平成8732日目

2012/12/04

【第46回衆院選】公示

民主党政権が継続するか、自民、公明両党が政権奪還するかが最大の焦点となる第46回衆院選は4日、公示され、1504人が立候補を届け出た。候補を擁立した政党は12党で、小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降では最多となった。候補者数も、現行憲法下で過去最多となった。

各党党首は、原子力・エネルギー政策や経済再生、消費増税、環太平洋経済連携協定(TPP)など様々な争点を掲げ、全国各地で支持を訴えた。投開票は16日に行われる。《読売新聞》

衆院選が公示された4日午前、各党党首らは東京電力福島第1原発事故の被害が大きい福島県内など全国の街頭に立ち、第一声で独自色をアピール、16日の投開票に向け舌戦の火ぶたを切った。

民主党代表の野田佳彦首相は福島県のJRいわき駅前で「原発依存社会から決別する。しなければいけないことを前に進めるか、昔の政治に時計の針を戻してしまうのかが衆院選で問われている」と決意を示した。

自民党の安倍晋三総裁は福島市で「日本の強い経済を取り戻さなければならない。断固として自民、公明両党で過半数を獲得し、政権奪還を目指す。負けるわけにはいかない」と訴えた。

日本未来の党の嘉田由紀子代表は福島県飯舘村で「原発ゼロの社会を目指す。福島の事故後、原発を再生させ経済を発展させていくのは恥ずかしい」と表明。公明党の山口那津男代表は横浜市で「命を守る防災・減災対策を実行する。自民党と軸をつくり日本を立て直す」と力説した。日本維新の会の石原慎太郎代表は大阪・梅田で「日本はこのままだと沈む。みんなで一緒に維新をやろう」と呼び掛けた。

共産党の志位和夫委員長は東京・新宿で「本物の改革に踏み出す全力の戦いをする。民自公3党に厳しいノーの審判を下そう」と提唱。みんなの党の渡辺喜美代表は栃木県那須塩原市で「もう一度、成長する国家を取り戻そう。デフレから脱却し、まともな国家経営をする」と理解を求めた。社民党の福島瑞穂党首は福島県会津若松市で「生活再建、命を大切にする政治を実現する。憲法9条を絶対に変えさせない」と強調した。

新党大地の松木謙公代表代行は北海道北見市で「自分の信念は曲げない。環太平洋連携協定(TPP)には反対だ」と主張。国民新党の自見庄三郎代表は鹿児島県薩摩川内市で「官と民でけんかしても駄目だ」と指摘した。新党日本の田中康夫代表は兵庫県尼崎市で「TPPは日本を壊す『平成の壊国』にほかならない」と批判した。新党改革の舛添要一代表は東京・有楽町で「景気を良くしないで増税すべきではない」と力を込めた。《共同通信》




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【鳥取連続不審死事件】地裁、元ホステスに死刑判決

鳥取の連続不審死事件で、2件の強盗殺人罪などに問われた元スナック従業員A子被告(38)の裁判員裁判の判決で、鳥取地裁は4日、「都合の悪い存在を消し去ることで安泰を図ろうという冷酷、身勝手な動機の犯行だ。極刑で臨むほかない」として求刑通り死刑を言い渡した。A子被告の弁護側は即日控訴した。

弁護側は2件の強盗殺人を否定したが、野口卓志裁判長は、被告が事前に知人から睡眠薬を入手し「飲食物に混入するなどして被害者に服用させたと認められる」と指摘。その上で「犯行時間帯に現場に被害者と一緒におり、殺害の機会があったのは被告だけだ」と認定した。《共同通信》

【サッカー・中山雅史選手】引退会見

サッカーの元日本代表FWで、J1最多の通算157ゴールを挙げた中山雅史選手(45)=札幌=が4日、札幌市内のホテルで記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。多くの報道陣を前に、深々と一礼し「私、中山雅史は今シーズンをもちまして、第一線を退くことを決めました」とはつらつと話した。

愛称は「ゴン」。日本代表としてワールドカップ(W杯)は1998年フランス、2002年日韓の2大会に出場し、98年には日本のW杯初ゴールをマーク。Jリーグの磐田で得点王に2度輝いた。10年から札幌でプレーし、ことし11月には45歳2カ月1日のJ1最年長出場を記録した。《共同通信》

【第3回WBC】代表候補34選手発表

来年3月に開催される野球の国・地域別対抗戦、第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3連覇を狙う日本代表の山本監督は4日、代表候補34選手を発表し、阿部(巨人)や田中(楽天)、前田健(広島)らを選出した。

米大リーグ球団に所属する選手は選ばれず、国内でプレーする選手のみで構成された。投手では杉内や内海の巨人勢、今村(広島)らがメンバー入り。野手では稲葉(日本ハム)や井端(中日)のベテランに坂本、長野(以上巨人)、中田(日本ハム)らの若手も選出された。

来年2月15日から宮崎市で合宿を行い、WBCに出場する日本代表28選手が決まる。《共同通信》

【日本未来の党・小沢一郎前衆院議員】愛媛の役場前で遊説始動

日本未来の党の小沢一郎前衆院議員は4日、山あいの愛媛県久万高原町役場前で衆院選遊説をスタートさせ「霞が関を大改革し、都会でも地方でも安心して生活でき、子どもと女性が活躍できる社会づくりを政策の中心に据える」と訴えた。

午後1時すぎ、冷たい風が吹く中を待ち構えていた約300人の聴衆一人一人と握手を交わし、プラスチック製のミカン箱の上に立つと大きな拍手と歓声が上がった。

序盤に郡部を回り、都市部へと支持の波を広げる「川上戦術」。これまでも国政選挙で多用してきた手法で、発足間もない日本未来の躍進に向け決意を示した形だ。《共同通信》

【日本維新の会・橋下徹代表代行】卒原発は火星旅行と同じ

日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長は、衆院選が公示された4日昼、日本未来の党が公約した「卒原発」を念頭に「『10年後に原発ゼロ!』と叫ぶのは、『10年後に火星に行くぞ!』と叫ぶのと同じレベル」とツイッターで批判した。これに先立つ衆院選第一声でも、日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事を同様の文言で批判していた。

総務省は「公職選挙法は、ツイッターを含むインターネットでの選挙運動を認めていない」との見解。これについて橋下氏はツイッターで「バカみたいなルール」と批判。「前近代的な選挙事務すら変えられないような政治家が、国の行政を根本から変えられるわけがない」と決め付けた。《共同通信》



12月4日 その日のできごと(何の日)