圏1、2位の経済規模を持つ独仏両国が具体策を提案したことで、財政危機対策は首脳会議を前に新局面を迎えた。ただ、ユーロ圏主導の条約改正や新条約制定には英国など非ユーロ圏の抵抗も予想され、首脳会議での曲折もあり得る。《共同通信》
【ロシア情勢】
ロシア中央選挙管理委員会は5日、4日投開票された下院(定数450)選挙の開票率約94%時点での暫定開票結果に基づき、プーチン首相の与党「統一ロシア」の獲得予想議席数を238と発表。与党の過半数維持が確実な見通しとなった。
統一ロシアは2007年の前回下院選で獲得した315から70以上議席を減らした。インフラ整備などで中央政府の予算配分に頼り、以前は与党の支持基盤だった地方での不振が目立った。
首都モスクワなどとの格差が大きい上、08年に深刻化した金融危機後も経済の回復が遅れていることなどが背景にあるとみられる。《共同通信》
【冬柴鉄三さん】死去
元公明党幹事長の冬柴鉄三・前衆院議員が5日、兵庫県内の病院で死去した。75歳だった。 冬柴氏は弁護士を務めた後、1986年7月、衆院議員に初当選。98年11月に公明党の幹事長に就き、小渕政権時代の99年、自民、自由両党との連立政権入りを主導した。
その後、自由党が分裂した後の保守党との自公保連立を経て、06年9月に幹事長を辞めるまで、自公連立政権で中心的な役割を果たしてきた。05年総選挙で兵庫8区で当選7回を果たし、07~08年には国土交通相を務めた。だが、09年総選挙で田中康夫氏に敗れ、落選した。次期総選挙では比例近畿ブロックから立候補することが決まっていた。《朝日新聞》
