平成7698日目
2010/02/04
【大相撲・朝青龍関】現役引退を表明
大相撲の横綱朝青龍関(29)=モンゴル・ウランバートル市出身、高砂部屋=が4日、自身が初場所中に泥酔して知人男性に暴行したとされる問題の責任を取り、引退を表明した。横綱が不祥事をきっかけに現役を退くのは、1949年に休場中に野球観戦した前田山、87年12月に失跡騒ぎを起こした双羽黒の例があり戦後3人目。
朝青龍はこの日午後、日本相撲協会の理事会に急きょ呼ばれ、問題の経緯を説明した。看板力士の度重なる不祥事に理事からは解雇や長期出場停止という厳しい処分を求める声が相次いだ。一度退席していた朝青龍側にその雰囲気が伝えられると、自ら身を引く決意を固め、再び理事会に戻り、「お世話になりました」と告げた。事実上、引退に追い込まれる形となった。日本国籍を持たず、親方として協会には残れないが、3千万円を超える退職金は支払われる。また、監督責任を問われ、高砂親方(元大関朝潮)の役員待遇委員から主任への2階級降格も決まった。
朝青龍は、2005年に史上初の7連覇を達成。幕内優勝回数も歴代3位の25度だが、トラブルも絶えず「横綱の品格」が問題視されてきた。朝青龍は引退会見で「師匠と話し合い、引退を決めた。横綱の責任を感じ、迷惑をかけた。モンゴルの大草原の少年を横綱まで支えてくれて、感謝している」などと話し、涙を浮かべる場面もあった。泥酔暴行問題の真相については「この話は控えたい」と述べ、協会からも経緯説明はなかった。《朝日新聞》
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【この日の民主党】
小沢一郎幹事長、続投表明
小沢一郎民主党幹事長(67)の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、東京地検特捜部は4日、政治資金規正法違反の疑いで告発されていた小沢氏を嫌疑不十分で不起訴とした。
小沢氏は同日夜「幹事長の職責を返上しないといけないとは考えていない」と続投を表明。鳩山由紀夫首相は「検察は公正な立場から判断したと受け止めている」と述べた。《共同通信》
政権交代して良かったと国民が信じる日のために全力 輿石参院議員会長
輿石東参議院議員会長(幹事長職務代行)は4日午後、国会内で定例会見を行い、同日の参議院決算委員会と今後の国会対応について語った。
決算委員会で自民党の丸山議員が鳩山首相に「歴代の総理と違って道徳心がある。そういう人だからこそ政治とカネの問題にもきちんと答え、国民の期待に応えてほしい。そうでないともったいない」という趣旨の質問をしたことについて、輿石会長は「全くその通りだ。私はこの一連の問題について、必ず時間が解決してくれるだろう。真実は一つと言ってきた」と述べた。
そのうえで、「国民の皆さんに、政権交代して良かったと信頼される日も間近いと信じている。そのために全力を尽くしたい」と表明した。《民主党ニュース》
【この日の鳩山総理】
石川議員の出処進退「自身が考えるべきこと」
鳩山由紀夫総理(代表)は4日夜、官邸内で記者団の質問に答え、石川知裕衆議院議員(北海道11区選出)が政治資金規正法違反の疑いで起訴されたことにつき、「党の代表として申し訳なく、お詫びする」との遺憾の意を表明した。また、「どこに真実があるのか冷静に見守っていく。出処進退は(石川議員)自身が考えるべきこと」と述べた。《民主党ニュース》