平成8734日目
2012/12/06
【野田佳彦首相】反自民で巻き返し
野田首相は6日午後、静岡県掛川市で街頭演説し「将来を委ねるのは民主党か、自民党なのか。その勝負だ」と述べ、民主、自民両党の二大政党対決を強調した。自民党優位との衆院選情勢が報じられたのを受け、日本維新の会などの第三極へ分散する「反自民票」を民主党に呼び寄せ、巻き返しを狙う思惑だ。
一方、自民党の安倍総裁は大阪市での街頭演説で「20年までにあらゆる分野の指導的役割の3割を女性が担う社会を実現する」と表明、ソフト路線を打ち出して支持固めを図った。
首相は第三極について「理念や政策の方向性が見えない」と批判し、有力な選択肢にはなり得ないと指摘した。《共同通信》
野田佳彦代表は6日、遊説で愛知、静岡を訪れた。
掛川駅前の街頭演説では経済政策に多くの時間を充て、「政権交代の前は、一定の成長があっても、皆さんの給料は減り続けた。雇用が増えても賃金が増えなければ、成長しても意味がない。また、物価だけ上がってインフレになっても国民が苦労するだけ。今大事なことはどの分野が成長するか、どの分野で雇用を吸収できるかだ。エネルギーや医療・介護の分野とともに農林漁業を6次産業化して魅力ある産業、競争力のある産業に育てていける可能性がある」
「自民党の言うように10年間で200兆円、積算根拠もなく総額ありきの大盤振る舞いの公共事業は、バブル崩壊後に何回もやったが、バケツの水をザルに流し込むような結果になってデフレから脱却できなかった」などと述べ、雇用を生む成長分野を育てる経済政策への支持を訴えた。《民主党ニュース》
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【那智の田楽】世界無形文化遺産登録
文化庁は6日、パリで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の政府間委員会で、日本政府が提案した「那智の田楽」(和歌山県)の無形文化遺産への登録が決まったことを明らかにした。国内の無形遺産登録は21件目となる。
那智の田楽は約600年の歴史を持つ国の重要無形民俗文化財。同県那智勝浦町の熊野那智大社で毎年7月14日に開かれる例大祭で奉納される。
政府は綾子踊(香川県)、諸鈍芝居(鹿児島県)、多良間の豊年祭(沖縄県)なども提案していたが、審査件数を絞り込むユネスコの方針により今回の審査対象とはならなかった。《共同通信》
【ラグビー日本代表・ジョーンズHC】「歴史築き上げた」
ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチが6日、東京都内で記者会見し、欧州のテストマッチ(キャップ対象試合)で欧州勢から初めて白星を挙げた11月の遠征に「歴史を築き上げた。どうすれば世界のトップ10に入れるかという道筋が見えてきた」と手応えを話した。
日本代表は敵地でルーマニア、グルジアを破った。ジョーンズ・ヘッドコーチは、選手たちのメンタル面に成長の跡が見られたことを明かし「上を目指す心構えができてきた」と胸を張った。
課題は、体格の大きな相手に苦しんだスクラムと筋力不足と指摘。食事のプログラムや筋力トレーニングに取り組む考えを示した。《共同通信》
【楽天・嶋基宏捕手】プロ野球選手会8代目会長に選出
労働組合・日本プロ野球選手会は6日、大阪市内のホテルで定期大会を開き、新井貴浩会長(35)=阪神=に代わる8代目の新会長として、嶋基宏副会長(27)=楽天=を選出した。任期は1年。パ・リーグ所属選手が選ばれるのは初で、20代が就任するのも初めて。嶋は捕手として国学院大から大学生・社会人ドラフト3巡目で2007年に入団。東日本大震災が起きた昨年は、被災地チームの選手会長として復興支援に尽力した。《スポニチ》
【民主党】逆風に衝撃
衆院選の序盤情勢を巡る世論調査で「自民党が過半数の勢い」と報じられた6日、強い逆風が明らかになった民主党には衝撃が走った。野田佳彦首相(民主党代表)や輿石東幹事長ら党幹部は6日夜、党本部に集まり、今後の選挙戦略を協議した。
他の候補と競る約80の選挙区を「重点区」とし、首相や岡田克也副総理、細野豪志政調会長らを集中的に投入する方針を確認。資金面の支援も並行して実施する。《日経新聞》
【藤村修官房長官】北朝鮮のミサイル対応、発射30分以内に会見
藤村修官房長官は6日午前の記者会見で、北朝鮮が長距離弾道ミサイルの発射実験を強行した場合、米軍情報などで発射を確認して自治体や報道機関に一報を連絡してから30分以内に会見を開く方針を示した。情報発信を自身に一元化する考えも強調した。
政府は4月に北朝鮮が打ち上げに失敗した際、確認に手間取り国民への情報提供が遅れて批判を浴びた。藤村氏は「(4月のケースを)相当、検証した。しっかり対応したい」と述べた。《共同通信》