平成1057日目

1991/11/30

この日のできごと(何の日)

【渡辺美智雄外相】天皇陛下の訪中を検討

渡辺外相は30日、宇都宮市内で開かれた会合で講演し、来年の中国との国交回復20周年に天皇陛下の中国訪問を検討していることを明らかにした。

渡辺外相は「中国は天皇に来てもらいたいと言っているので、その方向で考えている。過去のことはいわずに、前を向いて関係をしっかりつくっていきたい」と述べた。

具体的な日程については、今後、宮内庁とも調整をはかっていくという。《中日新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【大阪府立渋谷高・中村紀洋選手】近鉄入団決定

ドラフトだより・30日

近鉄が4位で指名した渋谷高・中村紀洋投手(18)=180センチ、78キロ、右投げ右打ち=の入団が決まった。河西チーフスカウトと堀井スカウトが大阪府池田市の渋谷高で本人に長谷監督、両親を交えて話し合い、契約金4000万円、年俸430万円の条件で合意した。

中村は投手としてドラフトで指名されたが、2年生の春に三塁手で甲子園に出場しており、近鉄も内野手として育てる方針。《中日新聞》

【自民党・綿貫民輔幹事長】コメ開放「米、ECにらみ対応」

自民党の綿貫幹事長は30日午後、地元の富山県砺波市で会見し、コメの市場開放問題について「新多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)は世界の土俵に乗るということだから、ぜひ成功させなければならない」と述べた上で「横にらみで考えていく問題だ」と述べ、米国と欧州共同体(EC)との交渉の推移を見ながら対応すべきだとの考えを明らかにした。《共同通信》

【秋篠宮文仁親王殿下】26歳の誕生日

秋篠宮さまが30日、26歳の誕生日を迎えられた。長女眞子さまの誕生から約一か月、側近によると父親の自覚も日々深まっている様子で「初めての子供が生まれ、記憶に残る一年だった」と誕生日の感想を述べられたという。

眞子さまは一か月健診時の測定で体重が誕生時より約800グラム、身長が5センチ伸びるなど順調な成育ぶり。秋篠宮さまは天気のいい日には外気浴のため抱いて庭に出たりもされるという。《読売新聞》

【ソ連・ゴルバチョフ大統領】ウクライナ独立に警告

ソ連のゴルバチョフ大統領は30日、タス通信とのインタビューの中で、「ウクライナの繁栄は、新連邦の中でこそ確保されるもの。この重要な点が、選挙キャンペーンでゆがめられている」と断言、1日の大統領選および連邦からの独立に関する国民投票で「独立」への歩みを強めようというウクライナ共和国に対し、あらためて警告した。

また、ゴルバチョフ大統領は、ウクライナ第二の都市ハリコフやクリミア自治共和国が、「ロシアとの歴史的な緊密さを維持していることを忘れるべきではない」と述べ、暗に、ウクライナの「独立」が、ロシア共和国との間の領土紛争に発展する可能性を指摘した。《読売新聞》



11月30日 その日のできごと(何の日)