平成4350日目
2000/12/05
この日のできごと(何の日)
【第2次森改造内閣】発足
第二次森改造内閣が5日、発足した。森喜朗首相は来年1月の中央省庁再編に対応した閣僚を配置、行政改革を重要課題に位置付け、行政改革担当相兼沖縄・北方対策担当相に、1府12省庁体制をつくり米軍普天間飛行場移設の道筋を付けた橋本龍太郎元首相(橋本派)を起用した。
財務相となる宮澤喜一蔵相(元首相、加藤派)、河野洋平外相(河野グループ)が留任、新憲法下で初めて首相経験者2人が同時に閣内に入った。
森首相は5日夜、官邸で記者会見し「行政改革に内閣一丸となって取り組む」と決意を表明。「21世紀の日本新生に向けて経済、社会構造改革を進める『実行と責任の内閣だ』と強調した。
先の内閣不信任決議案をめぐる自民党内の抗争で求心力が低下、支持率の低迷にあえぐ首相は、各派閥の幹部クラスも加えた重厚な陣容で政権立て直しに全力を挙げる方針だ。
ただ、今回の改造では加藤、山崎両派の不信任案採決の衆院本会議欠席組を排除し挙党態勢を構築しなかったことや、不用意な言動を繰り返す森首相の「退陣論」が党内にくすぶっていることから、政権運営に依然不安を残している。《共同通信》
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【第29回ベストドレッサー賞】授賞式
ことしを代表するおしゃれな人を選ぶ第29回ベストドレッサー賞(社団法人メンズファッション協会主催)に、シドニー五輪女子マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子さん(28)や、サッカー日本代表のフィリップ・トルシエ監督(45)ら7人が選ばれ、東京都港区のホテルで5日、授賞式が開かれた。
高橋さんの授賞理由は「さわやかな笑顔にだえもが魅了され、自分らしさを表現するおしゃれができる」など。黒のワンピース、首に茶色の毛皮というシックな装いで出席した高橋さんは「マラソンのストレスがおしゃれでバランスを取ることができ、いっそう走ることに集中できます」と話した。
受賞者は高橋さん、トルシエ監督のほか、作家の浅田次郎さん(48)、歌手の浜崎あゆみさん(22)、俳優の伊藤英明さん(25)、水野誠一参院議員(54)、大手レコード会社エイベックスの依田巽会長兼社長(60)。全員が初受賞だった。《共同通信》
【プロ野球選手会】交流試合を提案
労働組合・日本プロ野球選手会は5日、大阪市内のホテルで総会を開き、経営者側が来季からの実施を決めているシーズン140試合制に対し、130試合をベースに他リーグ6球団と2試合の交流試合を行う142試合制を提案し、交渉を進めていく方針を全会一致で決議した。
選手会では単純に5試合を増やす経営者側の決定に納得がいかないとしている。古田敦也会長(ヤクルト)は「ファンを一番に考えての試合増なら協力する」と表明。来季からの実施を目指して交渉を続ける。《共同通信》
【阪神・川尻哲郎投手】代理人同席で交渉
阪神の川尻哲郎投手(31)は5日、兵庫県西宮市の球団事務所で代理人(弁護士)を同席させて契約更改交渉に臨んだ。
今季、阪神ではただひとりの2ケタ勝利を記録した川尻は、今季の年俸5900万円からアップを提示されたが保留した。21日に再び代理人同席で交渉を行う。
約2時間の交渉で、代理人の小野博郷弁護士(45)は過去数年間の成績も査定の考慮に入れるよう球団側に要望。今季はチーム全体で57勝(78敗1分け)にとどまったことから、「川尻投手は上位球団なら13、14勝はできた」として、阪神での10勝の価値を主張したという。
川尻は「自分だけでは(球団に)言えない部分も出てくるが、(今回は)代理人にアドバイスをいただける」と話した。
球団側の野崎勝義専務取締役は「非常に違和感があった。(球団関係者以外の)外部の人が入っているからだと思う」と代理人交渉に不満を示した。《共同通信》
【政界談話室】
○・・・民主党の鳩山由紀夫代表は5日、第二次森改造内閣に田中真紀子氏が入閣しなかったことに関し、記者団から感想を求められると「派閥の間で、田中さんが入閣したら森内閣の人気が出るからまずいという声があったと聞いている」と解説。返す刀で「森喜朗首相をあそこまで批判しながら、入閣に努力していたとしたら田中さんの行動も不可解だ」と批判した。とはいえ、鳩山氏もかつては菅直人幹事長の国民人気に頼っていた時期があっただけに、思いは森首相と同じとの指摘も。《共同通信》
【鈴木その子さん】死去
独自のダイエット法で知られ、美白ブームを生んだ美容・料理研究家の鈴木その子さんが5日午前4時45分、肺炎のため死去した。68歳。東京都出身。
拒食症で長男を亡くしたことをきっかけに「やせたい人は食べなさい」をうたった「鈴木式ダイエット法」を考案。健康食品の開発、販売に取り組んだほか、拒食症の人々を救う活動にも従事した。欧米化した食生活を、ご飯、魚、煮野菜などの日本食中心に切り替える健康法は多くの支持者を生んだ。《共同通信》
【この日の民主党】
鳩山代表が有明貯木場埋め立て予定地を視察
民主党の鳩山由紀夫代表は5日、東京都が埋め立て計画を進めている東京都江東区有明北地区の貯木場を訪れた。
この貯木場は、その広さから通称「十六万坪」ともいわれ、面積は約35ヘクタール。東京都の臨海副都心開発の一環として、宅地や商業地にするために、現在埋め立てのための浚渫工事が行われている。
午前6時30分過ぎから始まり、およそ2時間にわたった海上からの視察には、埋め立てに反対する「守る会」の人達や、釣り船業者の方々も多数参加。視察に合わせて約30隻の漁船による海上デモも行われた。船上で「守る会」世話人の鈴木康友さんは、「ここは、東京湾に生息する魚達の稚魚が育つ場所。ぜひ残して欲しい」と訴えた。
視察後の会見で鳩山代表は、「海の男と自負される石原都知事にこの海を見ていただき、周辺に未利用の土地が余っている状態で、新たな開発が必要なのかどうかよく考えていただきたい」と語り、「ハゼや小魚の最後の楽園をつぶすような無駄な公共事業を考え直して欲しい」と話した。
視察には、仙谷由人、佐藤謙一郎、前原誠司、金田誠一各衆院議員と、林ともじ、馬場裕子両都議会議員が参加した。
全国キャラバン「おかしなことなくし隊」報告・福島
地元参加者(和田洋子参議院議員・増子輝彦衆議院予定候補)
キャラバン参加衆議院議員(田中甲・近藤昭一・山村健・今野東・井上和雄・大島敦)郡山駅朝立ち
和田洋子参議院議員
「この5年間、たくさんのおかしいことに遭遇しました。特に今の農政はおかしいです。は元気な農村を作りたいと思います。農家の人たち生き生きとして、生活が保障されて安心できる社会をつくりたい。」今野東衆議院議員
「今日、内閣改造です。何人かの顔ぶれが明らかになっていますが、まったく新鮮味がない人たちばかりだと思いませんか?この人たちに任せられますか?本当に世の中を変えるには内閣改造ではなく政権交代ですね。」田中甲衆議院議員
「皆さんから議席を預かった民主党が、みなさんのおかしいと思ったことを国会へ伝えていきます。選ばれる側の人間が、選ぶためのルールを勝手に考えるのはおかしいと思います。」増子輝彦衆議院議員
「今日は官庁のボーナスの日ですね。国民の給与は下がるばかりです。こんな社会にしたのは自民党です。私はもともと自民党でしたが、日本の政治を変えるために覚悟をして離党しました。加藤紘一さんが、お金とポストに執着してしまい、国民のために働く覚悟をできなかったことを残念に思います。」増子後援会主催のゲートボールの会の集まりにて
和田洋子参議院議員
「自民党は医療費を上げようとしています。税金を取りやすくてあまり反対しないところから取ろうという発想です。この政治を変えることが、私たちの仕事です。」今野東
「子供には、英語ばかりでなく、ちゃんと地域の言葉を教えるべきですよね。おじいちゃん、おばあちゃが、孫に方言を話して通じないことがあるといいますが、地域の文化を大事にするべきですね。」田中甲
「千葉選出の衆議院議員の田中甲です。実は、私ももともと自民党です。しかし、おかしな政治をやっている自民党を覚悟を決めて離党しました。この地元の増子さん も、国の政治の流れを変えるために、あえて自民党を離党しました。みなさん応援してください。」近藤昭一
「介護保険は実情のわからない官僚が勝手に作ったものです。例えば、「お年寄りはみんな水戸黄門が好きだ。」とか、そんな偏見に満ち溢れています。でも、必ずしもそうではないですよね。そんな、みなさんの声を聞くために全国をまわっています。」山村健
「自民党からは「有能な候補者をどんどんと民主党が横取りしている」と言われています。しかし、現実、自民党は親が議員でないと立候補できないのです。自民党の 若手は、みんな2世、3世ばかりですね。」街頭宣伝車で市内遊説
福島駅東口街頭演説
近藤昭一
「選挙の時だけ国民の声を聞くふりをする政党多いですよね。私たちはこんな普段の時から全国を回って、このような国民の声を聞くためのハガキを配っています。 どうか、みなさん、声をお寄せください。」山村健
「自民党のなかにも市民のために今の政治を変える必要があると認めている人はいます。しかし、加藤紘一さんも、自民党の明日を作る会も、結局、口で言っていたことを否定しました。不信任案の時に、保身のために国民を裏切って、森政権を続けさせました。大島あつし
「民主党は開かれた政党です。わたしのように、一般市民が候補者公募を受けられます。普通のサラリーマンが国会議員になれる政党です。」田中甲
「オレンジ共済の友部さんがいまだに議員です。それっておかしいと思いませんか。刑務所の中にいるのに、いまだに税金から議員歳費を受け取っているんですよ。」全国キャラバン「おかしなことなくし隊」報告・山形
参加議員(田中甲・近藤昭一・山村健・今野東・井上和雄・大島敦)
地元参加者(近藤洋介山形2区総支部長) 前回の国会の主役?だった加藤紘一さんのお膝元の山形。当然、話題になりました。つばさ105号で福島から米沢へ
米沢市役所前街頭演説
雨の中、たくさんの近藤洋介後援会のみなさんが観衆として駆けつけてくださいました。
大島あつし衆議院議員
「KSDの件をみなさんは、どう思いますか?労働省の公益法人です。250億円を集めて、そのうち80億円しか目的のために使われていませんでした。のこり170億円は自民党の政治献金や遊びとかに使われています。自民党からの圧力からか、なぜか労働省も対策をうてませんでした。」近藤洋介(山形2区総支部長)
「いま、全国に山形の人間はうそつきだと思われています。山形の加藤紘一は、自民党政治のおかしさを認めながら、自らを利権政治から決別できませんでした。残念です。」居酒屋にて
山形市民の方々と本音でトーク。70人ぐらいの方々と一緒に鍋を食べました。 市民の方から「国会議員さんが、あまりにも気さくで普通の人たちだからびっくりしました」という声がでていました。《民主党ニュース》