平成8733日目

2012/12/05

【この日の野田総理】

「『貧困の世襲』あってはならない」

野田佳彦代表は5日、遊説で大阪、和歌山を訪れた。

和歌山駅前の街頭演説では、社会保障制度改革の必要性や高校授業料無償化などの成果の説明に特に力を込めた。「政権交代の前、経済は成長し、企業の収益は上がっているのに雇用者の収入は減り続け、『新しい貧困』という問題が生じていました。お父さんが仕事を失って子どもが高校を中途退学するという事態が増えていました。政治家の世襲も問題ですが、あってはならない『貧困の世襲』が生まれていたんです。だから高校授業料の無償化をやりました。効果はてきめんで、経済的理由によって高校を中退する生徒の数は半減しました。子どもや若者は日本の宝です。そこをしっかりとサポートしていく、そういう政治を前に進めさせてください」などと野田代表が訴えると、西口の大通りの両側を埋めた聴衆から大きな拍手が起きた。《民主党ニュース》

維新は「二またのおろち」

衆院選の公示を受け野田首相(民主党代表)は5日、街頭演説で日本維新の会への批判を強めた。自民党の安倍総裁は、幼児教育の無償化を打ち出し、子育て支援重視の姿勢を示した。

首相は大阪府吹田市で、日本維新の石原代表と代表代行の橋下大阪市長について「双頭のワシとか言っているが、私には二またのおろちにしか見えない」と指摘。理由として「脱原発と言っていた橋下氏と、原発維持の石原氏が組み、色が見えなくなった。どっちの方向性で考えているのか分からない」と述べた。

尖閣諸島をめぐる問題も両氏の考え方は異なるとして「そういう政治勢力に将来を委ねられない」と強調した。




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【日産・シルフィ】発売:「ブルーバード」の名称消える

12月5日のできごと(何の日)
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【バドミントン・全日本総合選手権】第2日

バドミントンの全日本総合選手権第2日は5日、東京・代々木第二体育館で各種目1回戦を行い、女子シングルスで福井・勝山南部中3年の山口茜が脇田侑(岐阜トリッキーパンダース)を2―0で下し、2回戦に進んだ。日本協会によると、中学生が本戦で勝つのは史上初の快挙。昨年覇者の奥原希望(埼玉・大宮東高)は順当勝ちした。

女子ダブルスはことし限りでペアを解散するロンドン五輪銀メダルの藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサス)が初戦突破。

男子シングルスは5連覇がかかる田児賢一(NTT東日本)や世界ジュニア選手権覇者の桃田賢斗(福島・富岡高)が勝ち上がった。《共同通信》

【東京地裁】石綿被害で国に10億円賠償命令

アスベスト(石綿)を吸い込み、肺がんや中皮腫などになった首都圏の元建設労働者308人(うち199人死亡)について、本人や遺族が国と建材メーカー42社に計約118億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(始関正光裁判長)は5日、国に約10億6千万円の支払いを命じた。メーカーの責任は否定した。

国の賠償責任を認めたのは、1981年以降に屋内の作業に従事し、石綿被害に遭った労働者。

建設現場での石綿被害をめぐる集団訴訟は6地裁で起こされ、東京地裁の患者数は一連の訴訟で最多。判決は2件目だが、国の責任を認めた判断は初めてで、国の救済策にも影響を与えそうだ。《共同通信》

【衆院選】在外投票始まる

海外に住む日本人による衆院選の在外投票が5日、各国で始まった。現地時間午前9時半の開始とともに投票所に駆けつけた有権者は「国民が団結できる党に」「外交関係改善を」と期待を込め、一票を投じた。

総務省によると、世界全体の在外選挙人名簿登録者数は10万6156人(3日現在)。名簿登録する在外公館の管轄地域に3カ月以上住んでいる有権者が投票できる。《共同通信》

【日本未来の党・嘉田由紀子代表】比例名簿遅れ「党首の調整不足」

日本未来の党の嘉田由紀子代表は5日朝、比例代表の名簿提出が大幅に遅れたことに関し「党首としての調整不足。おわび申し上げる。必要があれば皆さんが納得いく形で説明したい」と話した。都内で記者団の質問に答えた。

名簿順位をめぐり党内で意見の対立があったのではないかとの見方については「党内部の問題なので、報告を受けてから説明したい」とした。《共同通信》

【中村勘三郎さん】死去

江戸時代の芝居小屋を再現した「平成中村座」など歌舞伎界に新風を吹き込み、テレビや映画、現代演劇などでも活躍した人気歌舞伎俳優、中村勘三郎さんが5日午前2時33分、急性呼吸窮迫症候群のため東京都文京区の病院で死去した。57歳だった。

勘三郎さんは平成24年6月、食道がんを公表。7月に摘出手術をし、回復が伝えられたが、抗がん剤治療などにより免疫力が低下、肺炎を患い、重篤な状態が続いていた。《産経新聞》



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