平成7261日目
2008/11/24
【この日の民主党】
岡田副代表、富山1区・村井議員と富山市で演説 政権交代を訴える
岡田克也副代表は24日夕方、富山市で開かれた富山県連主催の集会に出席し、約400人の聴衆を前に、富山県1区総支部長の村井宗明衆議院議員とともに現在の政局について国民の立場から語った。
岡田副代表は冒頭「本来であれば1週間後に投票が行われるはずだった。この状況に緩むことなく政権交代実現に向かって活動を進めていこう」と満員の参加者に呼びかけた。
そのなかで3年前の総選挙から振り返り、「小泉総理は郵政民営化によって、バラ色の未来がやって来ると国民に訴えて勝利したが、結果は障害者自立支援法の改正、定率減税の廃止、後期高齢者医療制度の導入など、庶民に痛みばかりを押し付けた」と指摘した。
さらに福田前首相の辞め方にふれ、「誰のために政治をやっているのか?国民に一言の謝罪もなく去って行った。麻生政権に至っては与党をもコントロールできていない」との見方を示し、「長期政権の弊害だ。完全に政権能力を失っている」と批判した。
そのうえで次期米大統領のオバマ氏の勝利をひき合いに、「日本にも政権交代が行われる政治を実現するために15年がんばってきた。政権交代が結果ではない、スタートだ。民主党は村井さんのような若い人達も力をつけてきた。国民のために、官僚組織をコントロールした政権運営に自信がある」と述べ、民主党へのより一層の支持を求めた。
それに応えて村井議員は「参議院選挙の勝利で、私たちの仲間が提出した法案が国会で通るようになりました。残念ながら重要法案は与党の反対で廃案にされている。年金・医療はもちろん、天下り・税金のムダ使いを廃し、真の国民のための政治が行われるよう、小選挙区で民主党が勝利し政権交代を実現しよう」と熱く語り、会場に駆けつけた多くの支持者の喝采と共にたたかい抜くことを誓い合った。《民主党ニュース》
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【大阪府・橋下徹知事】「得意分野で夢実現を」
全国学力テストの結果が2年連続で低迷した大阪府教育委員会は24日、大阪市内で2回目の府民討論会を開催し、橋下徹知事は「子どもたちに得意分野を見つけてもらって、夢を実現させてあげたい」と訴えた。
討論会には約1700人が参加。小中学生の保護者らが「すべての責任を学校に押しつけてはいけない」「食育教育を充実させるべきだ」と意見を述べた。「競争だけが教育の目的でない」と、橋下知事の教育改革に異論も出た。
「学力日本一」を掲げる橋下知事は「人間力とか、きれいごとでは駄目。子どもに壁を乗り越える力を与えることが大人の責任だ」強調。府教育委員で立命館小副校長の陰山英男氏は、持論の「早寝早起き朝ご飯」や反復学習の有効性を訴え、家庭の支援を求めた。
10月に開かれた前回の討論会ではやじが目立ったため、今回は会場内での横断幕やビラ配布、進行を妨げる発言を禁止した。入り口で手荷物検査も実施され、大きな混乱はなかった。《スポーツ報知》
【阪神なんば線】開通前の見学会に大阪市民ら400人が参加
来年3月20日に開通する阪神なんば線の見学会が大阪市内で24日開かれ、小雨の降る中、市民ら約400人がトンネルや高架橋など約1・6キロの区間を歩いた。新線は市中心部にある阪神西九条駅と近鉄難波駅の約3・4キロを結ぶ。
見学会は午前9時スタート。西区の京セラドーム大阪近くの地下約30メートルに建設中の「ドーム前」駅から、トンネルを通って安治川に架かる高架橋まで歩いた。阪神、近鉄両社は開通に伴い、阪神三宮駅-近鉄奈良駅間を最長に、相互直通運転を行う予定。《共同通信》
【大相撲・安馬関】大関昇進で改名へ
大相撲九州場所で大関昇進を決定的にした関脇安馬が24日、福岡県太宰府市の伊勢ケ浜部屋で記者会見し、「モンゴルから来たとき、大関は遠い存在だった。横綱よりもかっこいいと思っていた」と笑顔で昇進直前の心境を語った。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は昇進を機に改名も考えており、変更する場合は25日にお披露目となる予定だ。
九州場所で優勝同点の13勝を挙げ、大関昇進の目安の一つとなる3場所合計33勝を上回る計35勝をマークした安馬だが、「まだ昇進したわけじゃないから」と慎重な受け答えに終始した。
日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は安馬の大関昇進を諮る理事会の招集を明言しており、26日午前の初場所番付編成会議と理事会で昇進が決まる。同日午後に協会の使者が伊勢ケ浜部屋を訪れて大関昇進を伝達することになるが、安馬は伝達式での口上に話題が及んでも、「まだ分からない」と繰り返すばかり。それでもときおり浮かべる笑顔に満足感がただよった。《産経新聞》