平成7999日目

2010/12/02

【この日の菅直人総理】

仲井眞沖縄県知事あいさつ

平成22年12月2日、菅総理は総理大臣官邸で、沖縄県の仲井眞弘多知事よりあいさつを受けました。

菅直人首相は2日午前、沖縄県知事選で再選を果たした仲井真弘多知事と首相官邸で会談した。知事は沖縄の米軍普天間基地移設問題について「公約で訴えた県外移設の実現に向け、力添えをお願いしたい」と要請した。首相は「沖縄振興や普天間の問題を直接目で見て負担軽減の具体的な促進に取り組みたい」と述べ、沖縄訪問に強い意欲を示した。

首相は「知事の公約と違うかもしれないが、辺野古移設と同時に負担軽減に全力を挙げる。丁寧にやっていく」と述べ、5月の日米合意に沿って名護市辺野古に移設する方針を強調。知事が沖縄政策協議会の下の沖縄振興部会の年内開催を提案したことについては「できるだけ応じられるようにしたい」と語った。

会談には仙谷由人官房長官も同席した。仙谷長官は会談に先立つ2日午前の記者会見で「沖縄県知事選が終わってすぐ後であり、北朝鮮による砲撃事件以降の状況もある」と述べ、首相の早期の沖縄訪問に慎重な見方を示した。《日経新聞》

普天間問題「期限切らず」

菅直人首相は2日夜、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題について、期限を設けずに沖縄県側と対話を続け、同県名護市辺野古古崎への移設実現に取り組む方針を表明した。官邸で記者団に「日米関係の重要問題だが、期限を切ることは考えていない」と述べた。来春に予定される首相訪米前の決着は極めて困難な情勢だ。《共同通信》

菅直人総理(代表)は2日夜、官邸で記者団から仲井真沖縄県知事との会談について問われ、「再選のお祝いを申し上げると同時にいくつかの話をした」とコメント。米軍普天間飛行場の県外移設を主張した知事の公約は承知しているとしたうえで、「政府としては5月28日の日米合意を踏まえ、それに加えて沖縄の基地負担の軽減のために全力を尽くしていきたい。経済問題にも取り組みたい」と述べ、いろいろと話し合っていくことをお互い了解できたのではないかとの所感を示した。沖縄訪問については適切な時期を検討しているところだとして、米軍普天間飛行場の移設問題については「期限を切ってうんぬんという形では考えていない」と、来春に予定されている訪米までの決着にこだわらない考えを示した。

また、1日に開かれた馬淵澄夫国土交通大臣と八ツ場ダム事業に参加している東京、群馬など6都県知事との会談において、6都県が現在留保している本年度ダム事業の負担金支払いに応じることで合意したことについての質問には、「馬淵大臣が努力して関係知事との話しのなかで何らかの前進があったことはよかったなと思う」と述べたうえで、建設そのものについては、「特に前提条件をつけないで検証するという姿勢は全く変わってない」と強調した。《民主党ニュース》




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【 FIFA】2022年W杯開催地をカタールに決定

国際サッカー連盟(FIFA)は2日、スイスのチューリヒで理事会を開き、22人の理事の投票でワールドカップ(W杯)2大会の開催地を決め、2022年大会は招致を目指した日本が落選して中東初のカタールとなった。日本は初の単独開催を逃した。

18年大会には旧ソ連、東欧で初開催となるロシアを選んだ。FIFAのブラッター会長が理事会後に発表した。ロシアは14年ソチ冬季五輪に続いてビッグイベントを開く。《共同通信》

【早大・大石達也投手】西武入団に合意

6球団が競合した末に西武がドラフト1位で指名した早大の大石達也投手(22)=185センチ、86キロ、右投げ左打ち=が2日、東京都内のホテルで西武と交渉し、契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1500万円で入団に合意した。

契約交渉を終えた大石はほっとした表情で「まだスタートラインに立っただけ。早く1軍で投げられるように頑張る」と意気込みを口にした。西武では先発として期待されている。「涌井さんや岸さんと、いい投手が多いのでいろいろ教わりたい。同世代の選手に負けないように頑張りたい」と話した。(金額は推定)《スポニチ》



12月2日 その日のできごと(何の日)