平成7696日目

2010/02/02

【この日の鳩山総理】

岡田外相の発言に不快感

鳩山由紀夫首相は2日夜、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の継続使用の可能性に触れた岡田克也外相の発言に対し「周辺の安全性を確保するためにゼロベースで検討している。もともとの場所に戻ってきたという話では、答えにならない」と述べ、外相発言に強い不快感を示した。

一方、岡田氏は記者会見で「最悪の場合、今のままになりかねないとの危機感を表した」と継続使用の可能性に重ねて言及、政府内の足並みの乱れが鮮明になった。《共同通信》

鳩山由紀夫総理(代表)は2日夕、官邸で記者の質問に答え、普天間基地移設問題について昨日1日、岡田克也外務大臣が継続使用もありうるとも取れる発言をした件に関連しての問いに「もともとのスタートが普天間の基地の移設問題である」と改めて言及。騒音の問題を含めて、基地周辺住民の安全が脅かされているなか、だからその基地を何としても移設しなければならないというところからスタートし、その移設先をゼロベースで探していくことであると説明。「そもそもの発端が普天間基地の移設にあるわけだから、それが最終的に『また戻ってきた』と言う話では答えにならないと思う」と強調。そのうえで「そのことは外務大臣も理解している」として、ゼロベースをどう捕らえるかという話のなかで出てきた発言にすぎないとの見方を示した。

また、財政事情を考慮すると子ども手当ての満額支給は厳しいとの声があることに関しては「可能かどうかということよりも私どもはマニフェストに従って、国民の皆様方に信を問うたわけだから、そのことをとことん追求するべき」と指摘。従って、「満額の支給に向けてできる限り努力する。財務関係の方からすればむずかしいという思いもあるかもしれないが、一般会計や特別会計を合わせたなかでトータルとしてムダがどこにあるかという徹底的な第2弾の事業仕分けに最大の力を傾注すべきだと表明。「その先の話をするべきではない。むしろ今は満額支給できるように最大限努力するのが政府の務めだ」とした。

中国の軍拡については、「政府としては中国の軍事費が20年以上、2ケタ以上の伸びをしていることに対してはやはり、隣国ですから注視しなければならない」とし、「世界に向けてもっと透明性の高さを求めていきたいと思っている」と語った。

さらに、党首討論への意気込みを問われ、「それ以前の問題として、毎日予算を含めてすでに谷垣総裁や山口代表とも議論している」と述べ、一日一日をこなしていくことがすべてだと思っているとの認識を示すと共に、党首討論大いに結構だと思っているとした。《民主党ニュース》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【サッカー・国際親善試合】日本0−0ベネズエラ

Embed from Getty Images

国際親善試合、キリン・チャレンジカップは2日、大分・九州石油ドームで行われ、国内組で臨んだ日本代表はFIFAランキング50位のベネズエラ代表と0―0で引き分けた。

日本にとっては6月開幕のW杯南アフリカ大会に向けた強化の一環で、6日に開幕する東アジア選手権に出場する23人を決めるテストも兼ねる一戦。岡田ジャパン初招集で代表戦出場は06年W杯ドイツ大会以来となるMF小笠原(鹿島)が先発メンバー入りした。

その小笠原は立ち上がりに好シュート。前半15分、MF中村憲の横パスを中央で受けると、反転して右足で鋭いシュート。相手GKの好守に阻まれたが、3年7カ月ぶりの代表戦で実力を見せつけた。しかし、ベネズエラの厳しいチェックに苦しんだ岡田ジャパンは思うようにボールをつなげず、決定的な場面はほとんどないまま、前半は0―0終了した。

後半から攻撃がかみ合い出した日本は、同14分に1月6日のアジア杯予選イエメン戦でハットトリックを達成したFW平山を投入。サイドからのクロスに再三ヘッドで飛び込んだが、ゴールを決めることはできなかった。日本はその後もFW佐藤、MF金崎ら攻撃的な選手を投入したがベネズエラの堅い守備を崩せず、2010年の国内初戦はスコアレスドローに終わった。《スポニチ》



2月2日 その日のできごと(何の日)