平成6168日目

2005/11/27

【大阪市長選】関淳一氏が再選

大阪市長選は27日、投開票され、無所属の前市長の関淳一氏(70)(自民、公明推薦)が、前民主党衆院議員の辻恵氏(57)、前共産党市議団長の姫野浄氏(70)(共産推薦)、元会社員の松下幸治氏(33)の無所属の新人3人を破り、再選された。関氏が市長を辞職して再出馬した異例の出直し選で、2期目の任期は公職選挙法の規定で1期目の残り任期と同じ2007年12月18日まで。投票率は33・92%で、前回を0・61ポイント上回ったものの、過去4番目の低さだった。《読売新聞》




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【大相撲九州場所千秋楽】横綱朝青龍関、年間最多勝記録「84」に

大相撲九州場所千秋楽(27日・福岡国際センター)前日に史上初の7連覇と年6場所完全制覇を決めた横綱朝青龍は大関千代大海を下して14勝1敗、史上1位の年間最多勝記録も84に伸ばした。

朝青龍は千代大海の押しをしのぎ、もろ差しで寄り切った。千代大海は11勝4敗。大関昇進を事実上決めた関脇琴欧州は大関魁皇の上手投げに敗れ11勝4敗、魁皇は10勝5敗。小結旭天鵬は関脇琴光喜を破り勝ち越しを決めた。関脇、小結が全員勝ち越したのは2000年春場所以来。

三賞は優勝した横綱に土をつけた琴欧州が殊勲、敢闘賞を獲得。敢闘賞は雅山と栃乃花も受賞、時天空が初の三賞となる技能賞に輝いた。十両は闘牙が12勝3敗で初優勝した。《共同通信》

【小泉純一郎首相】朝青龍に「新記録、大記録、見事だ」

「新記録、大記録、見事だ。おめでとう」。小泉純一郎首相は27日、福岡市博多区の福岡国際センターで大相撲九州場所千秋楽を観戦。史上初の7連覇と年間6場所完全制覇を達成した横綱・朝青龍にこう絶叫して偉業をたたえ、内閣総理大臣杯を手渡した。

首相は取組終了後、朝青龍を前に表彰状を読み上げ、館内が静まるまで一呼吸置いて、お祝いの言葉。重さ40キロ余りの優勝杯をよろけながらも1人で抱えて笑顔で授与した。首相は、昨年7月に4連覇を遂げ官邸を訪れた朝青龍に対し、年間完全制覇をすれば総理大臣杯を直接渡すことを約束しており、「公約」を守った。大相撲観戦は、横綱貴乃花(当時)が優勝した2001年夏場所以来で、熱戦に拍手を送った。《共同通信》

【この日の民主党】

「災害とNPO」をテーマに、新潟で意見交換会を開催

民主党NPO局は27日、新潟市内において「災害とNPO」をテーマにNPO団体との意見交換会を開催した。昨年7月の中越豪雨、10月の中越地震、そしてそのあとの記録的な豪雪とこの間新潟県下では自然災害が相次いだ。現地では災害発生時から多くのボランティア、NPOが支援活動に取り組んできているが、彼らの取組みは行政が見落としがちな様々な課題に及んでいる。

今回の意見交換会では5名のNPO関係者に出席いただき、それぞれの活動分野から政策提言を受けた。まずNPO法人・米ニケーションセンターの豊永有氏。同氏は腎臓病などにより日常的に食事制限を必要とする方が被災者となったときに備え、自治体などが低たんぱく米を備蓄することを提案。

NPO法人ヒューマン・エイド22代表の椎谷照美氏は、避難所での授乳やオムツ替えなどの困難な状況を説明、母子のもつハンディキャップを改善するため離乳食などの備蓄や災害時の子育て支援専門窓口の設置、避難所での授乳スペースの確保等を訴えた。

中越地震災害支援市民ネットワーク事務局長の金子博氏は、県外・市外からの救援物資搬入車両のために交通が麻痺した実態から、救援物資は被災地自治体のひとつ外側の自治体で受け、被災地要請の分だけ都道府県自治体が搬入する仕組みづくりなどを提案。

NPO法人・新潟県災害救援機構理事の栗崎利幸氏は、災害救援団体に寄付が集まりやすくなるような環境整備、ボランティア休暇制度の改善、必要なときに必要なボランティアを派遣する仕組みの構築などを訴えた。

また、意見交換会のコーディネータを務めた新潟NPO協会の金子洋二氏は、数多くある難解・複雑な災害関係の法律・制度の整理統合、被災者ニーズに柔軟に対応できるよう被災者生活再建支援法の根本的見直し、中山間地再生の視点からの災害対策の構築などを提言した。

民主党からは、NPO局長の近藤昭一議員をはじめ、森ゆうこ、西村智奈美、菊田真紀子、水岡俊一、鷲尾英一郎各衆参議員が出席。ボランティアコーディネートのあり方やボランティア活動への政策支援などについて熱心な意見交換行った。《民主党ニュース》



11月27日 その日のできごと(何の日)